Mar
13,
2022
「コーチングを受けて『肩の荷が下りた』」コーチ探せる
「コーチ探せる」で、以前こんなタイトルのブログを、書くように勧められた記憶がある。
「コーチングを受けて○○になった」
そこで私が初めて「コーチング・セッション」を受けた時の衝撃!を
書こうと思う。題して
「コーチングを受けて『肩の荷が下りた』」
今日の簡単な流れ
1.コーチングとの最初の出会い・そして失望
2.コーチングとの再会
3.セッションで感じた「衝撃」
4.その後の展開
1.コーチングとの最初の出会い・そして失望
(1)コーチングとの出会いは実は結構早い。1990年代の終わりごろ。日本にコーチングなるものが輸入されてきて間もない時期。中小企業診断士の更新研修で学ぶ機会があった。
(2)当時、ある外資系企業で係長をしていた私は、部下マネジメントに困っていた。そこで、このコーチング・スキルを最大限活用しようと「質問」を多投することにした。
(3)しかし全く機能しなかった。部下からはそっぽを向かれることになった。今思えばスキルの使い方が間違っていた。しかし当時の私は「やっぱりアメリカからの輸入スキルは日本では機能しないんだ」と悪い印象だけが残ってしまった。(今思えは自分の浅はかさに赤面すること然り)
2.コーチングとの再会
(1)その後、20年くらい経過。帰国後の日本での最初に転職に失敗!転職後の新しい職場に全く馴染めず、2ヶ月で社長から「明日から出社に及ばず宣言」を受ける。
(2)お先真っ暗。藁をもすがる思い。誰かに相談しないと立ち直れないほど。しかし誰に相談したら良いのか? コーチング?、しかし、以前の苦い経験しかないコーチング。迷ったあげく取り敢えずプロコーチからコーチング・セッションを受けることにした。
3.セッションで感じた「衝撃」
(1)それまでの人生で、私は基本的に「他人に相談する」という発想がなかった。自分のことは自分で検討して、判断して、決定する。そういうものだと考えていた。思い込んでいた。
(2)しかし、2か月で馘!という事件に遭遇して、もうどうしようもなくなった。そんな気持ちで受けたコーチング・セッション。私にとっては「衝撃」だった。何故なら、そのコーチは私の話を延々と2時間くらい聞いてくれたのだ。
(3)私のこれまでの成功体験はもちろんだが、失敗は恥ずかしい思い。悔しく感じたこと、自分の卑しい部分。すべてをぶちまけた感じ。
(4)だんだんと話が広がり、そして深くなっていくうちに「なぜ転職が上手くいかなかったのか?」が見えてきた。コーチはそんな問い掛けは一切しない。私が自分で話をすることで自然に気が付いたのだ。それは取りも直さず「至らない自分」の姿。思い上がって、自分を大きく見せようとしたいたずるい自分。
(5)「 素の自分」が見えてきた。他人の目や評価では「自分の目で」自分を直視することが出来るようになった。そして、程なく次の転職先が決まる......
4.その後の展開
(1)その後も色々なことがあった。楽しいこと・辛いこと。そして私はプロコーチとして独立・起業することにした。
(2)これは私の「恩返し」の旅である。あれほどのどん底から救ってくれた「コーチング」。そして助けてくれた私のコーチ(文字通り私の「メンタルコーチ」)、そして私とここまで生かしてくれた社会への「恩返し」をしようと決心したのだ。
(3)どこまで出来るか分からないけれど、会社で職場で困っている人・悩んでいる人の助けになりたい。私がそうしてもらったように。
そんな思いで、クライアント一人一人に全身全霊で向き合おうと誓っています。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
Mar
9,
2022
コーチングを通じて体感する「価値」とは? (Day4)番外編「クライアントからの感想・気付き」
この約一年間、コーチング・セッションを提供してきた、ある有名企業の社長さんとの
最後のセッション
を終えました。
クライアントになる以前から知り合いだった、ということもありますが、
知り合いだからこそ、コーチング・クライアントとしては難しさを感じる
ことも、正直言ってありました。
「社長、一年間のセッションを振り返って頂いて、宜しければ感想や気付きを教えて頂けますか?」
最終回のセッションの最後に、私はこうお願いした。
その社長さんは、次のように語ってくれました。
『コーチングを受けることは初めてでしたが、自分を内省する時間を定期的に持つことが出来たことは、とても大事だと気付かせていただきました。』
『また、自分が考えていることが対話によって言語化されて、話がまとまってくることもコーチングを受けていて感じたことの一つでもありますね。』
『これらを感じたことで、自らもコーチングを学びたいと思うきっかけになったといえます。』
涙が出そうなくらい、嬉しいお言葉。コーチ冥利に尽きるとは将にこのこと。
そして更に嬉しいことにその社長は、自らコーチングを学びたい、部下にコーチングを学ばせたい、とおっしゃってくれました。
こうして少しずつコーチングの効果を理解してくれる人が増え、「コーチング・コミュニケーション」が社会に広がっていくことを心から願っています。
そして、このような社会の実現のための存在に、私はなりたいと強く感じました。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
Feb
20,
2022
「部下力」とは何だろう?(Day4)「上司との関係構築のための『3つの視点』」
会社で働くビジネスパーソンとのセッションで、しばしばテーマになるのは「上司」との関係。
私も30年以上、会社組織で働いてきた経験があるので、クライアントのお気持ち、よーく分かります。
そして、リーダーとして至らない上司が多いのも事実だとは思う反面、自分たち、つまり「部下」としてはどうなのか?
