築250年を経ている旧庄屋宅の玄関で声を掛けるが返事は無い
張り紙に「電気を点けてご覧下さい」と書いてある
唐紙戸を開けると、囲炉裏には薪がくべられ火が燃えている
自在鍵には煤けた薬缶が
囲炉裏の独特の匂いと火の温もりが感じられた
この地区の庄屋の屋敷が保存され、現在も中に上がることが出来る
この、屋敷を使って先日舞踊家 田中泯に師事した舞踊家の
踊りが幾部屋かを繋いだ座敷で披露された
この庄屋宅は築250年は経っている
建物は人が住んでいる又は使っていないと朽ちてしまう
この建物を管理する難しさはあるが、歴史遺産として語り継ぎ
存続をしていく事が、文化の原点であろう
張り紙に「電気を点けて勝手に見学してください」と書いてある
たかだか、150年ほど前の日本は「歩け歩け」の世界
お伊勢参り、や上方へ、そして江戸へと人々は旅をしています
勿論、公的な旅や文書も往復します
人足や役馬を要する継所が指定されていました
「驛」と名前が付けられています
街道筋に「庚申塚」があり、小さな地蔵尊が祀られています
道中の無事を願ったものでしょうか
この所の陽気に誘われて、まだ汽車や電車、勿論自動車のない
時代の街道を歩いた
当時は徒歩か舟運しかない
日本の歴史を辿ると、道路が整備されていない事に驚かされる
旅人は多くいたのに、道路と履物は発達していなかったようである
この街道筋に立派な塀をめぐらした屋敷があった
案の定、当主は住まいしていなく保存の話が出ている
季節ごとに活け花や飾りを変える習慣はその時々の
雰囲気を味わう事が出来る
寒い、暑いと文句を言いながらも、四季のある国の幸せが
実感できる
常夏の島で数年を過ごすと、ことのほかこの事が実感出切るようだ
毎月訪れるこの旧宿舎
日本銀行の特別な時代を物語る旧跡である
防衛省の「軍事」トップの退職金の額を見て、公務員の
優遇振りが際立っている
政務次官級ではいかほどのものであろうか
多くの俸給を得ていることは、その配下の不祥事に対する
責任料も入っている筈である
公的機関で、改竄や裏金プールを聞くとその当時のトップなどの
責任が追及される事を余り聞かない
多くの俸給や退職金はそれらを勘案してのものと理解しているが
11月に入り、大陸から冷たい高気圧が日本に張り出してくる
大気が冷たくとも、水蒸気が少ないと積雪は少ない
北のオホーツクは海水温が低いので、水蒸気の発生が少ない
その点、対馬海流は海水温が高いので温度差が大きいと水蒸気が
上空へ昇る
その結果は雪となって地上に舞い降りる
しかも、日本列島の中央部には2000M以上の山が連なり
その山に雪雲が止まり多くの雪を降らせる
日本海はこれからが、本場の荒海となる
家路へ向かう車中から、鈴なりになった柿の木があちらこちらで
見受けられる
以前も書いたが、農家では柿は沢山なっても出荷せず
そのまま放置されることが多い
下山開始から2時間半ばとなる
大きな杉木立を抜けると、自動車を駐車した神社に辿り着く
晴天の山路は気持ちよい
下山開始から2時間以上を過ぎた
アエギながらの登りのとは違って、下りは一見楽そうに
見えるが、山道ではそうはいかない
根があり、凸凹があり、岩や石が飛び出ている
その上、体を支える為に足の筋肉を強烈につかう
登山後の足の筋肉痛は下山時に起きる
平場に近づき、美しい種子を見つけた
木を引き寄せると、独特の臭気がある
「臭木」(クサキ)
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