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この時期、やはり赤い色の花が目立つ【エリカ・ファイヤーヒース】です。
ツツジ科エリカ属の「エリカ」も、 「エリカ・ホワイトデライト」 「エリカ・カルネア」 「エリカ・スパルサス(あわゆきエリカ)」 と続き、4品種目になりました。
ギザギザとした葉を持つ枝先に、赤色の鮮やかな長い筒状の花を下向きに数個まとめて咲き誇ります。
写真では分かりづらいのですが、この赤色の花弁には、細い毛が密集して生えていて、なんともいわれぬ雰囲気を持つ品種だと思います。
ファイヤーヒースの<heath=ヒース>は、荒野と意味がありますので、炎の赤さで荒野に咲いているたとえなのか、同じツツジ科に<Heather=ヘザー>という、7~9月に赤系統の花を咲かす低木の総称の意味もあり、どちらの意味が正しいのか知り得ていません。
先程の <桜の木の五円玉> を気にかけながら、福原の「桜筋」を歩いておりましたら、桜の木の根元に【ナズナ(薺)】の花がが密集して咲いていました。
昔は空き地や田圃の周りによく生えていましたが、街中で見かける機会も少なくなりました。
アブラナ科ナズナ属の植物ですが、春の七草として有名な割には野草扱いで、あまり大事にされていない感じがしています。
4枚の白い花弁で、花径3ミリほどの小さな花を多数、花穂に付けます。
次々に花を咲かせる無限花序として、下の方では三角形の実を形成しながら、先端部では次々と蕾をつけ開花していきます。
別名、風に揺れたときの音を三味線の音にたとえ「ペンペングサ」、また実の形が、三味線のバチ先に似ているので「シャミセングサ」ともよばれています。
よく実った花茎を折り、実の柄を舌に引っ張って茎から少しはがし、デンデン太鼓のように振りますと、実同士が当たってシャラシャラと音を立てるのですが、今の子供たちには興味がない遊びかもしれません。
桜の開花はまだまだの神戸ですが、きれいに咲いている【ギョリュウバイ(御柳梅)】を見かけました。
フトモモ科ネズモドキ属の常緑低木ですが、フトモモ科には <ワックスフラワー> がありますが、花弁の艶の状態が何となく似ているなと感じます。
ニュージーランドとオーストラリア東南部が原産地で、ニュージーランドの国花です。
原産地では蜂蜜の密源で、蜂蜜は「マヌカハニー」と呼ばれています。
花径は2センチ程度、枝の先端近くにびっしりと咲き、咲き誇りますと花色一色になります。
英名では「ティーツリー」と呼ばれ、この葉をお茶の葉の代用品として利用されていたことに因んでいます。
【エニシダ(金雀枝)】は原則として黄色の花を咲かせますが、白色もあり、交配品種として赤桃色や橙色もあるようですが、残念ながら見たことはありません。
花の形を見ればすぐに分かりますが、マメ科エニシダ属の花で、地中海沿岸が原産地です。
写真からも分かるように、雄しべや雌しべは、翼弁と竜骨弁に包まれていて見えていません。
昆虫などが花に停まりますと、その重みで花弁が開き、昆虫を媒体として受粉が行われるという、面白い仕組みをもっています。
果実はマメ科ですので、「さやえんどう」とそっくりな形で、熟すと真っ黒になります。
西洋では【エニシダ】の枝を用いて箒を作ったようで、魔女が股がって空を飛ぶという箒は、この枝だと言われています。
朝日に輝いて、あざやかな黄色の花を付けている木が目につきました。
近寄りますと、【サンシュユ(山茱萸)】の花でした。
葉が出る前に咲く花で、季語も「春」の扱いです。
ミズキ科ミズキ属の落葉小高樹で、中国・朝鮮半島が原産地、日本には江戸中期に渡来しています。
枝の先端に黄色の小花をかたまった状態で咲き、少し離れてみますと木々全体が真っ黄色に見るることにより、別名「ハルコガネバナ(春黄金花)」と言われる所以です。
花弁は4枚、少し反り返った感じで開き、4本の雄しべが飛び出しています。
秋にはグミに似た赤い実を付けますので、これまた別名「アキサンゴ(秋珊瑚)」と名づけられています。
