日経平均株価(3月14日)@終値2万5307円85銭
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前週末の下げで値ごろ感が出たとみられた主力株に買いが入りました。外国為替市場で円相場が1ドル=117円台後半まで円安・ドル高となり、輸出採算改善の思惑から自動車や機械など輸出関連株が上昇しています。日経平均の上げ幅は、一時400円を超え(2万5631円01銭)を付ける場面がありました。
ウクライナとロシアに停戦に向けこれまで最も進展がありそうだとの観測から、数日内に何らかの成果が出る可能性に言及したと伝わり、過度なリスク回避の姿勢が和らいでいます。
<岸田文雄>首相が、12日に観光需要喚起策「Go To トラベル」の再開に向けた準備を始めるとの考えを示しています。旅行や出張などの需要が回復するとの期待から、空運や鉄道、レジャー関連が買われています。世界経済の減速や資源高に伴うインフレへの警戒も根強く、消極的に内需関連に物色が向かった面もあるようです。