ダウ平均株価(3月27日)@終値3万2432ドル08セント
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26日、米連邦預金保険公社(FDIC)は米中堅地銀の「ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズグループ」が(SVB)を買い取ることで合意したと発表しました。米当局が地銀への緊急融資制度の拡充など支援策を検討していると伝わったことも支えとなり、米株市場では金融株を中心に買いが入り、JPモルガン・チェースとゴールドマン・サックスが上昇して始まった。ダウ平均の構成銘柄以外ではファースト・リパブリック・バンクなど地銀株が買われています。
27日の欧州株式市場では、信用不安の拡大や景気悪化による収益の落ち込みへの警戒から先週末に大きく売られた「ドイツ銀行」株が反発。欧州大手銀の株安懸念が和らいだのも米株市場の好材料となっています。
終値は3営業日続伸し、前週末比194ドル55セント(0.6%)高の3万2432ドル08セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は、米長期金利が上昇し、相対的な割高感が意識されやすかった高PER(株価収益率)銘柄には売りが出て、3営業日ぶりに反落し、前週末比55.124ポイント(0.5%)安の1万1768.836でした。