神戸：ファルコンの散歩メモ

いよいよクライマックスシリーズ（ＣＳ）ファイナルステージ第４戦が、本日＜１５：３０＞から東京ドームで行われます。先発投手の発表が出ています。

＜阪神タイガース＞はＤｅＮＡとの１ｓｔステージ第１戦でも先発した＜西勇輝＞（２８）が上がります。前回登板では１回無死一、二塁、＜筒香嘉智＞に低めフォークをすくわれ、右翼に先制３ランを浴びました。わずか１２球で３失点、＜宮崎敏郎＞のピッチャー返しが左足に直撃して１回途中に負傷交代しています。今季１０勝（８敗）。防御率２．９２を挙げた右腕ですが、今季巨人戦では５試合で投げ０勝２敗。負けるか引き分けで敗退が決まるだけに、力投を期待しています。

対する巨人は＜高橋優貴＞投手。ドラフト１位で入団した今季は１８試合に先発し、５勝７敗、防御率３．１９。阪神戦でも５試合を投げて防御率１．９８と好成績です。

＜阪神タイガース＞のアップもこのファイナルステージ第４戦が、今季最後にならないように願いながら、必勝を期待しています。

＜阪神タイガース＞で２０１０～２０１５年まで６年間プレーした＜マット・マートン＞氏が自身のツイッターを更新し１年ぶりに来日、１０月１６日（水）に関西で行われる「こども食堂ネットワーク関西」のチャリティーイベント（にしなり☆こども食堂）に参加することを記し、「短い時間ですが、皆さんとの楽しいひと時を過ごせればと思っています」と綴っています。

＜マートン＞氏はこれまで地震、台風などの被災地支援などを行ってきています。今回も１６日に関西で行われる「こども食堂ネットワーク関西」のチャリティーイベントに参加します。　

阪神に加入１年目の２０１０年に当時ＮＰＢ記録の２１４安打をマークするなど、６シーズンに渡って阪神を支えた頼もしい助っ人でした、

「短い時間ですが、皆さんとの楽しいひと時を過ごせればと思っています。どうぞご家族、ご友人お誘いあわせのうえ、ご参加ください！」と、来場を呼び掛けています。

プロ野球のクライマックスシリーズ（ＣＳ）ファイナルステージ（６試合制）は１１日にセ・パ両リーグで第３戦が開催され、＜阪神＞が、４時間３３分の激闘を制し意地の逆転勝利を勝ち取りました。

５回に一挙５得点で逆転し、同点で迎えた９回に不振だった＜大山悠輔＞内野手（２４）が決勝本塁打を、東京ドームの右翼席へ打ち込みました。

最近の＜大山＞は、ＤｅＮＡとのファーストステージは７打数１安打で、３戦目には先発を外れました。巨人とのファイナルステージ第１戦も先発で３打数無安打。前日の第２戦は出番すらありませんでしたが、この試合では７番でスタメン復帰して意地を見せました。

１２日は台風の影響で試合がなく、１３日に第４戦が行われますが、、過去に下位チームがＣＳファイナルＳで初戦から連敗して、日本シリーズに進出したケースは一度もないのですが、＜阪神＞の逆転劇に望みを託しています。

セ・リーグのクライマックスシリーズ（ＣＳ）ファーストステージ（３試合制）は７日、横浜スタジアムで最終戦が行われ、レギュラーシーズン３位の＜阪神＞が同２位のＤｅＮＡに「２ー１」で勝利を収め、通算２勝１敗で５年ぶり２度目のファイナルステージ（６試合制）進出を決めています。

１勝１敗で迎えた第３戦。引き分けならシーズン上位のＤｅＮＡが勝ち抜けとなる中、＜阪神＞が競り勝ちました。「０ー０」で迎えた６回、左中間フェンス直撃の二塁打で出塁した先頭＜高山＞を＜梅野＞がバントで送って１死三塁。続く打者＜木浪＞への初球が暴投となる間に三走＜高山＞が生還するという思わぬ形で先制すると、「１ー１」で迎えた８回には１死から死球で出塁した＜高山＞の代走＜植田＞が二盗と暴投で三塁まで進み、＜梅野＞の中犠飛で勝ち越し。これが決勝点となり、最後は３９歳の守護神＜藤川球児＞が８、９回の２イニングを抑えて逃げ切りました。

