新型コロナウイルスの影響で5月25日発売号より休載していた漫画『ゴルゴ13』(作者:さいとう・たかを 83)が、10日発売の『ビッグコミック』14号(小学館)で約2ヶ月ぶりに再開されています。休載は連載52年の歴史で初でしたが、今回の再開で記念すべき第600話に到達しています。
1968年(昭和43年)11月発売の1969年1月号から同誌で連載中の『ゴルゴ13』は、超一流のスナイパー(狙撃手)≪ゴルゴ13≫こと「デューク東郷」の活躍を描いたスパイアクション。世界各地の戦争・紛争、ゲリラ活動や最新テクノロジー、歴史問題、芸術、スポーツなど題材が多岐にわたる。コミックスは197巻まで発売されており、同一タイトルで100巻以上刊行されている作品としては<秋本治>(67)さんの『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(集英社)全200巻に次ぐ2番目の多さで更新を続けています。
これまで1度も休載はしていませんでしたが、新型コロナウイルスの影響で「作画スタッフが日々の通勤による感染リスクを負い、長時間にわたり密集する環境で、原稿用紙に直接執筆を行う、いわゆる「3密」すべてに当てはまる作画過程を継続することには限界があることから、新作掲載見合わせという苦渋の決断に至りました」(同誌10号発表)と 11号より休載 していました。
また、第600話が掲載されていますが、同作は前編・中編・後編と3号に分かれての掲載でも1話とカウントするため、『ビッグコミック』誌での連載は1200回を超えています。
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