14日、JR西日本は山陽新幹線で「こだま」として運用する「500系」6編成のうち4編成を、東海道新幹線直通の「のぞみ」として走ってきました「N700系」と置き換えるため、2026年度末までに廃車にすると発表しています。
先頭車両が鋭く、戦闘機のような外観で人気の車両ですが、寄る年波には勝てず、引退の日が近づきつつあるようです。
「500系」はJR西日本が単独で開発し、1997年に「のぞみ」(16両)として営業運転を開始。当時の世界最高時速300キロの営業運転を実現しました。ただ、「N700系」の登場により「のぞみ」の座を奪われ、2008年から順次、新大阪~博多間の「こだま」(8両)で運用することになりました。