阪急電鉄(大阪市)は、神戸、宝塚、京都線に2024年夏から新型車両を導入すると発表しています。先頭車両前面の窓ガラスに曲線を取り入れて疾走感を出し、車いすスペースを広げるなどバリアフリー機能を高めています。消費電力量はVVVFインバータ制御装置に高効率な半導体素子を採用していて、既存車両より約60%削減できるといいます。新型車両の投入は11年ぶりになります。
新型車両として、神戸、宝塚線の通勤車両「2000系」、京都線の特急車両「2300系」を新造します。いずれも8両編成で、24年度にはそれぞれ1編成ずつ導入し、順次増やしていくそうです。
今回の新型車両開発では「安心と快適、そして環境に配慮した新しい阪急スタイル」をコンセプトに、従来の「車体のマルーンカラー」・「木目調の化粧板」・「ゴールデンオリーブ色の座席」を守りながら、先頭車両の車いすスペースは座席を撤去し拡大。ベビーカーや大型の荷物を持つ乗客も使いやすくなります。付近のつり革は高さを下げて利用しやすくなります。壁面の手すりも増設されます。
省エネ性能と静音性に優れた「インバータ式の空調装置」と、花粉・細菌・ウイルスの除去機能やカビ・臭気抑制効果がある「空気清浄機」が設置されます。
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Posted at 2023-10-15 20:03
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Posted at 2023-10-15 20:30
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