ＣＳ８度目の出場で、３位からの勝ち上がりは球団史上初となります。また、セＣＳファーストＳで、３位チームの勝ち上がりは４年連続となっています。

＜阪神＞は、９日（水）から巨人とファイナルステージ（東京ドーム）に挑むことになります。なお、６試合制４勝先取の勝ち上がりで、レギュラーシーズンで優勝した巨人には、アドバンテージとして１勝が与えられています。

ヤンキースの＜田中将大＞投手（３０）は５日（日本時間６日）、本拠地ニューヨークで行われたツインズとの地区シリーズ　第１戦はヤンキースが「１０－４」の大勝でしたが、第２戦で予告通り先発。今季　シーズン本塁打記録を更新　する３０７本塁打を記録した「超重量打線」を相手に、５回３安打自責点１と好投し、チームは「 ８－２」で勝ち、ポストシーズン（プレーオフ）通算４勝目を挙げています。

打線は３回に＜グレゴリアス＞の満塁弾など大量７点のビッグイニングを作って、「８－２」で快勝。２年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出へ王手をかけました。敵地ミネアポリスに移る第３戦は７日（同８日）に行われます。

＜田中＞が大一番で抜群の勝負強さを見せました。１４０キロ台後半のフォーシームを見せ球に、スプリット、スライダーを使い相手打者を抑え込みました。初回１死一、二塁では今季３２本塁打を記録した＜ロサリオ＞をスプリットで一ゴロ併殺打に。先制点をもらった２回は１死から＜アラエス＞、＜サノー＞をスライダーで２者連続で空振り三振に抑えています。３回も１死から＜ケーブ＞、＜ケプラー＞を２者連続三振とし、７奪三振を記録しています。

試合前まで、過去５度のポストシーズン登板で３勝２敗、防御率１．５０と好成績を残していました。自身初、チーム１０年ぶりの世界一をかけた初陣で好スタートを切りました。

６連勝で、広島を抜き３位の成績も奇跡としか言いようがありませんでしたが、本日もまさかの大逆転でファンを喜ばしてくれました＜阪神タイガース＞です。

セ・リーグのクライマックスシリーズ（ＣＳ）ファーストステージが５日、横浜スタジアムで開幕し、レギュラーシーズン３位の阪神が「１－７」の最大６点差を終盤にハネ返して同２位のＤｅＮＡに「８ー７」で大逆転勝利、ファイナルステージ進出に王手をかています。

阪神は先発右腕の＜西＞が初回に先頭から＜筒香＞の３ランを含む５連打を浴び、５連打目となった＜宮崎＞の投手強襲安打を左足に受けて１死も取れずわずか１２球で降板。５回には４番手左腕＜島本＞が４点を失い、一時は「１ー７」と一方的にリードを許す展開でした。

しかし、レギュラーシーズン最後に６連勝し、最終戦で広島をかわしてＣＳ進出を果たした阪神の勢いは衰えていませんでした。「１ー７」で迎えた７回、＜北條＞の左越え３ランなどで一挙４点を返して「５ー７」と２点差に詰め寄ると、８回には＜木浪＞の右前適時打で１点差とした後に＜北條＞が中越えへ２点適時三塁打を放ってついに逆転に成功。８回は７番手左腕＜岩崎＞が３者連続三振に斬って取ると、９回は守護神の＜藤川＞が１点差を守り切っての勝利でした。

日本野球機構（ＮＰＢ）は４日、１９日から始まる「ＳＭＢＣ日本シリーズ２０１９」の日程詳細を発表しています。第１、２、６、７戦はパ・リーグの本拠地球場で、第３、４、５戦はセ・リーグ球場で行います。

