2021年にホテルとして生まれ変わる「旧奈良監獄」(奈良市)で23日、本格的な改修工事を前に着工記念式典が開催されました。25日まで 一般公開 やプロジェクションマッピングなどの関連イベントが行われ、改修前の施設を見学できる最後の機会となります。
「旧奈良監獄」は明治時代(1908(明治41)年)に造られた、千葉、金沢、長崎、鹿児島と並ぶ五大監獄の一つでした。赤れんがの外観や放射状の収容棟が特徴で、重要文化財に指定されています。
1946(昭和21)年から2017(平成29)年3月まで奈良少年刑務所として運用されていましたが、耐震性の問題で刑務所の役割を終え、補強工事を施した上で民間が運営する「監獄ホテル」として活用されることになっています。
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