一見コガネムシ科の昆虫にによく似ていますが、胸部が大きく、体色も違います。
【センチコガネ(雪隠黄金)】は、甲虫目(鞘翅目)カブトムシ亜科センチコガネムシ科の昆虫で、25属約600種を数えています。
昆虫の餌としては、<植物の葉を食べる>・<花の花粉を食べる>・<樹液を吸う>・<動物の死骸を食べる>等がありますが、この【センチコガネ】は<動物の糞を食べる>、「糞虫」と呼ばれる昆虫です。
「糞」と関係するところから、名前の「センチ」は、厠や便所を指す「雪隠(セッチン)」の呼び名が変化した名称です。
メスは「糞」を地中に埋め込んでその中で産卵をし、幼虫は「糞」を食べて育ちます。
自然環境の中で、「糞」の処理をするという物質循環に果たす「糞虫」の役割は、とても大きいのです。
ファーブルの観察記録で「フンコロガシ(糞虫)」が有名ですが、日本には「マメダルマコガネ」一種のみで体長2~3ミリしかなく、まだ見たことはありません。
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Posted at 2012-08-12 22:38
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Posted at 2012-08-13 11:18
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