「猛暑日」の記録(7月22日)
Jul
22
22日、日本列島は太平洋高気圧に覆われて広い範囲で晴れ、連日の猛烈な暑さに見舞われました。全国914の観測点のうち、今年最多の260地点で最高気温35度以上の「猛暑日」となりました。午後2時までに最高気温が30度以上の「真夏日」となったのは、「猛暑日」の場所を含めて761地点でした。
気象庁によりますと、山梨県甲州市勝沼で「39.6度」、甲府市で「39.4度」、栃木県佐野市で「39.1度」、群馬県伊勢崎市で「38.9度」、千葉県市原市牛久で「38.8度」、静岡県浜松市天竜で「38.7℃」、茨城県大子町で「38.6℃」、群馬県桐生市で「38.5℃」などを記録しています。
そのほか、東京都心で「36.6度」、宇都宮市で「37.5度」、岐阜市で「38.1度」、京都市で「38.0度」、岡山市で「36.8度」、高松市で「36.9度」を観測し、いずれも今シーズン一番の暑さとなりました。また、仙台市では「36.2度」を観測し、今年初めての「猛暑日」となっています。
一方で、日本海から東北付近に延びる梅雨前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になり、局地的な雷雨となった所もあり、滋賀県大津市南部付近では16時40分までの1時間に約90ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しています。