神戸：ファルコンの散歩メモ

＜阪神タイガース＞は、交流戦を６勝１０敗２分け、貯金１で終えた＜阪神タイガース＞は、球宴前まで残り１１試合です。

本日からリーグ戦再開となる中日戦（１４：０５試合開始・ナゴヤドーム）にて後半戦に臨んでいきます。上位浮上へは救援陣の踏ん張りもカギとなります。その一角として活躍する＜藤川球児＞投手（３８）は、あと８回２／３を自責点０に抑えれば日本通算防御率が１点台となります。リリーフとして５００試合以上に登板した投手の防御率１点台は、日本球界初の偉業となる記録です。頼れるベテラン右腕が、前人未到の記録に向かっています。

＜藤川＞は、今季はここまで２７試合に登板して４勝０敗、防御率１・３０と抜群の安定感で、虎の中継ぎ陣をけん引しています。現在、日本通算防御率は２・０１。あと８回２／３を自責点０で乗り切れば、５００試合以上に救援登板した投手としては日本球界初の通算防御率１点台となります

中継ぎは試合展開で自身に白星が転がり込むことがあります。ホールドやセーブは、１度挙げるとその数字が減ることはありません。しかし、防御率は自身の日々の投球結果が如実に表れる流動的な生きた数値です。

本日２９日には、戦列を離れていた＜ジョンソン＞が１軍復帰し、中継ぎ陣が厚みを増すなか、＜藤川＞の記録達成に期待を寄せています。

エンゼルスの＜大谷翔平＞選手が２７日（日本時間２８日）、本拠地アナハイムでのアスレチックス戦に「３番・ＤＨ」で３試合連続でスタメン出場し、第２打席で２年連続２桁本塁打となる今季１０号ツーランホームランを放っています。チームはアスレチックスに「８－３」と大勝して４連勝とし、貯金を２としています。

第１打席は＜アンダーソン＞の前に、内角低めの際どいボールで見逃し三振に倒れましたが、待望の一発は３回１死一塁での第２打席に生まれました。内角低めの難しいボールを捉えると、打球は中堅の頭上を超えスタンドへと飛び込みました。

出場９試合ぶりの一発で、ルーキーながら２２本塁打を放った昨季に続く２年連続２桁本塁打を達成しています。複数年連続２桁本塁打は（松井秀喜、井口資仁、城島健司、福留孝介）以来、日本人５人目。昨季の５１試合を上回る４４試合目での２桁本塁打到達となり、日米通算８０本目の本塁打となっています。

４回の第３打席は空振り三振に倒れ、６回２死二、三塁で、この日の第４打席に、元西武の＜シュリッター＞と対戦すると、フルカウントからの６球目、内角高めの真っ直ぐに見逃し三振に。　

＜大谷＞は６回まで４打数１安打２打点。今季の成績を１６２打数４７安打１１本塁打３３打点、打率.２９０としています。

エンゼルスの＜大谷翔平＞選手（２４）は、２５日（日本時間２６日）、本拠地アナハイムでのレッズ戦との交流戦に「３番・ＤＨ」で５試合ぶりに先発。第３打席で左前打を放って、３打数１安打１打点。第４打席では、相手の守備のミスでラッキーな今季３１打点目をマークしています。打率は・２７７となっています。エンゼルスは「５－１」で２連勝を飾って、勝率を５割に戻しています。

本拠地に戻っての６連戦の初戦。大谷は３点リードで迎えた五回１死一塁の第３打席で、先発右腕＜マーレー＞からシフトで遊撃付近にいた三塁手の左横を抜く左前打を放った。「４－１」での七回１死二塁からの第４打席では、左翼方向に大飛球を放ったがフェンス手前で左翼手のグラブに収まった。しかし捕球した左翼手は３アウトと勘違い。送球が遅れる間に二走が一気に三塁を蹴ってホームイン。記録は左犠飛となり、大谷にラッキーな打点がついた。

大谷の一回１死からの第１打席は、カウント１－２から外角の速球の前に三ゴロに倒れた。３点リードでの三回１死からの第２打席は、強い打球の左飛でした。

レッズが＜ボット＞の８号ソロで先制。その裏、エンゼルスは先頭の＜ラステラ＞がセンター方向へ打球を放ってランニング本塁打とし、「１－１」の同点とした。さらに二回、＜レンヒーフォ。が右越え３号３ランを放ち「４－１」とリードを広げました。エンゼルスは七回、＜大谷＞の犠飛で「５－１」とすると、そのまま逃げ切りました。

ヤンキースは２５日（日本時間２６日）、本拠地ヤンキースタジアムでブルージェイズと対戦。初回に＜ＤＪ・ルメイヒュー＞内野手が先制の１１号ソロを放ち、チームの連続試合本塁打は「２８」試合連続本塁打になり、２００２年のレンジャーズが記録したチーム連続試合本塁打のメジャー記録（２７試合）を更新しています。

