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新型コロナウイルス感染症による感染拡大につき、国内最大級のファッションイベント『第30回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 SPRING/SUMMER』が29日、国立代々木競技場第一体育館で初の「無観客」で開催されています。
主催のW TOKYOは26日に「厚生労働省の発表を受け当社として慎重に検討を重ねた結果」として、延期や中止ではなく無観客開催を決定。「内容をより適した形で再構築」と説明し、LINE LIVE(生中継)とメディア配信も実施されています。
華やかなオープニングムービーが流れたあと、ランウェイのトップバッターを務めたのは<中条あやみ>。人気スタイリスト<野口強>氏プロデュースで、70年代のヨーロッパのファッションをオマージュした衣装で登場。その後、<三吉彩花>や<新木優子。も続いて登壇しました。
『日本のガールズカルチャーを世界へ』をキャッチコピーに2005年8月から年2回で開催されたTGC(東京ガールズコレクション )は、今回で30回目になります。<大政絢>、<池田エライザ>、<新川優愛>らモデルがランウェイ競演、人気グループ・「乃木坂46」、「欅坂46」、「日向坂46」らのライブパフォーマンスも予定されています。
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(画像:米国立アレルギー感染症研究所)
世界保健機関(WHO)は28日(日本時間29日未明)、「新型コロナウイルス」による肺炎の地域別危険性評価で、世界全体を「高い」から、最高の「非常に高い」に引き上げています。これまでは中国のみ「非常に高い」とされていました。
ウイルス感染が世界各地に拡大し、死者・感染者数の増加に歯止めがかからないことから、世界的に流行していると認定しました。
発生源の中国では新規感染者数が減る傾向にありますが、ウイルスは欧州やアフリカ大陸などにも広がっています。(WHO)によりますと、デンマーク、エストニア、ナイジェリアなどでも初の感染者が確認されています。
中国を発端に韓国、イラン、イタリアなどで大規模な感染が確認され、日本でも市中感染とみられる例が相次いでおり、終息に向けた見通しが立たない現状に危機感を示し、各国に一層の警戒を呼び掛けています。
<河村たかし>名古屋市長
名古屋市の<河村たかし>市長(71)は27日夜、<安倍晋三>首相が27日、首相官邸で開いた政府の新型コロナウイルス感染症対策本部の会合で、全国全ての小学校、中学校、高校、特別支援学校に対し、3月2日から春休みまで臨時休校とするようにと要請を表明した市立小中高校に加え、幼稚園も休みとする方針を明らかにしています。
卒業式も全て中止されます。保育所は未定。28日に担当者会議を開き、休業によって影響を受ける働く保護者の支援策などを検討するといいます。
また、千葉市の<熊谷俊人>市長は、首相の小中高校休校要請について、自身のツイッターで「社会が崩壊しかねない」と強い言葉で批判しています。子どもを預けられない医療や福祉の関係者、警察・消防職員らの家庭があるとして、小学校低学年の児童らを中心に「保護者が対応できないケースについて学校で預かる方向で検討する」などと発信しています。
日本国内では27日、新型コロナウイルスの感染が新たに24人確認され、感染者数はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員を含め計918人に拡大しています。
北海道で80代男性が死亡し、死者はクルーズ船の乗客4人を含め計8人となっています。
各自治体によりますと、新たな感染者の内訳は北海道15人、東京都1人、神奈川県3人、岐阜県1人、石川県1人、愛知県2人。厚生労働省も横浜検疫所の職員1人の感染確認を発表しています。
北海道はいずれも日本国籍で、保育園児も含まれています。東京都は60代女性。神奈川県は、50代男性会社員、40代女性と20代男性の感染が確認されています。
外務省は27日、新型コロナウイルスの感染拡大が続くイタリアのロンバルディア州・ベネト州・エミリアロマーニャ州など北部3州について、渡航者や滞在者に注意喚起を促すレベル1の感染症危険情報を出しています。26日時点での同国の感染者数は400人(死者12人)。3州では移動の禁止措置などが導入されています。
NHKは26日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた対策として、3月1日、8日、15日に生放送する予定でした「NHKのど自慢」(日曜午後0時15分)を中止すると発表しています。
中止となるのは、3月1日に岡山県高梁市で、8日に山形県米沢市で、15日に長崎県諫早市で開催予定でした3回分です。これ以降については検討中といいます。
また、「NHKのど自慢」の代わりの番組は検討中だといいます。
米俳優<トム・クルーズ>が主演するアクション映画「ミッション:インポッシブル(Mission: Impossible)」シリーズ第7作の製作が、新型コロナウイルスの流行を受けて中断されています
第7作は、来年7月23日に公開予定されており、ベネチア(Venice)で3週間撮影する予定だったといいます。
