9日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比549円08銭(1.58%)高の3万5380円23銭でした。
リスク許容度の増した投資家の資金が日本株にも流入し、9日の東京市場では値がさの半導体関連をはじめハイテク株が上昇し、日経平均を押し上げています。
後場14時過ぎ、一時は下げ幅が300円を超え「3万4445円57銭」の安値を付けています。日経平均が過去最大の下げ幅を記録した5日前後に主力株を買ったヘッジファンドなどの短期筋が、明日からの3連休を前に利益確定売りを出しているとの見方が多く、株安に歩調を合わせる格好で、外国為替市場で円相場が「1ドル=146円台」に下げ渋ったほか、日本時間9日午後の取引で米株価指数先物が下げに転じたことも株売りを促したようです。
終値は、前日比193円85銭(0.56%)高の3万5025円00銭で取引を終えています。