「フキバッタ(蕗飛蝗)」は、全体に黄緑色の体色で、成虫でも翅が短く退化していて、飛ぶことができません。
目の横にある黒側条も特徴的な部分で、胸部と後脚のあいだに、薄褐色の退化した翅が見てとれます。
バッタ科フキバッタ亜科で、世界中に120属890種以上が数えられ、日本では3種1亜種が分類されています。
以前までは、北海道にしかいない「サッポロフキバッタ」と、本州以南に生息する「ミヤマフキバッタ」と大きく分類されていました。
飛べないということで地域格差のある個体の分化が進み、今では多種に分類されて名前が付けられています。
写真の後脚の下部(太ももの後ろ側)の部分に赤茶(紅)色が入るのが、【セトウチフキバッタ】で、他の「フキバッタ」には見られない色の特徴です。
付けられている和名から、(蕗)がおもな食草だと分かりますが、クズやフジバカマなど、幅広く食用にしているバッタさんです。
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Posted at 2012-07-08 18:26
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Posted at 2012-07-09 04:05
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Posted at 2012-07-08 21:35
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Posted at 2012-07-09 08:00
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Posted at 2012-07-10 09:38
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Posted at 2012-07-11 00:53
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