今年の読書(3)『事件現場は花ざかり』ローズマリー・ハリス(ハヤカワ文庫)
Jan
3
大きな庭園の再生仕事を任され、作業に取り掛かろうとした矢先に、庭から赤ちゃんの白骨死体を発見するところから物語は始まります。
話しはメキシコからの移住労働者達の問題も伏線としてあり、暗い内容の部分もありますが、陽気な主人公の性格で、面白く読みきれました。
「テンナンショウ(天南星)」・「ケンマソウ(鯛釣り草)」・「ニコチアス(ハナタバコ)」・「ナスタチウム(金蓮花)」など、知らない植物名を確認しながら、庭園の景色を想像しておりました。
<矮性>などという専門用語も飛び出し、きっと訳者は植物図鑑を片手に手こずったことと思います。
庭園が事件現場というだけで、お花の話はたくさん出てきませんでしたが、ミステリーとして楽しめた一冊です。
Posted at 2012-01-03 03:42
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Posted at 2012-01-03 12:52
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Posted at 2012-01-03 10:27
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Posted at 2012-01-03 23:48
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Posted at 2012-01-03 19:09
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Posted at 2012-01-04 04:14
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