ダウ平均株価(1月22日)@終値3万8001ドル81セント
Jan
22
22日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日続伸して始まりました。19日に付けた過去最高値「3万7863ドル80セント」を上回っています。人工知能(AI)の普及が半導体を中心にハイテク企業の収益の追い風になるとの見方から、業績期待が高まった銘柄を中心に買われています。
前週末はダウ平均株価に加え、多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数が約2年ぶりに最高値を更新しました。(AI)開発需要の拡大を見込んで半導体株に買いが集まり、ハイテク大手も全般に上げています。
今週からハイテク企業の10〜12月期の決算発表が本格化します。23日に動画配信のネットフリックス、24日に電気自動車(EV)のテスラとIT(情報技術)のIBM、25日に半導体のインテルなどの発表が予定されています。2024年は米主要企業の業績拡大基調が強まるとみられており、実績とあわせて楽観的な見通しを示すとの観測が出ています。
主要株価指数が最高値圏にあり、割高感や短期的な過熱感は意識されやすいものの、前週にかけての米長期金利の上昇が一服しています。株式の相対的な割高感が和らいでいることも投資家心理を支えているようです。
終値は続伸し、前週末比138ドル01セント(0.36%)高の3万8001ドル81セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前週末比49.32ポイント(0.32%)高の1万5360.28でした。
S&P500種は、前週末比10.62ポイント (0.22%)高の4850.43でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前週末比49.32ポイント(0.32%)高の1万5360.28でした。
S&P500種は、前週末比10.62ポイント (0.22%)高の4850.43でした。