この3月前後、同じ黄色の花を付ける「マンサク」と同様、春を代表する花木です。
昨日の 「セイヨウヒイラギ(西洋柊)」 と同様、フラワーロードの植え込みで見つけました、樹高2メートルを超えている【セイヨウヒイラギナンテン(西洋柊南天)】の花です。
メギ科ヒイラギナンテン属で、人工交配による園芸品種ですので正式な意味での原産地はなく、常緑低木種です。
別名、「マホニア・チャリティ」と呼ばれています。
枝先から、長い総状花序を放射線状に伸ばし、芳香のある直径5ミリ程度の、釣鐘状の黄色の花をたくさん咲かせます。
幹は真っ直ぐに立ち上がり、樹皮は茶褐色で縦に吹き切れ込みが入る特徴を持っています。
色々と<ヒイラギ>と名のつく植物を取り上げてきましたが、
<ヒイラギ> は、モクセイ科
<セイヨウヒイラギ> は、モチノキ科
<ホソバヒイラギナンテン> と この<セイヨウヒイラギナンテン> は、メギ科
という具合にどれも<ヒイラギ>の名称が付きますが、同じ「科」でないのが紛らわしく、頭の整理がつきません。
JR三ノ宮駅から神戸市役所までの道路脇、たくさんの花が植え込まれていますので、「フラワーロード」と名付けられています。
今回、高さ2メートルばかりの木々も、あちらこちらに植え込まれているのに気が付きました。
今日紹介する【セイヨウヒイラギ(西洋柊)】も、そのうちの1本です。
モチノキ科モチノキ属の常緑低木で、原産地はヨーロッパ南西部、アフリカ北西部、アジア南西部に広く分布しています。
「ヒイラギ(柊)」といえば、葉に棘があることで知られていますが、【セイヨウヒイラギ】の古い枝や上の方の枝には、棘が少なく葉先のみが尖がっています。
雌雄異株、小型で淡黄色の4枚花弁の花を咲かせます。
果実は6~10ミリの核果で、写真のように赤く熟し、4個の種子が入っています。
非常に苦いので、鳥たちも食べないようですね。
クリスマス装飾の定番ですが、幹は白くて堅いので、チェスの白駒などに加工されています。
駅まで歩く途中に、丁寧に花壇を作られているお宅があります。
季節ごとに花を植え替えられていますので、前を通るたびに楽しみにしています。
以前に、<絨毯状の花「アリッサム」> のタイトルでアップしましたが、このお宅の植え込みの花でした。
「アリッサム」が、グランドカバーのように横に伸びてきているのですが、その合間をぬうように【ヒヤシンス(風信子)】が顔を出しています。
簡単に水栽培出来ることで有名な花ですが、花芽を多く付ける「ダッチヒヤシンス」の品種が多く使われます。この矮性の姿から見ると「ローマンヒヤシンス」の品種かなと見ています。
本来なら秋植えの球根ですが、以前の球根からの花で育ちが悪くて矮性になっているのかとも考えられ、さて以前にはこの場所に【ヒヤシンス】が咲いていたのかが記憶になく、悩んでいます。
シュウカイドウ科ベゴニア属の花ですが、別名「エラチオール・ベゴニア」と呼ばれています。
「エラチオール・ベゴニア」とは、球根ベゴニアとベゴニア・ソコトラナの交配種で、ベゴニアの分類としては最初に育成された品種で、原産地はありません。
【リーガス・ベゴニア】は、この「エラチオール・ベゴニア」をもとに西ドイツの園芸家<オットー・リーガル>が育成した品種を指します。
名称の生い立ちは覚えづらいですが、花が豪華で長持ちしますので、冬から春にかけての人気品種です。
【ボロニア】の赤紅色の花が、明るい日差しにとても映えていました。
ミカン科ボロニア属の花で、原産地はオーストラリアです。
花弁の真ん中に溝があり、反り返った4枚の花弁が特徴的です。
ミカン科ですので、香りも楽しめる花です。
花付きもよく、株一杯に蕾もたくさんできますので、見栄えがする園芸品種だと思います。
赤紅色が一般的ですが、ミカンと同様白花もあります。
オーストラリア原産と、おそらく花弁の形を南十字星にたとえたのではないかとおもいますが、「オージースター」という品種名が付けられています。
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