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神戸:ファルコンの散歩メモ

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『君の望む死に方』石持浅海(祥伝社文庫)

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『君の望む死に方』石持浅海(祥...
多くの推理小説は、作者の書かれた文章中の手掛かりを探りながら、犯人を推理してゆく形をとるのが、一般的だと思います。
今回取り上げた『君の望む死に方』は、倒叙型の推理小説で、「刑事コロンボ」のようにあらかじめ犯人が分かっていてストリーが展開していきます。

冒頭、主人公が死んでいる描写から始まります。

癌告知を受けて余命6カ月しかない社長が、あえて自分の会社の社員に、自分を殺させる企みを考えます。
その社員の父親は社長と二人で会社を興した仲間でしたが、社長自身が過ちで殺した秘密があり、息子にかたき討ちをさせてやろうという設定です。

読み方を変えれば、一種の企業小説的な内容でもありますが、最後はどう終わらせるのかを先読みしながら、最後まであきることなく読めました。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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エメラルド
Commented by エメラルド
Posted at 2011-12-07 16:39

刑事コロンボ方式の推理小説、とっても面白そうです。
最後が楽しみなんですね。機会があったら、是非トライしてみたい本です。(^▽^)

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ファルコン
Commented by ファルコン
Posted at 2011-12-08 01:43

結果があらかじめ分かっていますので、飽きさせない構成力、求められますよね。
どのように進んでゆくのか、興味を持ちながら最後まで読めました。

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