神戸ご当地(233)【美しいまち神戸】@湊町地下道ギャラリー
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『神戸百景』 などの版画集で知られる創作版画家<川西英>の三男として生まれ、8歳から父親の指導を受けて木版画を始め、18歳(1942年)の時に「日本版画協会展」と「文部省美術展」に初入選しています。
写真は、国道2号線を渡るために中央区と兵庫区の境界線に設けられた地下道の壁面に、モザイクタイルで描かれた【美しいまち神戸】(1973年)です。
港町神戸の魅力を凝縮した場所として、ポートアイアランド北公園から眺めた神戸の風景が描かれており、左に見える「神戸大橋」の下に描かれた「ポートタワー」の横には「ホテルオークラ」もありませんし、右側にはその当時一番高いビルだった「神戸貿易センタービル」があり、高層の「神戸市役所」もまだ建設されていません。
2010年には、次作など900点以上の作品が神戸市立博物館に寄贈され、同館で記念展覧会が開催されていますので、近いうちに追悼展などが企画されるかもしれません。