この試合に「１番・二塁」でスタメン出場した＜ルメイヒュー＞は、ブルージェイズ先発の＜リチャード＞から先頭打者弾。いきなり記録更新の一発を放ちました。さらに、続く「２番・右翼」の主砲＜アーロン・ジャッジ＞外野手も右中間に叩き込み、２者連続の６号ソロ。さらに、２回には＜グレイバー・トーレス＞内野手も１９号ソロを右翼に運んでいます。

【ＭＬＢ】公式サイトは、ヤンキースがメジャー新記録を打ち立てたことを速報。記事によると、ヤンキースは連続試合本塁打が続いている２８試合のうち、１４試合で２本以上のホームランを記録しています。

プロ野球＜阪神タイガース＞は、「機動戦士ガンダム４０周年プロジェクト」とコラボレーションした「ガンプラ（ガンダムのプラモデル）付きチケット（４４００円・税込）を、２０１９年６月２７日午前１０時から７００席限定で追加発売します。タイガースＶｅｒ.の「ガンダム」　が再び入手できるチャンス です。

対象となる試合は８月３０日（金）の対読売ジャイアンツ戦で、入場券１枚につき特典のガンプラ「ＨＧ　１／１４４ ＲＸ－７８－２ ガンダム タイガースバージョン」１つを受け取れます。同球団カラーのイエローとブラックに、ロゴマークなどをあしらった特別デザインになっています。

席種は３塁アルプス席。電話予約およびインターネット、店頭で発売されます。特典の受け渡しは試合当日の開門時～試合開始１時間半後まで。なお、予定枚数の終了で発売も終了するとのことです。

ＮＰＢは２４日、７月１２日（金）同１３日（土）に、東京ドームと甲子園で行われる『マイナビオールスターゲーム２０１９』の出場選手を決めるファン投票の最終結果を発表しました。

両リーグ最多となる得票数を集めたのは、昨季のパ・リーグＭＶＰで、今季も本塁打を量産している西武の＜山川穂高＞選手。２６００万票を超える有効得票数の中から５３万１１８７票を集めています。

ソフトバンクの＜柳田＞と、今宮＞は負傷による影響で一軍登録を抹消となっていますが、オールスターともなると張り切って登場ということになるのではないでしょうか

なお、監督選抜を含む全メンバーの発表は７月１日（月）の１６時に発表されます。ファン投票の最終結果は以下の通りです。
◆ セ・リーグ　ファン投票結果
＜先発投手＞・大瀬良 大地（広）　１３試合：６勝４敗／防御率２．２７
＜中継投手＞・Ｐ.ジョンソン（神）　２８試合：２勝０敗１９ホールド／防御率０．６４
＜抑え投手＞・山崎 康晃（Ｄｅ） 　２７試合：１勝１敗１５セーブ／防御率１．３８
＜捕手＞・梅野隆太郎（神）　７１試合：打率.２９０／７本／３４打点
＜一塁手＞・岡本和真（巨）　６９試合：打率.２５５／１５本／４４打点
＜二塁手＞・山田哲人（ヤ）　７２試合：打率.２７７／１９本／４５打点
＜三塁手＞・村上宗隆（ヤ）　７３試合：打率．２２９／１９本／５５打点
＜遊撃手＞・坂本勇人（巨）　６９試合：打率.３００／２１本／４８打点
＜外野手＞・鈴木誠也（広）　６８試合：打率.３１９／１８本／５１打点
　　　 　　　　・近本光司（神）　７２試合：打率.２６８／６本／２４打点
　　　　　　　 ・筒香嘉智（Ｄｅ）　６６試合：打率.２８６／１４本／３５打点
◆ パ・リーグ　ファン投票結果
＜先発投手＞・千賀滉大（ソ）　１３試合：７勝２敗／防御率１．９６
＜中継投手＞・宮西尚生（日）　２８試合：１勝１敗２３ホールド／防御率１．８８
＜抑え投手＞・松井裕樹（楽）　３８試合：１勝２敗６ホールド２４セーブ／防御率１．３７
＜捕手＞・森　友哉（西）　６６試合：打率３３６／６本／４５打点
＜一塁手＞・山川穂高（西）　７０試合：打率．２７９／２７本／６７打点
＜二塁手＞・浅村栄斗（楽）　７０試合：打率.２９１／１６本／４３打点
＜三塁手＞・Ｂ.レアード（ロ）　７０試合：打率.２８０／２１本／５１打点
＜遊撃手＞・今宮健太（ソ）　６１試合：打率.２７１／９本／２５打点
＜外野手＞・秋山翔吾（西）　７０試合：打率.３２２／１２本／３４打点
　　　　　 　　・吉田正尚（オ）　７０試合：打率.２７８／１２本／３６打点
　　　　　　　 ・柳田悠岐（ソ）　９試合：打率．３５５／４本／１４打点
＜指名打者＞・近藤健介（日）　７０試合：打率.３１１／０本／２９打点

エンゼルスの＜大谷翔平＞選手が２３日（日本時間２４日）、ブッシュ・スタジアムで行われたカージナルスとのインター・リーグ（交流戦）に代打で出場。追加点につながる今季初の代打安打をマークし、エンゼルスは「６－４」でカージナルスに勝ちチームの連敗ストップに貢献しています。

