デイケアのお昼ご飯(615)@「栄養週間」
Aug
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1920年の国立栄養研究所(現国立健康・栄養研究所)の創設から100年。その間日本は、戦争の経験から高度経済成長を経て、今日の発展を遂げてきました。栄養は、戦後の食糧難による栄養欠乏対策の時代、経済成長にともなう生活習慣病対策の時代、そして今日、食環境や食生活の変化、エビデンスのない乱立する栄養情報などを背景とした食事・食生活の乱れから、栄養不良の二重負荷に代表されるように、複雑化した栄養課題への対策が求められる時代になっています。また、2020年から続くコロナ禍においては、コロナ太りなどの名称が各メディアに頻出する一方、未曾有の事態が生んだ、健康意識の高まりも見せています。
この混乱期、2021年の「栄養の日・栄養週間」では、100年間で培った日本の栄養政策=「Japan Nutrition」をもって、望ましい食事・食生活のヒントが詰まった、管理栄養士・栄養士ならではの栄養の整理整頓を提案。「栄養の日・栄養週間 2021」では、これらを宣言するとともに、管理栄養士・栄養士の活動の場で国民運動として推進されています。
リハビリに出向いています施設の栄養価の栄養士さんたちがこの「Japan Nutrition」にちなんで「栄養週間」の最終日となる本日のお昼ご飯の献立が掲示されていました。