朝食としていただいたのは、【キムラヤ(木村屋)】(神戸市須磨区須磨寺町1-9-22)の「つぶあん」(227円・税込み)です。
須磨寺の参道に面したガラス張りのお店ですが、創業は昭和10年(1935年)の老舗です。
明治8年(1875年)4月4日、花見のため向島の水戸藩下屋敷へ行幸した明治天皇に、あんぱんを献上したことによって一気にあんぱんと木村屋の知名度は高まり、それ以降、4月4日は、
「あんぱんの日」に制定されています。
そこで修業をした初代<大橋友吉>がその実力を認められ、正式に暖簾分けの称号を得ているのが神戸・須磨の【キムラヤ】です。
厚みのある形状でしたが、期待していたほど〈つぶ餡〉の量がなく、空気層の膨らみが大きく、スカスカの空洞で、少しばかりがっかりしながらいただきました。