そこで今日から、少しチャレンジングなテーマで、このブログを綴って行こうと考えました。題して
「部下力」とは何だろう?
リーダーや上司など、第三者として他人を批判することは難しいことではない。
しかし、部下である自分はどうなのか?部下としての「あるべき姿」「ありたい姿」とはどういうものか?
私の苦い経験や失敗、また「あの時こうしていたら、どうだったのか?」という反省・内省も触れながら、書き進めて行きます。
なお私自身も、上司とどう付き合ったら良いのか?部下はどうあるべきか、などに関して確固たる公式や姿勢を打ち立てている訳ではありません。
このブログを書きながら、内省しつつ考察して行こうと思っています。
従って、論点がぶれたり、方向性があっちこっちに行ってしまうことを、予めてご容赦ください。
前々回は、私がこれまで出会った個性的な上司を5人ご紹介しました。
そして前回はその上司との関係を振り返りつつ、「部下力」を焙り出すための「5つの問い」を検討しました。そうすることで上司との関係構築のための「3つの視点」が見えてきたように思います。
上司との関係構築の【3つの視点】
1.上司自身に関すること(性格・特長・価値観など)
2.上司が置かれている環境に関すること(部下や、上司の上司との関係など)
3.あなた自身に関して(自己評価や活用できるリソースなど)
そして今日は、上記の「3つの視点」について、一つずつ中身を見て行きたいと思います。
【1.上司自身に関すること(性格・特長・価値観など)】
(1)5つの問い(下記参照)を考えて改めて気が付いたのは、自分は上司のことを知らない、という事実です。
あまり興味を持っていなかった、というのが偽らざる心境。上司ということで、まさに「上席」という言葉があるように無意識に、上司から何らかの働きかけが来るものと思っていたように感じます。
(2)ここでまた気が付いたのは、上司も、上司である前に「一人の人間」であること。
なかなか上司のプライベートまで踏み込んで、理解しようとすることは無いかも知れない。しかし、上司の人となりを理解することは、人間関係の構築の観点からは重要だと気が付きました。
(3)次に仕事を一緒にしていく、という意味では上司の「得意・不得意」を理解することも大切ですね。
誰でも強み・弱みはあるのだし、仕事が出来る!上司であっても、仕事の進め方の好みはあるはず。そこを汲み取ってあげる姿勢が部下には必要だと気が付きます。
(4)上司の性格・特長などは、日々一緒に仕事をすることで何となく見えてきます。
上司自ら「俺はこれが苦手だ」と公言するケースは稀ではありますが、時間を一緒に過ごせば見えてきます。
(5)一方、上司・部下の関係でより踏み込む必要がある点は「仕事における価値観や目指すゴール」です。
この部分は、一緒に働いていてもなかなか具体的には見えてこないような気がします。上司の方から「これは自分の部署を、こんなチームにしたい」と明言してくれれば有難いですが、こういう上司に私は、お目にかかったことがありません。従ってこの点は、部下の方から、機会を敢えて創る必要があるように思います。
(6)この点に関しては私自身に、反省すべき点は多いです。
前々回に触れた「サラリーマン上司」と一緒に海外出張へ出かける機会が何度かありました。しかしその機会を使って上司に問い掛けることが出来ませんでした。そう出来なかったた理由はあるのですが、私自身に勇気が無かったことも大きいです。
「こんなことを上司に訊いたら、答えに窮してしまうかも知れない。答えを持ち合わせていないことで、上司としてメンツを潰してしまうかも知れない。」
色々な想いが私の中に交錯して、口をつぐんでしまいました。もしあの時、私の方で勇気を持って問い掛けていたら、上司との関係性は少しは違っていたかも知れません。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
ご参考【5つの問い】
1.上司は仕事において、何を大切にして、何を目指しているのか?
