30日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前日比222円90銭(0.58%)高の3万8585円43銭でした。
前日に米ダウ工業株30種平均株価が史上最高値を更新したことが投資家心理の追い風となったほか、きょうは月末最終日とあって機関投資家による持ち高調整の買いも入ったとみられ、徐々に上げ幅を拡大する展開となりました。
朝方は前日の
米「エヌビディア」の株価下落を引き継いで東京市場でも値がさの半導体関連株などへの売りが目立ち、日経平均は下落する場面もありました。ただ、前場中ごろから先高観を強めた海外短期筋とみられる株価指数先物への買いが断続的に入り、日経平均を押し上げています。
終値は、285円22銭(0.74%)高の3万8647円75銭で終えています。