製作会社パラマウント・ピクチャーズは同サイトに対し、「出演者とスタッフの安全と健康に十分に配慮するため、また新型コロナウイルスの脅威への対応策として、ベネチア市が集会などの中止を促していることから、同市での3週間の撮影計画を変更する」と公表しています。
パラマウントの話では、クルーズさんはイタリア入りしておらず、スタッフは製作再開まで帰宅が認められたという。
イタリアでは24日、新型ウイルスによる7人目の死者が報告され、感染者数は欧州最多の229人に上っています。
同ウイルス拡散の影響は同作だけにとどまらず、ミラノ・ファッションウィークやベネチアのカーニバルなど、大型イベントも計画変更を余儀なくされています。
日本ラグビー協会は26日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて東京都内で会議を開き、3月8日までのトップリーグ2節16試合の開催を延期すると発表しました。2月24日に発表された新型コロナウイルス感染症対策専門家会議による「この1~2週間の動向が、国内で急速に感染が拡大するかどうかの瀬戸際である」という見解を受けての決定です。
延期されるのは2月29日、3月1日の第7節と、7、8日の第8節で、3月下旬と5月上旬での実施を調整します。
1月に開幕したトップリーグは、16チームが参加。1回戦総当たりで争い、5月9日に最終第15節を行う予定になっています。
昨年のワールドカップ(W杯)日本大会の盛り上がりを受け、観客動員は好調に推移。感染予防対策として各会場にアルコール消毒液を設置し、マスク着用などを呼び掛けていました。
徳島県は25日、新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から20日に下船した乗客で県内在住の60代女性のウイルス感染を確認したと発表しています。船内待機後に下船した乗客の感染判明は、栃木県の女性に続き2例目。四国での感染者確認は初めてになります。
長野県も25日、県内で初めて60代の会社役員男性の新型ウイルス感染を確認したと発表しました。
熊本市では、既に感染が判明した20代の女性看護師の60代の母親の感染が確認されています。看護師は8日、福岡市のマリンメッセ福岡であったコンサートに友人と訪れ、17日に発症した。
また、新たに北海道で20~70代の男女5人、名古屋市で40~70代の女性3人の感染が分かり、25日は新たに計11人の感染が判明しています。千葉県では、感染者3人が発症後に同県市川市のスポーツクラブを利用していたことが分かり、県は濃厚接触者として利用者や従業員約600人の健康観察を実施。クラブは3月3日まで臨時休館します。
一方、和歌山県は、医師や患者の感染が相次いだ済生会有田病院(湯浅町)で、職員や入院患者ら計474人の検査を終えたと発表、感染が判明している5人を除き、全員が陰性でした。
新型コロナウイルスの集団感染が確認(691人)されたクルーズ船の乗客の、ウイルスに感染した都内に住む80代の男性が、25日搬送先の病院で死亡しました。クルーズ船の乗船者で死亡した人は4人目となります。
週明け24日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は急落し、前週末からの下げ幅は一時1000ドルを超え、2万8000ドルを割り込んでいます。下げ幅は2018年2月以来の大きさで、過去3番目の下げ幅となっています。
このあと取り引きが始まる東京市場も影響を受け、大幅な値下がりは、避けられない状況のようです。
肺炎を引き起こす新型コロナウイルス感染が世界規模で拡大し、景気の先行き懸念が強まった模様です。欧州市場も急落、世界同時株安の様相となりました。
ダウ平均の午後1時15分現在は前週末比1057.71ドル安の2万7934.70ドルをつけました。ハイテク株主体のナスダック総合指数は363.69ポイント安の9212.90でした。
米国債など安全資産が買われ、米長期金利は過去最低水準が視野に入り、経済や企業業績への影響が詠めないなか、投資家は一斉にリスク回避の動きに出ているようです。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、神戸港でもクルーズ船の寄港キャンセルが相次いでいるようです。2~4月に入港予定だった15回が中止になっています。神戸市はクルーズ船の誘致に力を入れてきましたが、観光産業への悪影響が懸念されている状況です。
神戸市によりますと、神戸港では2月に予定されていた7回のうち、5回が取り消されましたた。すでに3月に4回、4月に6回がキャンセル。5月は9回、6月は7回が計画中ですが、今のところ中止にはなってはいません。
4月9日(木)には「海の女王」とも称されるキュナード・ライン社(英国)のヴィスタ級のクルーズ客船3代目「クイーン・エリザベス」(9901トン)が、神戸開港150年を迎えた2017年3月に「クイーン・エリザベス」史上初の日本発着クルーズが神戸で実施されてから3年ぶりになる寄港予定でしたが、運行会社が2月20日取りやめを発表しています。入港に合わせて計画されていた見学会やイベントも中止となっています。
国土交通省によりますと、2019年に外国船会社が運航するクルーズ船の日本寄港は1932回で、前年より1%増加。港湾別では那覇港が251回とトップで、神戸港は全国9位の63回でした。
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