『仮面警官』に次ぐ、シリーズ2巻目になります『発覚』です。
かっての恋人<真理子>のひき逃げ事件が、神奈川県警の上層部とかかわりがあると知り、警察官になった<南條達也>ですが、交番勤めの地域課から念願の刑事へと池袋警察署での研修が始まりました。
窃盗事件の犯人逮捕に伴い、黒幕が「貝籐組」だとわかり内偵を始めますと、元々は関東進出を狙っている「河内連合」の手先だと判明、<南條>は昔「河内連合」の義眼の男から入手した拳銃で、ひき逃げ事件の真相を探ろうとして組員の<木村>を射殺して警察官になった過去を背負っています。
そんな折、自分が捨てた拳銃が別の射殺事件に使われ、犯人は当時隠れるように働いていた現場で一緒だった<岬ナオ>だとわかり、<岬>が逮捕されると自分の罪が発覚することになります。
第1巻と同様に、多くの登場人物が複雑に絡み合う構成ですが、今後の展開が気になるシリーズになりそうです。
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