2.上司はあなたを、どう見ていると思うか?あなたへの期待は何か?
3.上司の得意・不得意、強み・弱みは何だと思うか?
4.上司との関係において、あなたが相談できる人は誰か?
5.上司とその上司との関係を、あなたはどう見ているか?
Feb
16,
2022
「部下力」とは何だろう?(Day1)
会社で働くビジネスパーソンとのセッションで、しばしばテーマになるのは「上司」との関係。
私も30年以上、会社組織で働いてきた経験があるので、クライアントのお気持ち、よーく分かります。
そして、リーダーとして至らない上司が多いのも事実だとは思う反面、自分たち、つまり「部下」としてはどうなのか?
そこで今日から、少しチャレンジングなテーマで、このブログを綴って行こうと考えました。題して
「部下力」とは何だろう?
リーダーや上司など、第三者として他人を批判することは難しいことではない。
しかし、部下である自分はどうなのか?部下としての「あるべき姿」「ありたい姿」とはどういうものか?
私の苦い経験や失敗、また「あの時こうしていたら、どうだったのか?」という反省・内省も触れながら、書き進めて行きます。
なお私自身も、上司とどう付き合ったら良いのか?部下はどうあるべきか、などに関して確固たる公式や姿勢を打ち立てている訳ではありません。
このブログを書きながら、内省しつつ考察して行こうと思っています。
従って、論点がぶれたり、方向性があっちこっちに行ってしまうことを、予めてご容赦ください。
さて今日はこのテーマの第一回目ということで、私の頭の中にある気になっている「ワードやフレーズ」を先ずは、吐き出してみることから始めます。
順不同、思い付くままですが、こんな感じです。
1.上司も人間である
2.上司にも上司がいる
3.上司は変えられない・代えられない
4.部下としての自分の捉え方の問題?(リフレーミング?)
5.自分の部下は、自分と自分の上司との関係をどう見ているのか?
6.組織階層の観点から、上司が見えている絵は、自分が見えている絵と異なる?
7.自分にとって上司は、仕える・支える存在なのか、協業するパートナーなのか?
8.部下の役割って何だろうか?
9.上司の目には、自分はどう見えているのか?
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
Feb
14,
2022
佐伯夕利子著「教えないスキル」を読んで(Day2)「『教えない』をメンタルコーチから学ぶ」
最近、嵌まっている、というか正確に表現すると「研究対象」にしている
「メンタルコーチング」
これまでビジネスパーソンを対象にコーチングサービスを提供してきました。従って、アスリート向けのコーチングは新たな領域。
プロコーチ仲間から、有難いことにお声がけを頂いたので、これも何かの「啓示」。
昨年は東京で、そして今年は北京でオリンピックが開催されていることもあり、コーチング業界としてはホッとな分野です。
研究とは言っても、先ずは一人で出来ることということで、メンタルコーチングに関する書籍を読み漁っています。
今日は読了した書籍の中でも感銘を受けたものをご紹介していきます。
それは
佐伯夕利子著「教えないスキル」
タイトルもさることながら、この本の内容は「衝撃」です。
副題が
「7つの人材育成術」
とあるので、今日から7つの育成術を一つずつ取り上げていきます。
なおその際、佐伯氏がこの育成術を確立していく過程で、メンタルコーチがどのように関わってきたのか? メンタルコーチの視点も含めてお伝えしていきます。
【7つの人材育成術】
1.自分の言動に意識をもつ(reflection)
(1)メンタルコーチから指導者への最初の問い:「あなたはどういう選手を育てたいのですか?」
つまり、指導者の側に、どういうチームにしたいのか、どんな指導者になりたいのか?どういう選手であって欲しいのか、というアイディアを出し合い、自分たちで決めていくこと大切。
(2)「指導者としてプロフェッショナルだというのなら、選手のピッチ上でのパフォーマンスだけに注力してよいのか?」
「選手たちがフットボール選手じゃなくなった時、彼らがどんな人間になっているかというところに責任を持つ。」
試合で活躍できるというだけではなく、選手育成をより広い視点で捉えるようになった。
(3)指導者自身が、自分たちの指導を振り返る。自分の指導法を第三者に見てもらうこと、他の指導者からのフィードバックを受けることで、色々なことが見えてきた。
メンタルコーチは指導者に、指導者自身が選手にはどう見えているのか?の内省を促す役割を担っている。
(4)自分たちの経験や視点だけで、選手に指示をしたり、叱ったりしていることが多いことが分かった。つまり選手に対して「支配的」なワードが多いと気付いた。
