日経平均株価(11月10日)@終値3万2568円11銭
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9日、米連邦準備理事会(FRB)の<パウエル議長>は国際通貨基金(IMF)のイベントで講演し、インフレ次第では一段の引き締めを躊躇しない姿勢を示しています。米長期金利は心理的節目の(4.5%)を割り込んでいた前日から上昇して(4.6%台半ば)を付け、株式の売りを促しています。
ハイテク株を中心に売りが先行し、9日発表の2023年4~9月期の連結最終損益が大幅赤字だったソフトバンクグループ(SBG)は大幅に下落しています。(SBG)は午前の取引を前日比483円(7.66%)安の5822円で終え、1銘柄で日経平均を100円近く押し下げました。決算結果が市場予想には届かなかったホンダとソニーGにも売りが優勢でした。
午後に入ってからは商社や海運、銀行など午前から堅調だった割安株が一段と強含み、日経平均は下げ幅を縮小しています。海外短期筋から株価指数先物に打診買いが入ったとの見方も出ています。
終値はは反落し、前日比78円35銭(0.24%)安の3万2568円11銭で終えています。