今年の読書(136)『殺戮ガール』七尾与史(宝島社文庫)
Nov
7
仕事上、推理作家の<小田原>が放火殺人事件で亡くなり、執筆中の原稿担当者やその恋人までもが殺される事件が起こり、<小田原>が一時住まわせていた<大山茜>という女性が捜査線上に浮かび上がり、彼女の身辺を調べ始めます。
遠足で使用したバスが、埋められていた地中から発見されますが、ひとり分の遺体が見つかりません。
読者は生き延びた17歳の女子高生が<大西茜>だと分かり、同じような年齢の女性を殺しながら、その身分を騙りながら自分の夢に向かって生き延びてゆく足取りを<奈良林>や<小田原>に雇われた探偵の動きで知らされていくのですが・・・。
前回読んだ著者の 『ドS刑事』 はユーモアがあり楽しめましたが、今回は現実離れしたともいえるべき内容で、「だからどうなの」という感が残りますが、ハラハラしながら読み終えました。
Posted at 2013-11-07 14:56
People Who Wowed This Post
Posted at 2013-11-08 00:07
People Who Wowed This Post