(5)「自分の言動に意識的かどうか」が、指導者として振り返る習慣が重要だと感じた。つまり「この指示は選手のためになっているのか?」その声掛けに意図はあるのか?を自問するようになった。
(6)メンタルコーチは、指導者の言動について良否のジャッジやアドバイスはしない。ただただ第三者から確認できる、行動や言葉がけ、表情をビデオカメラに収めた、事実を指導者に伝えるだけである。
指導者をそれを自ら振り返ることで、色々な事に気付き、考えて行く。メンタルコーチは指導者が気付くきっかけや環境を提供するだけである。実務的な答えをメンタルコーチは持ち合わせいない。
(7)古い慣習を壊す:アンラーン(学び壊し)が必須。
自分でこうだと思っている確固たる信念みたいなものこそ、自らクエスチョンマークを付けて、心に余白を持つようにする。
(8)感情的になると大切なものを見落とす。自分の感情と距離を取ることで、指導において「大切なものの優先順位」が見えてくる。
自分の感情を「賢く取り扱う」ことが出来れば、指導者としてさらに成長できる。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
Feb
8,
2022
コーチをつけるメリット コーチ探せる
「コーチ探せる」からブログのお題が出ています。それは、
「コーチをつけるメリット コーチ探せる」
そこでは私は、このタイトルに副題、
「プロコーチがなぜ、プロコーチからコーチング・セッションを受けるのか?」
を付けて、今日はお伝えしていきます。
【私のこれまでの経緯】
2014年に銀座コーチングスクール(GCS)でコーチ認定を取り、そして続けて講師認定の資格も取得いたしました。その直後、懇意にしていた先輩コーチからお声掛けを頂いて、GCS横浜校の講師もさせて頂きました。
しかし本業(外資系企業での経理マネジャー)が超多忙となり一年で降板することに。そしてその後、勤務先企業で経理財務本部長へ昇格後、2018年に早期退職を決意し、プロコーチとして独立起業をいたしました。
そして今年は独立4年目。社長・会社役員・企業管理職・起業家を対象とした「エグゼクティブコーチング」の提供、及び「人と組織」に関わるコンサルティング活動をしております。
【私がなぜ今、プロコーチのセッションを受けるのか?】
コーチを付けることの目的や獲得できることを、一言で表現すると
「自分探し」
では、なぜそう感じるのか?3つの観点で纏めてみます。
1.プロコーチとして「在り方」が問われる
2.自分を見つめる「内省の機会」が大切
3.コーチとして更なる「レベルアップ」を目指したい
1.「在り方」が問われる
「○○社長は、ご自身の会社をどのような存在にしたいですか?」
私は経営者や個人事業主のクライアントに、しばしばこのように問いかけます。
しかしこの問いは同時に、自分自身にも向けられていることに気付くのです。
「なるほど、そういう会社にしたいのですね!それでは○○社長、それをいつまでに実現したいですか?」
次の私のこの問いかけも、同様に私自身に向かうのです。
クライアントとのセッションを重ねれば重ねるほど、こういう問いをする「自分自身はどうなんだ?」という問いが頭の中をぐるぐるします。
そして、その答えを自分なりに見つけることが必要だと強く感じるようになります。そこで自分も、自分のクライアントと同様にコーチを付ける必要があると感じるのです。
つまりクライアントに問いを投げながら、私自身の「在り方」を自分で問い、その答えを見つける必要性に駆られているのです。
2.「内省の機会」の大切さ
プロコーチと言えども生身の人間です。怒ったり、悲しんだり、残念なことにも遭遇します。理想は「24時間コーチ」ではありますが、実際はその域には達していないです。
「あー、あの時こんな言い方をしなければ良かった」
「どうして、そんな態度を取ってしまったのだろうか」
「今度、同じような状況の時には、どう対応したら良いのだろうか」
セルフコーチングを試みても、一つの頭の中では思いがぐるぐる空回りするだけ。
この空回りを解決するのは、やはりコーチとのセッションが最も効果的です。
お互いに信頼し合っているコーチと話すことで、文字通り氷解するように、視界が開けて行きます。そして「なるほど、そうか!次回はこういう心構えで、こんな風に行動すれば良いんだ!」
今まで迷走していたことが嘘のように、霧が晴れる感じを持てるのです。
3.「レベルアップ」を目指す
「これまでこのような結果を出している○○社長なら、もっと出来るはずです。目標を1.5倍にしましょう!」
文字通り「リクエスト」のスキル。
では、そんなチャレンジを試みるクライアントに引き続き対峙する自分は、プロコーチとしてこれから、どのように成長し、レベルアップしていくのか?
