★ヨセフの行動と預言の成就 Joseph’s journey and fulfillment of prophecies
マタイMatt. 1:20 -23
彼がこのことを思い巡らしていたとき、主の使いが夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ。恐れないであなたの妻マリヤを迎えなさい。その胎に宿っているものは聖霊によるのです。
21 マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。」
22 このすべての出来事は、主の預言者を通して言われた事が成就するためであった。
これは、イザヤ書の預言の成就でした。
イザヤIsaiah7:14
それゆえ、主みずから、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ。処女がみごもっている。そして男の子を産み、その名を『インマヌエル』と名づける。
Therefore the Lord himself shall give you a sign; Behold, a virgin shall conceive, and bear a son, and shall call his name Immanuel.
マタイ2:13 は、ホセアと出エジプトより
ホセアHosea11:1
イスラエルが幼いころ、わたしは彼を愛し、わたしの子をエジプトから呼び出した。
“When Israel was a child, I loved him, and out of Egypt I called my son.
出エジEx. 4:22-23
そのとき、あなたはパロに言わなければならない。主はこう仰せられる。『イスラエルはわたしの子、わたしの初子である。23そこでわたしはあなたに言う。わたしの子を行かせて、わたしに仕えさせよ。もし、あなたが拒んで彼を行かせないなら、見よ、わたしはあなたの子、あなたの初子を殺す。』」Then say to Pharaoh, ‘This is what the Lord says: Israel is my firstborn son, 23 and I told you, “Let my son go, so he may worship me.” But you refused to let him go; so I will kill your firstborn son.’”
こちらも、先ほどと同じ、ホセア11:1, 出エジ4:2, 23の成就であり、
マタイ2:22 は、イザヤ書より。
イザヤIsaiah11:1
エッサイの根株から新芽が生え、その根から若枝が出て実を結ぶ。
A shoot will come up from the stump of Jesse; from his roots a Branch will bear fruit.
★神の計画ありきThere was God’s plan
神の言葉が初めにあった。預言が昔にあったということは、神は全てを計画してくださったと言うことです。ある人は、あらかじめ決められていることに対して不快感を示します。自分で決められないのかと。。。しかし、み言葉はこういっています。
エペソEphesians 1:5
神は、ただみこころのままに、私たちをイエス・キリストによってご自分の子にしようと、愛をもってあらかじめ定めておられたのです。In love, He predestined us for adoption to sonship through Jesus Christ, in accordance with his pleasure and will—
★自由意志Free will
人は、その計画と自分の人生の出会いの接点を自分で持つことが許さている。神は私たちに自由意志を与えられているからです。
★ヨセフのユニークな体験 What did make Joseph’s story unique?
私達は後になって聖書を通してヨセフの人生を診ていますが、ヨセフにとっては、今、現在おきいてること自体が預言の成就だったのです。いつか起きるだろうではなく、今起きているという事態を体験している。
これ自体が大きなしるしです。神様からの確証であり、サインです。
② 良い知らせが必要であった Needing a Good News
そんな羊飼いに、救い主の誕生という、最も素晴らしい知らせが最初に届けられたのです。
先ほども言いましたが、羊飼いは、卑しい身分とされていた。しかし、この良い知らせは、高い教育を受けている宗教学者たちでもなく、尊敬されてもいない羊飼いに真っ先にとどけられたのでした。
私達は、あまりにも宗教的になりすぎてしまう。定めに全て従い、全ての行事に参加して等々。もちろんそのような人たち、ゼカリヤや忠実なコルネリオ、旧約のヨブも神に信頼されていました。しかし、神は外側よりも心を見ます。
不思議ではありせんか。
しかし、考えてみると聖書は、一貫して言っています。
1コリントCorinthians 1:28 また、この世の取るに足りない者や見下されている者を、神は選ばれました。すなわち、有るものをない者のようにするため、無に等しいものを選ばれたのです。and the base things of the world and the things which are despised God has chosen, and the things which are not, to bring to nothing the things that are,
★神のやり方-- 証人とする God’s way is to make His witness
羊飼いは地位が低く社会的信頼度が低かったので、法廷で証人として立つような資格はありませんでした。神は、そんな羊飼いを一番初めのキリストの証人にしたのです。
神にある影響力、地位というのは、自分で何か大きいもの、ミニストリーを立ち上げることではありません。若い時は、分かりませんでした。もっと大きなミニストリー、教会、もっと遠くの国に行く、もっと大勢の人を集める、有名な説教者になる、というようなことが神に大きく用いられていることかのように思っていました。しかし、このクリスマスの物語から学のはそうではないと言う事。
むしろ、神の働きを目撃することにあります。神の働きの証人となることが私たちの働きなのです。自分の御国を建てあげることではなく、神の働きを毎日どれだけ目撃しているか、というこです。
★ 羊飼いはイエス様の誕生のお知らせを受けてどうしたのでしょうか。
What did Shephard do?
