ファルコン植物記(999)フリンジ咲きの2色の花<シクラメン>(4)
Dec
10
サクラソウ科シクラメン属の多年草で、地中海沿岸のトルコからイスラエルにかけてが原産地で、数十種の原種が自生しています。
日本には、明治時代に導入されましたが、高温多湿の環境が合わず、品種改良が進みました。
赤色系を主体に黄色の花弁もあり、また二色や八重咲き、写真のように縁が細かく波打つフリンジ咲きなどが栽培されています。
名称はギリシア語の「キクロス(らせん・円)」で、花が受粉しますと花茎がくるくるとらせん状の巻く姿に由来しています。