ナ・リーグの本拠地で指名打者制がないため、４試合連続ベンチスタートの＜大谷＞でした。出番は１点リードの６回、一死一、二塁の好機で訪れました。追加点が欲しい場面でエンゼルは「代打・大谷」をコール。カージナルスベンチも追加点阻止のため左腕の＜ウェブ＞にスイッチです。。

＜大谷＞は＜ウェブ＞が投じた２球目チェンジアップを叩くと、打球は痛烈なライナーで右前へ。打点こそつきませんでしたが好機を一死満塁に広げ、続く１番＜ラステラ。の中前適時打につなげました。＜大谷＞はこの日も代打のみの出場で１打数１安打。代打出場での安打は今季初めてになり、打率を．２７６に上げています。

エンゼルスは「２－０」と２点リードで迎えた９回、６番＜フレッチャー＞の２点適時打などで一気に４点を追加。その裏、二死無走者からカージナルスに４点を返されましたが、リードを守り連敗を３で止めています。

セ・パ交流戦６試合が２２日行われ、この日３勝を加えたパ・リーグの１０年連続勝ち越しが決定しています。

前日の時点でパ・リーグの通算５１勝３９敗４分け。この日、オリックスが広島に「３ー２」で競り勝ち、ロッテもヤクルトに「８－４」で快勝。楽天も激しい乱打戦でＤｅＮＡを「１１ー９」で制した。この結果、パの通算５４勝４２敗４分けとなり、セ・リーグが残り８試合で全勝しても上回ることができなくなっています。

２００５年から始まった交流戦は、１５年間でセ・リーグが勝ち越したのは２００９年の１度だけ。中日、阪神、ヤクルト、大失速の広島は負け越しが決まっており、パの優位という図式は今年も変わりませんでした。

優勝の行方は巨人がソフトバンクに「７ー２」で勝ち、２３日に持ち越しになっています。

甲子園球場１４：００から試合開始の西武とのデーゲームは、「６－２」で阪神が逆転勝ちを収めています。阪神の先発＜岩田 稔＞投手が６回５安打２失点。失点は許したものの、尻上がりに調子を上げる粘りの投球で、４月１８日以来、６５日ぶりの今季２勝目を挙げています。

二回１死から６番＜中村 剛也＞に、２ボールから甘く入ったカットボールを振り抜かれると、打球はバックスクリーンへ。大阪桐蔭高の同級生に先制ソロを浴びると、四回は再び＜中村＞に左翼越えに２打席連続ソロホームランを浴びています。

打線が２点を追う４回に＜糸井＞、＜マルテ＞の適時打で逆転に成功すると、５回には＜木浪＞、６回には＜大山＞、７回には＜糸原＞に適時打が飛び出すなど打線がつながり先発野手全員安打を記録しています。

＜岩田＞の許した得点は旧友＜中村＞から浴びた２本の本塁打のみ。ツーシームと変化球を低めに制球し、１８個のアウトのうち実にゴロアウトを１４個積み重ねて強力西武打線を２失点に封じました。六回は２死一塁から高校の後輩、５番＜森 友哉＞を低めのカットボールで空振り三振に仕留めています。

連敗が続いていました＜阪神タイガース＞でしたので、久々に勝利のアップになりました。阪神が西武との接戦に勝ち、引き分けを挟んだ連敗を６で止めています。中継ぎで登板した＜岩崎 優＞が今季初勝利。１死満塁から＜梅野＞の押し出し死球が決勝点になりました。１２日のソフトバンク戦（ヤフオクドーム）　以来９日ぶりの白星です。

初回、先発の＜西。が＜秋山＞、＜源田＞、＜外崎＞に３連打を浴びて、開始４分で先制点を許してしまいました。それでも、後続を断って最少失点で切り抜けると、続く１回裏の攻撃で＜糸井＞の二ゴロで＜近本＞がホームを踏み、＜マルテ＞のレフトオーバー適時二塁打で逆転に成功しました。二回には糸井の右前適時打で「１－３」とリードを広げました。

が、四回＜西＞が＜山川＞、＜森＞、＜中村＞に３連打を浴びて同点となり、＜西＞は６回９安打３失点で降板。この試合で史上１４９人目の通算１０００奪三振を記録していますが、粘投も勝敗は付かず、５月１０日の中日戦を最後に１カ月以上、白星から遠ざかっています。

試合は同点で迎えた七回、＜糸原＞、＜糸井＞の連打で一、三塁を作り、＜大山＞の四球後、＜梅野＞の押し出し死球で勝ち越しに成功しました。後続は倒れましたが、続く八回にも１死二塁から＜糸原＞の中前適時打などで追加点。＜糸井＞が今季２度目の４安打で勝利に貢献しました。奪ったリードを＜藤川＞、＜ドリス＞が守り抜き、リーグトップ１６度目の逆転勝利となりました。

本日２２日の第２戦は＜岩田 稔＞が先発予定。同戦での登板は２００９年以来、実に１０年ぶりになります。ベテラン左腕の快投で連勝、５カードぶりの勝ち越に期待しています。