- Hashtag "#花" returned 2112 results.
花径1センチにも満たない繊細な花が、枝先に固まって咲いている姿は、とても可憐です。
アブラナ科特有の十字形の小さな花だけを見ていますと 「アリッサム」 にそっくりですが、切れ込んだ葉の形が特徴的で区別できます。
原産地はアルプス・ピレーネ山脈ですので耐寒性があり、元気に咲いていましたが、身近に見かけることの少ない花だとおもいます。
多くの方がアップされているのは、淡青色の【イエイオン(ハナニラ)】ですが、白色の花弁の花と並んで咲いているのを見つけましたので、先程まとめました 「スイセン」 と同様、これも記録として残しておきたいとおもいます。
原産地はメキシコ~アルゼンチン地方で、ユり(ヒガンバナ)科ハナニラ属の多年草です。
本来は秋植えの球根植物ですが、非常に繁殖力がありますので、球根を取り出さなくても数年は春になりますと花を咲かせてくれます。
群生する姿が美しいので、あえて球根を取り出す必要はありません。
ただ、地上部の葉や花の姿はこの時期だけしか見えませんので、重ね植えするときには、要注意です。
日本には明治時代に渡来、以後帰化植物として、空き地などで野草として見かけることが多くなりました。
多く見かけるのはユニフロラ種で、一般的にこの品種を「ハナニラ」と呼んでいるようです。
お花好きのブログル仲間が多くて、みなさんに先取りされてしまい、散歩中に集めた<スイセン(水仙)>も溜まってしまいました。折角ですから、写真を整理しておこうとまとめてみました。
<スイセン>は、ヒガンバナ科スイセン属の花で、スペイン・ポルトガルを中心に地中海沿岸、アフリカ北部が原産地です。
非常に園芸品種が多い花で、原種としては30種ほどですが、現在登録されている品種だけでも1万種を超えています。
あまりにも品種が多いので、1969年英国王立園芸協会(RHS)が、13の系統区分に分け、さらに花被弁(花弁部分:ベリアンス)と副花冠(ラッパ部:コロナ)の色で分類され品種登録されています。
この(RHS)の基準に従いますと、写真の左上の房咲きの「キブサスイセン(黄房水仙)」は、第8区分(タゼッタ系)で、花弁は(Y:イエロー)、副花冠は(O:オレンジ)ですので<8YーO>の表記となります。
右上の「ラッパスイセン」は、第1区分(ラッパ系水仙)で、花弁は(Y:イエロー)、副花冠も(Y:イエロー)ですので、<1Y-Y>という表記になります。
ていねいに分類された1万種類の<スイセン>の図鑑、一度見てみたいものです。
花が咲き誇っている見事な大きさの株と、遭遇しました。
明るい日差しに、輝くばかりの花弁がとても映えていました。
<木立性セネシオ>でキク科ペリカリス属に分類されていますが、 <サイネリア(シネラリア)> を原種とする園芸品種です。
耐寒性に優れていて、0度前後の気温でも枯れません
花は大輪で、写真の赤紅色は【貴凰】という品種で、青色のきれいな「桂華」や「シルキー」・「セネッティ」といった種類が生育されています。
育ちの良い性質ですので開花しながら大きく育ち、株張りとしては1メートル程になります。
花持ちも良く1~2か月は咲いており、100~200位の花が密集、壮観な姿で楽しませてくれます。
土手の植え込みに、淡い\緑色の花の【バイモ(貝母)】が、風に揺れているのを見つけました。
あまり目に留まらない場所ですが、植物好きには楽しめる場所です。
上の写真の右下には、「スノーフレーク(すずらん水仙)」の花も咲いていますし、枯れたツル先には、「ヘクソカズラ」の金茶色の実も、あちらこちらに見られます。
【バイモ】は中国原産、ユリ科バイモ(フリティラリア)属の花です。
別名「アミガサユリ(編笠百合)」と呼ばれていますが、外側の花弁は淡緑色で緑の立て筋が入り、内側には、黒紫色の網目模様の斑紋が編笠を連想させるようです。
