今年の読書(11)『虎の尾を踏む新』佐伯泰英(新潮文庫)
Feb
26
怪しげな偉人たちに襲われた<総兵衛>でしたが、影様こと<九条文女>が江戸城より下城がなく、どうやらてきがたにらちされたようで杳として行方がわかりません。
焦る<総兵衛>は、おわい船の作業に紛れ込み江戸城に侵入、手がかりをもとめます。
やがて、異国のガリオエ船の「死の舞い」のメンバーと老中「中牧野忠清>との陰謀だとはんめい、無事に<九条文女>を取り戻し、<中牧野>の家臣を人質にしとめます。
偉人のガリオンふねが、詐欺沢一族の不仲櫛を狙っているとの知らせで、<総兵衛>は、イマサカ号でもって、敵船と全面対決、敵将の銃でけがをするも、相手を駿河湾に沈めて勝利します。
また「古着市」が近づき、異国との交易に出なければいけない忙しい時期を迎える<総兵衛>は、新しい造船に希望をたくし、次巻に続きます。
Posted at 2017-02-26 23:47
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Posted at 2017-02-26 23:53
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