ファルコン植物記(2018)黄色い花【エンコウソウ】(2)
May
13
【エンコウソウ】は、キンポウゲ科 リュウキンカ属に分類され、 茎先が斜上し、花径3センチくらいの黄色い花をつけます。花は普通は2輪ずつ付きます。普通は5枚ある花弁のように見えるものは萼片です。雄しべはたくさんあり、雌しべは5本です。
和名の由来は茎が広がる様子を手長猿に見立てたもの。「リュウキンカ」の変種で、「リュウキンカ(立金花)」は名のとおり茎が立つのに対し、【エンコウソウ】は茎が横に長く這って広がり、先が斜上して花をつけます。花後に花茎が傾伏し、節から発根してはんしょくしていきます。葉は無毛、長さ幅とも5~10㎝の円心形~腎円形、基部は心形、低い鈍鋸歯縁。長い葉柄があり、基部に鞘があります。
「エテコソウ」と騒いでいた園児たちも、今は中学生のはずです。小さな花に目を留めて花の名前を憶えてくれているでしょうか。
Posted at 2019-05-13 18:12
People Who Wowed This Post
Posted at 2019-05-14 00:49
People Who Wowed This Post