【バイモ(貝母)】の由来は、地下の球根(鱗茎)が2枚貝の形をしているところから名づけられ、日本語読みされました。
茎の頂に、花径3センチばかりの釣鐘型の花を数個付け、下向きに咲いています。
花弁の内側は、外側の清楚な感じとは正反対で、賑やかな斑紋で楽しませてくれる花です。
明るい日差しの中、黄色の花が目立つようになってきました。
花が咲いていなくても、葉が斑入りの模様をしていますので、伸びた茎の葉を眺めているだけでも楽しめる植物だと思います。
マメ科コロニラ属の花で、ヨーロッパ南東部~南西部が原産地です。
写真は上から撮影していますが、放射線状に開いている「散形花序」の様子が、見て取れると思います。
長い名称で発音も難しく、一度に覚えるのは無理ですね。
黄色の花が同じマメ科の 「エニシダ」 に似ていますので、葉の特徴と合わせて「斑入りエニシダ」と聞いた記憶があるのですが、正しいのかどうかは確かめていません。
蝶の形をしたマメ科特有の花の形の【ルピナス】です。
ルピナス属に分類されていますが、ルピナスの名の由来は、吸肥力が非常に強く、貪欲なオオカミにたとえ、ラテン語の<オオカミ=ループス>に因んでいます。
見かけました【ルピナス】の花は、まさに「総状花序」の典型ですが、まだ丈は小さい部類です。写真の数倍の長さで花を付けている姿は、圧巻です。
和名では「ノボリフジ(昇り藤)」と呼ばれ、花の咲いている姿が、逆さに咲いている藤の花に似ているところからきています。
色も紅色・桃色・紫色・青色・黄色等多色で、塔状に咲き誇りますので、見事としか言いようがありません。
鉢植えの中で、みごとな青紫色の花が密集して咲いていました。
花の形が鐘形をしていますので、【ベルフラワー】という、名前そのものの花です。
キキョウ科カンパニュラ属の花で、東ヨーロッパ原産の常緑多年草です。
カンパニュラ属の中でも、花径2センチほどの可憐な花で、小型の部類に入ります。
和名では、やはり一般の桔梗に比べて小さいからでしょうか、「オトメギキョウ(乙女桔梗)」と呼ばれています。
ご近所でしたら、開花したところを写真に撮るのですが、出先で見つけました【トラディスカンチア・ラベンダー】ですので、蕾で我慢していただければと思います。
重ねて、ツユクサ科トラディスカンチア属の花ですので、一日花の運命です。ご近所でも、うまく開花に出会えるかも分かりません。
小さな白い花を楽しむよりは、ラベンダーという名前通り美しい紫色の「葉」を楽しむ観葉植物の趣きが強く、ハンギングで垂れるように伸びる「葉」を楽しむ方が多いと思います。
トラディスカンチア属の花としては、 「ムラサキツユクサ」 や 「トランディスカンチア・シラモンタナ」 をアップしてきていますので、開花した白色の花弁を想像していただければ間違いがないと思います。
神戸ハーバーランドの街路樹の足元に、【フッキソウ(富貴草)】が植え込まれています。
ツゲ科フッキソウ属に分類されていますが、常緑小低木もしくは多年草と記述がまちまちで、木なのか草なのか知り得ていません。
丈は15センチ程度しかありませんので、植え込みの足元や、グランドカバーなどによく利用されているのを見かけます。
花の写真を取るために地面にへばりついておりますと、通りがかる皆さんが、怪訝な顔をされるのには、参りました。
この花は花弁がなく、茎の先に「穂状花序」の形で、先の方に雄しべ(写真の白い4本)を付け、基部に雌しべがつく単性の植物です。
面白い形状ですが、足元に這うように咲いていますので、知らずに通り過ぎているかもしれません。
見つけられましたら、ぜひかがみこんで、面白い形を眺めていただければとおもいます。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account