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- 気になる人工知能AIによる「モトロイド」@ヤマハ発動機
<(画像:ヤマハ発動機) >
「第45回東京モーターショー」のヤマハ発動機・ブースで行われたプレス・カンファレンスで、ひときわ注目を集めたのが、概念検証実験モデル「モトロイド(MOTOROiD)」でした。自律するモーターサイクルとして人工知能AIによる顔認識機能によってオーナーを検知すると、自ら2輪で自立しスタンバイの状態で待ち、手招きなどのジェスチャーを認識するとオーナーのすぐ近くまでやってきます。
2輪車が自身で倒れることなく静止し、前進するのはとても難しい動作機能です。ヤマハは「AMCES(アムセス)」という独自の機構でこれを実現しています。スイングアームの付け根で後輪がねじれるように動き、バランスを取って自立してしまう。
そしてライダーが跨ってハンドルを握ると、テールカウルだと思っていたところが自動でライダーのウエスト部を抱き抱えるようにフィット。これは「ハプティックデバイス」と呼ばれ、こうしてマシンがライダーに触れることで直観的な情報のやり取りを目指すという。
低速での後退もでき、まさに常識を覆すコンセプトモデルとなっている。研究は知能化技術というインテリジェンスを用いて、まだまだ続きそうで、気になる分野です。
MOTOROiD
■全長×全幅×全高=2,060 mm賭ける600 mm賭ける1,090 mm
■原動機種類=リアインホイールモーター
■燃料供給=リチウムイオンバッテリー
■車両重量=213㎏
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