パ・リーグ球場はいずれのチームの本拠地でも１８時半開始。セ・リーグは横浜スタジアムの場合は１８時半から、東京ドームと甲子園だった場合は１８時１５分に試合開始となります。

第２戦と第３戦、第５戦と第６戦の間に移動日を１日設けており、パ・リーグ本拠地球場から始まります。また第７戦までを予定していますが、引き分け試合などで第７戦でも決まらなかった場合は翌日に第８戦が組まれています。

米大リーグ、ヤンキースの＜田中将大＞（３０）が、ツインズ（対５試合）と対戦する地区シリーズで５日午後５時７分（日本時間６日午前６時７分）開始予定の第２戦に先発すると、＜アーロン・ブーン＞監督（４６）が３日に公表しています。

＜田中＞がプレーオフに登板するのは３年連続で、通算成績は５試合で３勝２敗、防御率１．５０と大舞台では好成績を残しています。

今季のレギュラーシーズンでは３２試合登板で　１１勝９敗、防御率４．４５でチームの地区優勝に貢献しました。

地元ニューヨークで開幕する４日（日本時間5日）の第１戦は左腕＜パクストン＞、敵地ミネアポリスで行われる７日の第３戦には右腕＜セベリーノ＞が発表されています。今季限りで現役引退を表明している左腕＜ＣＣ・サバシア＞（３９）は地区シリーズのロースターから外れています。

阪神＜歳内宏明＞投手（２６）が２日、西宮市内の球団事務所を訪れ、来季の契約を結ばないとの通達を受けています。

地元の兵庫県尼崎市から福嶋の県聖光学院へ進学。２度の夏の甲子園出場を果たして脚光を浴びました。同校初のプロ野球選手として２０１１年ドラフトで２巡目で阪神へ入団しています。

１年目の２０１２年９月２日広島戦（甲子園）でプロ初登板初先発（勝敗つかず）を果たしています。２０１４年７月３０日ヤクルト戦（甲子園）ではリリーフ登板でプロ初勝利。１５０キロ近い直球と決め球スプリットを武器に、２０１５年は中継ぎで自己最多の２９試合に登板しました。

２０１７年以降は右肩の故障に悩まされ、同オフには育成選手契約。２０１８年７月に再び、支配下登録されています。８年目の今季は、２軍で３４試合に登板し１勝２敗、防御率４・００。４月に約３年ぶりとなる出場選手登録をされましたが、登板機会はありませんでした。

通算成績は５７試合（４先発）登板、２勝４敗４Ｈ、防御率４．１５でした。

野球日本代表「侍ジャパン」の＜稲葉篤紀＞監督は１日、都内で記者会見を行い、１０月３１日、１１月１日に沖縄・セルラースタジアム那覇で開催されます「ＥＮＥＯＳ 侍ジャパンシリーズ２０１９ 日本ｖｓカナダ」と１１月２日（日本時間３日）に開幕する「第２回 ＷＢＳＣ プレミア１２」のメンバー２８人を発表。

最多選出は巨人（山口俊・田口麗斗・中川皓太・小林誠司・坂本勇人）、ソフトバンク（千賀滉太・高橋礼・甲斐拓也・松田宣吉・周東佑京）の５人、ロッテと阪神からは１人も選出されませんでした。

前回３月９、１０日に行われたメキシコ戦では１２球団で唯一、西武からメンバーが選出されませんでしたが、今回は＜秋山翔吾＞、＜源田壮亮＞、＜外崎修汰＞の３人が選出されています。

トップチーム初選出は２人。ソフトバンクの＜周東＞は今季支配下登録され、４月６日に１軍昇格。５０メートル走５秒７の快足で今季２５盗塁を決めています。巨人の左腕＜中川＞は今季６７試合に登板し４勝３敗、１７ホールド、１６セーブ、防御率２．３７の成績を残しています。