私がこのテーマを探索していくのに伴走してくれる存在は唯一、プロコーチだけだと思う。同業者であり、仲間であり、目指す方向性が同じコーチだからこそ、果たすことができる役割だと感じます。
「砂村コーチ、次はどういう存在・役割を目指しますか?」
こんなコーチからの問い掛けを真正面に受けて、自分なりの答えを絞り出したい。
いかがでしたでしょうか? 少しでも伝われば嬉しいです。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
Feb
7,
2022
毎晩「スリー・グッド・シングス」書き出すと.......
今日は今朝、たまたま見つけた新聞記事をご紹介します。
「スリー・グッド・シングス」
お子さんを持つ親御さん向けに書かれた記事。
お子さんを寝かしつける時に毎晩、その日の起きた「良かったこと」「楽しかったこと」を話してもらう。
その日に起きた良かったことを3つ思い出して書き出すことで、こころを元気にする方法だ。
この記事を読んだ時、
「え、これは、大人である私たちにも有効なのでは?」
何気ない日常を振り返り、今日感じた「良かったこと」「楽しかったこと」を思い出して書き出す。
どんな小さなことでも、些細なことでも良い。
「夕飯に食べた餃子が美味しかった!」
「オリンピックで頑張っている選手たちがカッコよかった!」
「隣のおばさんと道すがら、ばったり会って話が出来た。元気そうだった!」
まずは、その日一日を振り返ることから始めたい。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
Jan
13,
2022
今日まで毎日投稿して気付いたこと:ブログを書くことは「セルフコーチング」
昨日、先輩プロコーチからコーチング・セッションを受けて、あることに気が付きました。それは、
ブログを書くことは「セルフコーチング」だ!
ブログ投稿を始めて今日で243日目。これまで毎日、投稿が出来たことは正直言って、自分でもびっくりしています。
先輩コーチはから、こんな問い掛けがありました。
「ブログを毎日書くということは、ご自身にとって、どういう意味がありますか?」
うーむ、意味か?!
コーチからの問い掛けによって、様々な問いが自分の中に巡りました。
「自分は何のために、ブログを毎日投稿するって決めたのだろう?」
「誰のために、毎日苦労してブログを書いているのか?」
「ここまで書き続けてみて、何を感じているのだろう?」
そして見えてきた答えは、
「自分勝手だけれど、ブログを書くのは誰のためでもない、自分のためだ」
「『自分と向き合う』ため、つまり内省のためにブログを書いている」
このようなことに気付くと、毎日投稿する心理的な負担が、少しスーッと軽くなるような気がしました。なぜなら
「自分の視点で、自分の想いを、そのまま記せば良い」
「上手いとか下手とか、文章が長いとか短いとか、関係ない」
素の自分、自分自身の中から自然に湧き出てくるものを、文字化・言語化すれば良いのだ。
そして、これは将に
「セルフコーチング」
だ、と腹落ちしました。
こんな私のブログに、わざわざお付き合い頂く皆様には、本当に心苦しい限りです。
しかし、このわがままをお許し頂けるようであれば、時おりで良いので、立ち寄って頂けると本当に有難いです。
明日からもまた、書き続けて参ります。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
Jan
10,
2022
セルフコーチングで「2022年のありたい姿」を言語化する(Day2)「何から着手するのか?」
新年2022年が明けて、既に今日は10日。年末年始とバタバタしていたこともあって、大事なことを考えることを疎かにしていました。それは
「2022年のありたい姿」
を明確にする。
抱負、といっても良いし、計画・目論見と表現することも出来ます。
つまり、
「今年はこんな一年になって欲しい、こんな一年にしたい!」
そこで昨日に引き続き、誌上「セルフコーチング」で言語化してみようと思います。
因みに「Day1」での問い掛けは以下の通り。
【Day1】
問い掛け(1)
2022年の大晦日に一年を振り返った時、どんな状況、どんな気持ちになっていると嬉しいか?
