日経平均株価(8月30日)終値3万8647円75銭
Aug
29
30日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前日比222円90銭(0.58%)高の3万8585円43銭でした。
前日に米ダウ工業株30種平均株価が史上最高値を更新したことが投資家心理の追い風となったほか、きょうは月末最終日とあって機関投資家による持ち高調整の買いも入ったとみられ、徐々に上げ幅を拡大する展開となりました。
29日の米株式市場ではダウ工業株30種平均株価が反発し、2日ぶりに過去最高値を更新しています。同日に発表されました2024年4〜6月期の米実質国内総生産(GDP)改定値が速報値から上方修正され、米経済がソフトランディング(軟着陸)できるとの期待が高まっています。市場では「米景気の底堅さが確認できたことが日本企業の業績への安心感にもつながっており、日本株も予想以上に強含んでいるようです。
朝方は前日の米「エヌビディア」の株価下落を引き継いで東京市場でも値がさの半導体関連株などへの売りが目立ち、日経平均は下落する場面もありました。ただ、前場中ごろから先高観を強めた海外短期筋とみられる株価指数先物への買いが断続的に入り、日経平均を押し上げています。
終値は、285円22銭(0.74%)高の3万8647円75銭で終えています。