① すぐに信じた Believed
--- その信仰が喜びをもたらした。彼らは喜びに満ちて、わくわくした
羊飼いは素直でした。恐れましたが、それが神からのメッセージだとすぐに受け取りました。すると、まだ見てないうちから心がワクワクし、喜びました。
信仰は、希望その物です。信じる時、すでに喜びが与えられるのです。信じましょう。
② 早速、本当かどうか見に行こうと、急いで見に行った Went to see right away!
信仰とは、すぐに行動を起こします。アブラハムも朝早く、イサクを捧げるために出かけました。それは、確信の大きさも示しているのです。心にはっきりしているから、今、行くのです。今、従うのです。あなたにははっきりした確信が心にありますか。
③ 目で確かめたことを、人々に伝えた Spread the word
彼は、出かけてみて、それが本当で会ったことを確認したのです。証人となりました。こんな嬉しい知らせの証人となったので、人に伝えずにはいられないのです。
みなさん、伝道は、自分から生み出すものではないのです。すばらしいから、話さずには入れない。すばらしいから、みんなにも知って欲しいのです。
④ 神をますます賛美し礼拝した Praised and Worshiped more
彼らは、今までも神を賛美し、職場である野原で、昼も夜も忠実に働きながら神を礼拝していました。宮には行けませんでした。
そんな彼らは、証人となり、ますます神を賛美し、礼拝したのです。
これは、新約のイエス様がもたらした礼拝を表しているかのようです。
もう、礼拝する場所は関係なくなる。霊とまことにより、礼拝する人を父はさがしている、と。キリストの証人は消すことの出来ないよろこびと確信が心に生まれ、儀式によるのではなく、動物の捧げものによるのではなく、その場でいつでも礼拝者となるのです。
★なぜ、イエスの処女降誕がそんなに大切なのか。Why Virgin Birth so important?
●アダムとエバAdam & Eve
アダムは地のちりから作られた、またエバはアダムのあばら骨から。神ご自身が創造された。
彼らは、神の言葉に従わず、罪の性質が入った。この罪は、その子たちにカインとアベルに、そして子々孫々受け継がれた。
●罪の問題 Sin
罪が入って救いが必要になった。また、罪は子々孫々引き継がれていった。血の中に、遺伝するようになった。いかに人の性質というものは、血を通して次の世代に引き継がれることか。。子供たちは嘘をつくように教えられてないうちから、言葉を習う前から嘘をつくようになる。
●救いと旧約の礼拝はイエス様の型 Salvation and Old Testament’s worship is type of Jesus Christ
動物の生け贄
これは、やがて来る救い主イエス・キリストを指し示す型であった。
ですから、罪もない、シミもない方が来られ、その人が人々の罪の身代わりとなって死ぬときに、人々は悟らなければならないのです。
●人類への預言の成就であった The fulfillment of prophecy
「処女降誕」それはイエス様が生まれる前、BC700年に預言されていました。
イザヤIsaiah 7:14
それゆえ、主みずから、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ。処女がみごもっている。そして男の子を産み、その名を『インマヌエル』と名づける。
Therefore the Lord himself will give you a sign: The virgin will conceive and give birth to a son, and will call him Immanuel.
