居酒屋の定番メニューとしては 「鯵フライ」 と並び、「鰯の煮付け」(250円)も外せない肴の一品です。
狭義にはニシン目ニシン亜目の複数の小魚の総称ですが、日本では「マイワシ」と「ウルメイワシ」、カタクチイワシ科の「カタクチイワシ」の3種類を指しています。
英語で「サーディン」は「イワシ」と訳されていますが「サッパ(ママカリ)」も含まれていますし、「アンチョビ」はタカクチイワシ科全般を含んでいます。
「イワシ」の語源は、陸に揚げるとすぐに弱るところの「よわし」から変化したとの説が有力ですが、貴族の食べ物でない「卑しい魚」という意味で「いやし」に由来する説もあります。
紫式部が、夫の藤原宣孝が留守中に鰯を焼いて食べていると、突然宣孝が帰宅して「そんな卑しいものを食べて」と非難しました。
式部は、「ひのもとに いわれ給ういわし水 まいらせぬ人は あらじそと思う」と歌で抗議し、それ以後この歌に因んで「御紫(おむらさき)」もしくは「紫(むらさき)」とも呼ばれる魚です。
鰯も漁獲高が少なくので高価になったのかと思っていましたが、某魚屋さん曰く、「取れないからではなく、刺身で食べるようになって高くなった」と教えていただきました。
忘れていました本日の主人公「鰯の煮付け」、生姜と梅干だけでも酒が進みます。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account
Posted at 2012-07-20 05:00
People Who Wowed This Post
Posted at 2012-07-20 16:49
People Who Wowed This Post
Posted at 2012-07-20 19:00
People Who Wowed This Post
Posted at 2012-07-21 04:23
People Who Wowed This Post