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大輪を咲かせていた【マンデビラ・ローズジャイアント】です。
キョウチクトウ科マンデビラ属の常緑つる性種で、南アメリカ(メキシコ~アルゼンチン)が原産地です。
花径は10センチはあり、ラッパ状の形態で先端が大きく開き、5枚の花びらに分かれています。
つる性ですのでフェンスなどに絡みつき、よく伸びて花を咲かせてゆきます。
同じ【マンデビラ】には、 「マンデビラ・ボリビエンシス(=サマードレス)」 という白い清楚な花もありますが、こちらは花径が5センチもなく、同属でありながらイメージがずぶんと異なります。
北アメリカ原産の本種は、1980年代に日本に来ていますが、学名的な【エボルブルス・ピロサス】という名前が難しく、アメリカ産の青色の花ということで、「アメリカンブルー」という名称で流通するようになりました。
ヒルガオ科エボルブルス属の一年性、もしくは多年草で、アメリカを中心に約100種ばかりが分布しており、東南アジアでは2種が確認されています。
葉は細かい毛が生え灰濃緑色をしており、花は青色の花径1~2センチと小さいです。
この時期には次々と花を咲かせ、開花期が長いので、楽しめる品種です。
ほふく性の植物ですので茎は横に伸び、花壇のグランドカバーとしてよく見かけます。
ヒルガオ科ですので、暗い時には花を閉じたままという特性があります。
本来は名称通り紫色の<舌状花>を持つ花ですが、白色の【ムラサキバレンギク(紫馬簾菊)】を見つけました。
キク科ムラサキバレンギク属の多年草で、別名として、属名のラテン名「エキナセア」、または「エキナケア」とも呼ばれています。
北アメリカ原産で、インディアンが薬草として使用していました。
風邪やインフルエンザ、ウイルスや細菌に対する体の免疫力を高める効果が根に含まれていますので、これを利用したサプリメントなども販売されています。
花の中央部の<筒状花>は盛り上がりを見せ、特に花の終わりにはさらに盛り上がった形になります。(写真の左側と右側を比べてみてください)
名称の馬簾(バレン)は、江戸の火消し役が用いた纏に下げられた細長い飾りのことで、下向きな<舌状花>の様子を見立てています。
純白の花が、夜の闇に浮かんで咲いていますと、優雅な感じがするとともに、妖艶な雰囲気が漂います。
ヒルガオ科の【ヨルガオ(夜顔)】ですが、きれいな花だけにサツマイモ属とのイメージがわきません。
熱帯アメリカ原産のつる性植物で、現地では多年草ですが、寒い日本では越冬出来ず1年草扱いで4~5月頃が種まきの時期です。
ロート状の花姿で、夕方から咲き始め、翌朝にはしぼんでしまう<一日花>です。
この【ヨルガオ】のことを、夕方から咲き出しますので「ユウガオ(夕顔)」と呼ばれる人が多いのですが、標準和名の「ユウガオ」はウリ科の干瓢を作る野菜で、まったくの別種です。
紫式部は『源氏物語』の中で、「ユウガオ(夕顔)」の<一日花>にたとえて、薄命のヒロインを「夕顔」と名付けています。
夜の時間帯にこの【ヨルガオ】の受粉を助けるのが「エビガラスズメガ」で、長い口吻で花の奥の蜜を吸い取りに飛んできます。
庭に「アサガオ」と 「ヒルガオ」 と「ユウガオ」を植えていますと、一日中花が楽しめ時計代わりにもなります。 そんな粋で風流なお庭、ないかな。
夏を代表する花木のひとつである【サルスベリ(百日紅)】が、きれいに咲き出しています。
ミソハギ科サルスベリ属の落葉中高木種で、中国南部が原産地です。
花は赤紅色と白色があり、<円錐花序>で、<蕚>は筒状で6裂し、花弁は6枚で波打つように縮れています。
幹の肥大に伴って古い樹皮のコルク層が剥がれ落ち、新しいすべすべとした樹皮が現われますので、滑って猿も登れないということで【サルスベリ】です。
一度咲いた枝先から再度芽が出て花をつけますので、一見長く咲き続けているように見えることから「百日紅」と表記されています。
「百日」から、「日々草」 や 「百日草」 、 「千日紅」 と「日」の付く花が思い付きます。
昔の人の方がよく花を愛で、季節を感じながら、一日一日大事に暮らしていた名残りかもしれません。
前回の 【オシロイバナ】(8) に対して、ブログル仲間の<エメラルド>さんから、「全面絞り模様がいいですね」とのコメントをいただきました。
それではと、気合いを入れて集めてみましたのが、写真の【オシロイバナ】たちです。
シリーズも(9)ともなりますと、説明することもなくなり、ただただ自然にできる絞り模様を、眺めていただければ嬉しいです。 ( 絞り模様も、合計40種になりました )
【セイヨウハッカ(西洋薄荷)】というよりは、「ペパーミント」と呼ぶ方が分かりやすいかもしれません。
シソ科ハッカ属の多年草で、原産地はヨーロッパ大陸です。
野草以上に生命力旺盛な植物で、舗道の脇で、道路にはみ出さんばかりに繁殖しておりました。
ハーブの代表的な一種で、独特のメントール臭がします。
抗アレルギー作用がありますので、「のど飴」などによく用いられていますが、私はバーボンの「ワイルドターキー」と「ミントの葉」で作る<ミントジュレップ>を思い出してしまいます。
淡紫色の花径5ミリ程度の花ですが、4本の雄しべと1本の雌しべがわかりやすく、円錐状の花穂を頂生させます。
「オランダハッカ(スペアーミント)」 と「ウォーターミント」の交配種です。
一般の個人住宅でなく、公共の植え込みに【ルリマツリ(瑠璃茉莉)】が咲いていました。
イソマツ科プルンバコ属、常緑半つる性低木種で南アフリカ原産ですが、日本では寒さで落葉するようです。
ルリ(瑠璃)とは青い色、マツリ(茉莉)は中国名のジャスミンのことですが、香りはありません。
花径は2センチほどで元は細い筒状の形をしており、先は5弁花、頂部に固めて咲き、手まり状になります。
花色は青色が中心ですが、白色も見かけます。
属名の「プルンバコ」は、ギリシャ語の「ブルンマム=鉛」を表す言葉で、ある種が鉛中毒に効果があるとも、根の色合いが似ているともいわれています。
大きな掌状の葉が魅力的な【ツピダンサス・カリプトラタス】は、アッサム~マレー半島が原産地で、ウコギ科シェフレラ(フカノキ)属の植物です。
別名として、「インドヤツデ」と呼ばれています。
「ブラッサイア」に似ていますが、大木にはならず、小葉は細長く数も多いのが特徴です。
耐陰性に貴和前手強く、室内のどこにおいても葉姿が乱れることが少ない観葉植物です。
暑く光沢のある葉に、ギザギザに切れ込んだ葉姿を持つ【フィロデンドロン・クッカバラ】は、サトイモ科フィロデンドロン属の常緑多年草で、南アメリカ原産です。
茎から、<気根>とよばれる根を伸ばし、空気中の水分を吸収し、その<気根>が地面(土)に達しますと、地中に根を喰い込ませてゆきます。
大きな「葉」をたくさん持つ観葉植物は、厄除けや悪い気を追い払うパワーがあるとされ、東北の方角や玄関・窓際に置くとよいと風水で人気が出ました。
最近は風水学も下火なのか、あまり見かけない【フィロデンドロン・クッカバラ】です。
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