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ブログル仲間の<エメラルド>さんが、昨日<ベゴニア?>ということで お花の写真 をアップされていました。
どうやら「ヒマラヤユキノシタ」に落ち着かれたようですが、単に「ベゴニア」といってもたくさんの種類がありますので、実物を見ないでの同定はなかなか難しいですね。
今回の【ベゴニア・クレオパトラ】も、花と葉を見ただけでは、「ベゴニア」だと分かりませんが、シュウカイドウ科ベゴニア属の花です。
どうやら、「レックスベゴニア」という観葉植物系の「ベゴニア」のようです。
本来の「ベゴニア」は4枚の花弁ですが、これは写真のように2枚の花弁しかありません。
2センチに満たない花径ですが、白い蝶々がたくさん舞っている姿のようで、明るい日差しにとても映えて咲き誇っていました。
今日はひな祭りの日ですので桃の花が似合うのですが、身近に見つけられなくて、色合いだけでもと【エリカ・スパルサ】を見つけてきました。
ツツジ科エリカ属の花で、今までに 「エリカ・ホワイトデライト」 と 「エリカ・カルネア」 をアップしてきましたが、このエリカが一番かわいい大きさの花を咲かせます。
花は広鐘形で小枝の先に3個づつ咲き、大きさは4~5ミリの粟粒大です。
蕚(ガク)は淡い桃色で、葯(ヤク)は黒紫色、雌しべは花弁と同じ色をしています。
花が咲き終わりますと、「さく果」(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)になります。
和名では、「あわゆきエリカ」として流通しているようで、粒々の花を見ていますと名前そのもので、色合いと共に忘れることはありません。
紙のように薄い花弁が幾重にも重なるように咲き誇る姿が美しい<ラナンキュラス>です。
個人的には、深紅色の<ラナンキュラス>の豪華さに見とれてしまいますが、残念ながらうまく見つけることはできませんでした。
原産地はヨーロッパ~西アジアで、キンポウゲ科になります。
とても大輪の花で、花径は15センチにはなるでしょうか。
ラナンキュラス属は世界中に500種類以上あり、園芸品としては「ラナンキュラス・アシアティクス」という品種からの改良品です。
ラテン語で「ラナ」はカエルを意味する言葉で、この属の多くの花がカエルが住んでいる湿地帯に自生するところから名づけられています。
多くの蕾を付けますが、大輪仕上げにするためには間引かないといけませんので、少しかわいそうな気もいたします。
開ききった五角形の面白い花弁の形を持つ【ワックスフラワー】です。
オーストラリア原産、半耐寒性常緑低木で、フトモモ科メラウキウム属に分類されています。
花弁は肉厚で鈍い光沢をもち、ロウ細工のように見えることから【ワックスフラワー】と名付けられています。
花径は1センチと小さいですが、愛きょうのある形だと思います。
赤色・桃色系を良く見かけますが、白色・紫色もあるようです。
原産地のオーストラリアでは12種類の固有種があるようで、属名の<メラウキウム>は、(背の低い)+(白)という意味ですので、最初に発見された花は(白)色だったんだと見ています。
閏年の2月29日です。法律上は誕生日の前日に年齢が加算されますので、問題はないのですが、当日のお誕生日会が4年に一度ではかわいそうな気がします。
きょうのお誕生日花が、【アルメリア】です。
原産地はヨーロッパ・地中海沿岸、イソマツ科アルメリア属の花で、「アルメリア」というのはケルト語で「海に近い」という意味を持ちます。英名でも「Sea Pink(海のナデシコ)」と呼ばれています。
海岸べりに濃い桃色の花が球形にかたまってて咲き、花茎が長いので和名では「ハマカンザシ(浜簪)」と呼ばれていますが、いいえて妙の形状です。
昨日は 「デモルフォセカ」の黄色い花 を、取り上げました。
この【オステオスペルマム】の花は、以前は<キク科デモルフォセカ属>に分類されていましたが、今は<キク科オステオスペルマム属>として分類されています。
原産地は南アフリカ、花色は白色・青色・桃色等があり、一目見てキク科と分かる形で、管状花の紫色が鮮やかで、とても気品を感じる色合いで咲いています。
花径は5センチ前後で、葉も少し肉厚な感じで濃い緑色をしており、白い花弁が映えます。
花だけを見ていますと同じキク科ですので違いが分かりませんが、「デモルフォセカ」の方は、舌状花と管状花共に受粉して種を作りますが、【オステオスペルマム】は、舌状花のみでしか種を作りません。
また「デモルフォセカ」は、葉の無い茎に花を咲かせますが、【オステオスペルマム】は花茎に葉がついていますので、すぐに見分けがつきます。
写真以上に輝く白さが何とも魅力的な花で、好きな花のひとつとして眺めておりました。
独特の輝くような黄色と、中心部の黒い輪が目を引く花です。
原産地は南アフリカ、キク科デモルフォセカ属の花で、別名「アフリカキンセンカ」と呼ばれています。
「ガザニア」 と同様、晴れた日中だけ開花し、夜は花弁を閉じている性質を持ちます。
南アフリカといえば、温かいイメージがありますが、夜間には冷え込み、水分が失われないような防御態勢が組み込まれているんでしょうねぇ。
<プリムラ>とはサクラソウ科サクラソウ属の一年草を指し、世界中で500種類以上が存在し、黒色以外はどの色でもそろうと言われるほど多色の花です。
同じ<プリムラ属>として、「プリムラ・ジュリアン(バラ咲き)」 「プリムラ・シネンシア(春風草)」 「プリムラ・オブコニカ(常盤桜)」 「プリムラ・マラコイデス」 と紹介してきました。
多色な花弁の花ですので、冬から春にかけて、植木鉢やプランターなどで色の配色を楽しめ、暖かみのある姿を作り出すことができる素材です。
鉢植えで見つけました【プリムラ・ジュリアン】の寄せ植え、配色も鮮やかで、お世話されている方の思い入れが伝わってきます。
この時期、黄色の見事な花を見つけますと嬉しくなってしまいます。
寒い時期に、元気に咲いているのはキク科が多いのですが、この【ユリオプスデージー】もキク科ユリオプス属の半耐寒性常緑低木で、南アフリカ原産です。
「ブルーデージー」 とよく似た名前ですが、こちらはフェリキア属で分類が違います。
花径は4~5センチあり、15センチほど伸びた花茎の先端に一輪の花が咲いています。
葉は羽根状に深く切れ込み、柔らかい毛におおわれていますので、灰白色に見えます。
<ユリオプス>とは、ギリシャ語で「大きな目をもつ」という意味で、鮮やかな花弁の形を見ていますと、なるほどとうなづけます。
鮮やかな赤紅色の花【プリムラ・マラコイデス】の花が、プランターに咲き誇っていました。
中国雲南省や四川省に分布する、サクラソウ科の仲間で、耐寒性があります。
日本での 「サクラソウ」 とは、別種の植物です。
「化粧桜」とも呼ばれる本種は品種改良をされて「うぐいすシリーズ」と呼ばれ、小さな花をたくさん咲かせ、花色は桃色・白色・紫色等多色です。
矮性の 「プリムラ・ジュリアン」 と違い花茎が長く、蕾が花茎の周りを囲むようにリング状になり、下から順番に咲き出し、こんもりとしたボール状の形に育ちます。
ラテン語の意味では、<春の最初の花>という意味で、春が近づいていることを教えてくれる貴重な花です。
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