●完全な人であり、完全な神であった100%God and 100% man
イエス様は罪の無い人間として生まれなければならなかった。
傷のない神の小羊だから。
マリヤには罪があった。しかし、イエス様は聖霊の働きによって、マリヤの胎に宿る。皆さん、胎盤は、誰のものですか。赤ちゃんのものです。胎の中の血と母の血は混じらない。胎児は、胎盤の母親の血液から栄養と酸素をもらう。しかし、胎児と母親の血液は混ざることはない。胎盤ではお母さんの血管と赤ちゃんの血管はつながっておらず、接しているだけなので、お母さんの血球と赤ちゃんの血球が移動することはありません。
●あなたをおおい Hovering over
ルカLuke1:35 あなたの上に臨み
御使いは答えて言った。「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。それゆえ、生れる者は、聖なる者、神の子と呼ばれます。
The angel answered, “The Holy Spirit will come on you, and the power of the Most High will overshadow you. So the holy one to be born will be called the Son of God.
このovershadow おおうと言う言葉は、創世記一章の天地創造の際、神の霊が水の上を動いていた。という、hovering over という言葉と同じ言葉です。
創世記Genesis 1: 2
地は茫漠として何もなかった。やみが大水の上にあり、神の霊が水の上を動いていた。Now the earth was formless and empty, darkness was over the surface of the deep, and the Spirit of God was hovering over the waters.
すなわち、聖霊により創造の御業が行われていたということです。
★マリヤの超自然へのアクセス Mary’s access to the supernatural
メッセージを聞いた時
頭で、分からないながらも
お言葉通りになりますようにと受け入れた = Acceptance of God’s word as it is.
v38 マリヤは言った。「ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように。」“I am the Lord’s servant,” Mary answered. “May your word to me be fulfilled.” Then the angel left her.
★祭司について Being a Priest
ザカリヤは祭司でした。祭司とは、神様と人との間にあって、とりなし手としての職務が与えられていました。その職務は大きく二つあり、一つは、民を代表して、神様にいけにえをささげるということ。もう一つは、民に、神の契約や律法を教えるということです。
ザカリヤの妻は、エリサベツとあります。彼女は、「アロンの子孫で」とありますように、祭司の家系でありました。すなわち、二人とも神に仕えるように生まれついたカップルということが出来ると思います。
★自分の意志で By their choice
私達は自分で生まれてくる家族は選べませんが、生き方は自分で選びます。この二人は、敬虔に生きることを選んだのでした。
二人は、「ふたりとも、神の御前に正しく、主のすべての戒めと定めを落度なく踏み行なっていた。」Both of them were righteous in the sight of God, observing all the Lord’s commands and decrees blamelessly.(6節)とありますように、神様の前に、どうあるべきかを意識して、正しく生きていた夫婦でした。
★超自然の始まりは試練から Supernatural started with a difficulty
ところが、そんな二人ではありましたが、子どもがいなかったのです。妻のエリザベツは不妊の女であり、しかも、二人はもう年をとっていたと言うのです。
子どもがいないということは、現代においても辛い現実だと思います。子がいないということは、当時「恥」だったのです。さらに、祭司職は世襲制でありました ので、子がいないということは、家業が断絶するということを意味しました。また、ラビたちは神から放逐される例を七つ挙げ、その第一が、妻のないもの、または子どものいないものとされた。
★敬虔さと忍耐が超自然の入り口に Piety and Perseverance was the access to the supernatural
このように、何の希望の見えない現実が続いていました。しかし、神様の側ではすばらしい計画が備えられていたのです。彼は、ラビとしての家系が途絶え、ラビ職を失っても仕方がない境遇でした。子供がいないのですから。しかし、神は、そんなカップルを選びました。
〇聖書には長い間忠実に神と歩む人が出てくる。Many pious people in Bible
アンナも、夫を亡くして60年間ずっと忠実に宮で祈り、仕えていた。そんなアンナは赤ちゃんイエス様に出会うことが出来た。ヨブも何もかも失い、病で身体がぼろぼろとなり、長い間苦しんだが、信仰を捨てることはせず、最後には二倍に祝福された。
★超自然② Supernatural 2
彼に対する神様の奇跡は、それだけではありませんでした。それは、妻エリサベツが男の子を産むということです。13節以降には、御使いによって語られ た、約束の言葉が記されています。「こわがることはない。ザカリヤ。あなたの願いが聞かれたのです。あなたの妻エリサベツは男の子を産みます。名をヨハネ とつけなさい。その子はあなたにとって喜びとなり楽しみとなり、多くの人もその誕生を喜びます。」But the angel said to him: “Do not be afraid, Zechariah; your prayer has been heard. Your wife Elizabeth will bear you a son, and you are to call him John. 14 He will be a joy and delight to you, and many will rejoice because of his birth,
とあります。このヨハネこそ、バプテスマのヨハネ。主イ エス・キリストの道備えをする人物です。
★神は生きておられ、あなたを顧みられる God is alive and will reward you
みなさん、くじにあたり、誰もができないような祭司の働きをすることはとてもセンセーショナルに見えるかも知れません。しかし、特別だから選ばれたのではありません。特別だったとしたら、彼らは忠実にどんな時も神に信頼して、こつこつ毎日忠実に神に仕えていたことでした。
ピリピPhilippians 4:6-7
何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。7 そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。
Do not be anxious about anything, but in every situation, by prayer and petition, with thanksgiving, present your requests to God. And the peace of God, which transcends all understanding, will guard your hearts and your minds in Christ Jesus.
