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今年の読書(54)『Dカラーバケーション』加藤実秋(創元推理文庫)

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今年の読書(54)『Dカラーバ...
2003年「インディゴの夜」で、第10回創元推理短編賞を受賞、2005年受賞作を含む連作短編集『インディゴの夜』を刊行、以後も連作短編集としてこの『Dカラーバケーション』(2012年2月)で4冊目になります。

登場人物たちは、渋谷のホストクラブ「club indigo」の女性オーナー<高原昌>を中心に個性あるホスト達が登場、<高原>を中心に難事件などのトラブルを解決してゆくという筋立てです。

<高原>の台詞として、「相手が誰だろうと気が乗らない、ノリが違うと思ったらそっぽを向き、梃子でも動かない。実に分かりやすいが扱いは面倒。それがこの連中だ」とあるように、一筋縄ではいかないホスト達の活躍は、なかなか会話のやり取りも面白く、肩を張らずに気楽に読めました。

表題の「Dカラー」はダイヤモンドが絡む事件に乗り出すのですが、最高ランクの表示としての意味合いが含まれています。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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エメラルド
Commented by エメラルド
Posted at 2013-04-24 08:11

探偵物は好きなジャンルです。面白そうですね。〆(._.)メモメモ

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ファルコン
Commented by ファルコン
Posted at 2013-04-25 00:52

それぞれに個性あるホスト達が登場しますが、要所を締めるオーナーの<高原>の動きも良く、なんとなく読み終わった感があります。
肩肘張らない物語りでした。

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