問い掛け(2)
その「将来の展望」が2022年の年末時点で見えていることは、自分にとってどういう意味があるのか?
問い掛け(3)
「残り10年」という話が出たが、その最初の一年目である2022年は、どんな位置付けの年にしたいのか?
【Day2】
問い掛け(1)
残り10年で「やり残し」が無いようにしたい。そのために、やってみたいと思っていることに、先ずは手を付けたいとのこと。それは具体的に何か?
①やりたいことを、いくつかのカテゴリーに分ける。a) 仕事、b)家族、c)個人。短期・長期という視点も織り交ぜる。
②それぞれのカテゴリー
a) 仕事
- 顧問先・懇意にしているクライアントへの支援強化
- 新サービス開発:これまでの提供サービスに加えて、今年は企業研修に「ケースメソッド研修」を加えたい。修了した大学院で得た知見を是非研修で活かす。
- 協会の立上げ促進:先ずは協会体制の確立、及び、集客戦略の構築
b) 家族
- 妻との将来のライフスタイルを模索・検討する:海外と日本のdual life(二重生活)を実現するためのフィージビリティスタディ・下見を開始する。
c) 個人
- ICF資格取得:コーチングの原点回帰し、更に深掘りする。それを具体的な形としての資格(PCC資格)とする。
問い掛け(2)
色々出てきたが、2022年末の状態を10とすると、現時点での立ち位置はどの程度か?
①全体感としては「1~2」くらいかな?未だ未だ項目を挙げただけ。ただしICF/PCC受検は受検要件を満たすため事前学習は開始している。
問い掛け(3)
その立ち位置を先ずは、いつまでに、どれくらいまで進めたいか?
①1年間の最初の3ヶ月が鍵!3月末までに始める、「着手」することが重要。後になると億劫になってしまうかも知れない。
②3月末までに、以下に着手する。
- ICF/PCC受検の準備(既に一部開始)
- ケースメソッド研修:懇意にしているプロコーチ・研修講師に試しで模擬研修を提供して、感想やフィードバックをもらい、手応えや改善点を確認する。
問い掛け(4)
それを実現するための「心掛け」「注意点」は何か?
①対処している目先のことに「集中」し「楽しむ」こと。仕事を「こなす」ことについ躍起になってしまうと、大事なことが見えなくなる。
②時間的な余裕を創り出す:すきま時間を有効活用する。
こんな感じでしょうか?「セルフコーチング」で自らの問いを、こうして「言語化」「文字化」することで、大分すっきり、明確になりました。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
Jan
1,
2022
(新年を迎えて②)「リーダーシップ」というものを思う時(7)「コトよりヒトに焦点を当てる」
不定期ですが、
『「リーダーシップ」というものを思う時』
というタイトルで綴っています。
新年2022年も明けて、今日が二日目。
昨日に引き続いて今日も、会社組織やグループを率いるリーダーの方々に向けて、メッセージをお伝えしたいと思います。
今日のメッセージは
「コトよりヒトに焦点を当てる」
つい我々は「何に対して、どう対応するか?」という視点で日常を過ごしています。
特に組織内での業務・仕事に関しては、なおさら「その業務を、どのような手続きで完了させるか?」という道筋を常に追いかけているように感じます。
しかし、与えられた業務や仕事に取り組むのは、取りも直さず、自分自身はもちろん、メンバーや部下。先ずは、その「ヒト」に焦点、つまり「誰がそれを扱うのか?」を先ずは考えた上で、業務遂行を考えたいです。
例えば、
『この業務を遂行することは、Aさんにとって、どういう意味があるだろうか?』
『そもそもAさんって、どんな人なんだろう?何を目標・目的に会社で働いているのだろうか?』
『この課題の解決方法を見出すことは、Bさんの今後の仕事にどう影響するだろうか?』
『そもそもBさんって、どういう仕事に携わって、どういう成果や体験をしたいと考えているのだろうか?』
つまり、
「コト」ではなく先ずは「ヒト」に焦点を当てて考えてみる。
すると、それまで見えなかったものが、見えてくるように思います。
それは例えば、
『この業務を本当にこなす意味・意義は何だろうか?』
『なぜ自分自身で対応せず、Cさんに依頼するのか?』
いかがでしょうか?
「事柄」ではなく、それを扱う「人間」に焦点を当てて、日常業務を捉え直してみる。
これは実は引いては、自分自身の内省にも繋がります。
これまでとは視点を変えて今年は、こんな視点を持ちながら、進んで行きたいです。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
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