●思い煩いが私たちを感謝から遠ざける Anxiety keeps us from Thanksgiving
この箇所で勧められてるのは、何も思い煩わないと言う事です。
祈りは、また来週話しますが、天、すなわち、超自然と繋がる私たちの側の入り口です。そして、その超自然を開く祈りの中には、感謝が不必要であるのです。
そして、感謝と心の平安は結びつついていて、感謝と心と思いの守りは直結しているということです。
このみ言葉で興味深いことは、「全て」という言葉が多いことです。Emphasis on “All”
- 「何も」思い煩わないで、ということは、一ミリも思い煩わないということ。
- 「あらゆる」場合に、一回通った道も、始めてのことも、どんな場合でも。
- 人の「全ての」考えにまさる、と。人は、心配に対して、あらゆる努力と知力を尽くして対処しようとします。しかし、神の答えとは、そんな人の全ての考えに勝るというのです。
●感謝をささげることTo give thanks
◎感謝をささげることは、聖書ではよく出てきます。そして、感謝からくる結果というのは、繰り返し数え切れないほど、でできます。しかし、感謝というのは、強いられてするものではなく、心から、自発的に出てくるものですから、律法ではありません。が、結果というのは目を見張る素晴らしいものがあります。
◎礼拝と捧げもの Thanksgiving In Worship
礼拝は、神が素晴らしいから私たちが捧げます。神のすばらしさに感動するところからはじまります。また、礼拝には、捧げ物がつきものでありました。旧約の時代から、礼拝と言えば、みな、動物や、穀物の捧げものを携えて宮にやってきました。
自発的に、心から捧げること、これが礼拝であり、感謝の心です。
2コリントCorinthians 9:7
ひとりひとり、いやいやながらでなく、強いられてでもなく、心で決めたとおりにしなさい。神は喜んで与える人を愛してくださいます。So let each one give as he purposes in his heart, not grudgingly or of necessity; for God loves a cheerful giver.
◎感謝の初穂を捧げる First Fruit of Thanksgiving
次のみ言葉は、自分の収穫の一番の収穫のうちから神に持って行くという原則について語っています。
箴言Proverbs 3:9-10
あなたの財産とすべての収穫の初物で、主をあがめよ。10 そうすれば、あなたの倉は豊かに満たされ、あなたの酒ぶねは新しいぶどう酒であふれる。
9 Honor the LORD with your possessions, And with the firstfruits of all your increase;
10 So your barns will be filled with plenty, And your vats will overflow with new wine.
●感謝する脳Grateful Brain
先ほど読んだ、ピリピの四章のみ言葉は、脳科学が証明しています。
リサーチによると、二つのグループに毎日違うことを日記につけてもらいました。一つのグループは、毎日不満に思う事、一つのグループは、毎日感謝に想う事について。
すると、感謝を書いたグループは、決断力、注意力、活気、熱意が増加したそうです。
determination, attention, enthusiasm, and energy