在日中国大使館がツイッターに投稿していた、米国を死に神になぞらえた画像が、見られなくなっています。中国大使館側が削除したようです。
4月29日午後7時半ごろに投稿された画像は、米国国旗を模した服を着た死に神が順番に開けたイラク、リビア、シリアなどと書かれた扉の向こうから血が流れ出してきているというもの。日本語で「米国が『民主』を持って来たら、こうなります。」との文章と共に投稿されていました。
28日の<バイデン>米大統領が施政方針演説で、中国の<習近平>国家主席を「専制主義者」と呼んだことを受けたものとみられますが、「これが大使館がするツイートか」「品がない」などと批判する書き込みが相次いでいました。
投稿された画像が見られなくなった後とみられる30日午後10時、在日米国大使館はツイッターに「あの極めて不快なツイートに対して声を上げてくださった日本の皆さまに感謝いたします」との文章を投稿しています。
中国外務省報道官も4月26日、<葛飾北斎>の浮世絵を加工したイラストを使って日本の原発処理水の放出方針をやゆし、日本政府が抗議しています。ツイッターは中国国内で一般的には使えませんが、中国政府は対外宣伝に利用しています。
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