部下指導にもコーチングスキルは
役立つので人を育てることも
セッションテーマに上がります。
人を育てる時、どんな情報を持っているかは
評価を大きく左右します。
例えば、任された新人が入社試験第1位、
十年に一人の逸材なので大切に育てて
ほしいと頼まれたとします。
もし、その人がミスしたら?
指導法が悪かったのかな。
どうしたらも理解できるのだろうと
相手が悪いといきなりは評価しないでしょう。
逆に別の新人が入社試験最下位、
取引先から頼まれてしかたなく雇ったなんて
聞いたら、どんな評価をしたでしょうか?
第1位と人と同じように考えるでしょうか?
何でできないの?
使えない!?
こちらの教え方うんぬんより
相手の能力を疑ってしまうこともあるでしょう。
人は情報によって、自分を反省したり
相手のせいにしたりしてしまうのです。
人っていろんな才能を持っています。
それがあるという前提で人を見るならば
何でできない?が
どうすればできる?に思考が変わります。
何でという言葉を使った質問には
マイナスのエネルギーが入っています。
この質問を浴びせられたら?
私も経験がありますが恐怖です。
取り調べを受けている気分になるんですね。
自分を守る態勢に入りますから
改善点なんか浮かんできません。
この時間をどうやり過ごそうかと考えるだけなんですね。
何気なく使っている言葉ですが
相手をマイナス思考にしてしまったら
ある才能も出てきません!
質の高い質問は相手の思いを引き出して
行動までも変える力を持っています。
そんな人に出会った人は幸せですね。
私も職場で出会った尊敬できる先輩たちは
過去を責めるのではなくて
未来を変える力を持っていましたね。
言葉の力は人生までも変えてくれますので
今でもお手本にしていますし、感謝しています。
未来を変えるのは質問の力!