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夏に青色の花を咲かせています 【ルリマツリ(瑠璃茉莉)】 ですが、この時期いまだ白色の花弁を付けている、元気な木を見つけました。
イソマツ科プルンバコ属の植物で、プリンバゴ属には熱帯を中心に約20種が分布しています。
その中でも、南アフリカに分布する<プルンバゴ・アウリクラータ>のことを、和名で【ルリマツリ】と呼んでいます。
「ルリ」は花の青色に因んでおり、白色の花弁には不向きだと思いますが、割合的に白色は珍しいのだと思います。
花径2.5センチばかりの小さな花を頂部に固めて咲かせ、手毬状を形作ります。
写真でも見て取れますが、花は元が細長い筒状で先端は5裂に裂け、花弁状の花姿が特徴的です。
山陽板宿駅の西側には妙法寺川が流れており、その両側には桜並木が続き、花見の名所として有名な所です。
満開の桜の時期には何度か訪れたことがありますが、桜並木の反対側、證誠神社の南側に【メタセコイア】があるのには、気づきませんでした。
高さ20メートルほどの大木が数十本植えられており、見事な赤茶色のカーテンを見せてくれています
スギ科メタセコイア属の針葉樹で、1属1種しかなく、和名では「アケボノスギ(曙杉)」です。
化石として発見され、すでに絶滅したものと考えられていましたが、1945年に中国四川省にある「水杉(スイサ)」と同種だと分かり、「生きている化石」とも呼ばれています。
1949年、国と皇室が<挿し木と種子>を譲り受け、その後全国各地に広まりました。
葉は「モミ」に似て細長く、長さは3センチばかり、幅は1~2ミリで羽状に対生しています。
赤茶色に紅葉した後落葉し、雌雄同株として2~3月頃に花期を迎えますので、花見より先に訪れなければいけないようです。
某喫茶店の入り口に置かれた鉢植えの【フィロデンドロン・セローム】を、見かけました。
深い切れ込みが目立つ葉長は、50センチを超える立派な姿をしていました。
成長の遅い植物ですので、ここまで大きく育てるのには、かなりの年月を要しているはずです。
サトイモ科フィロデンドロン属の常緑多年草で、ブラジルが原産地です。
フィロデンドロン属の植物はほとんどがつる性は半つる性ですが、同じ属の 「フィロデンドロン・クッカバラ」 と同様に直立性種で、茎は太くなって立ち上がります。
落葉したあとの基部からは、太い<気根>が出てきます。
和名では「ヒトデカズラ」、流通名では略して「セローム」で通用しています。
先ごろはまでは赤色の実で目を楽しませてくれました【ハナミズキ(花水木)】ですが、はや蕾が出来始めています。
ミズキ科ミズキ属の耐寒性落葉高木ですが、まだ元気に紅葉した葉が落ちずに、蕾と同居です。
花期としては、4月下旬から5月上旬にかけて白色や紅桃色の4枚の花弁(正確には総苞)を上向きに付け、秋には複合果の <赤色の実> に熟します。
蕾としての茶褐色の硬い <総苞> は、開花するにつれて色が薄くなり、薄緑色から白色、もしくは紅桃色へと変化してゆきます。
これから冬を越し、満を期して春先に開花するまで大きくなる蕾を、眺める楽しみが出来ました。
本来は、春先に白色の小さな花を密集して咲かせる【ユキヤナギ(雪柳)】です。
葉も黄色から赤色に紅葉しているのですが、ぽつんと一輪だけが咲いていました。
バラ科シモツケ属の落葉高木で、日本・中国が原産地です。
ここ数年、二度咲きの花を多く見受けますが、黄色く紅葉しはじめている葉の中に白色の花、たとえ一輪だけでも目立ちます。
花径6~7ミリほどの小さな花ですので、寒さに震えていなければいいなと眺めておりました。
< どの花も へんこな奴が ひとりおり > (安庵)
花姿を見て、すぐに「キク科」だとは分かりました。
「カレンデュラ(金盞花)」 に大変よく似ているなと思いながら、花の中心部にあります頭状花の部分が小さく、花びら(舌状花)も二段構えなので、「何か違うなぁ~」と悩んでおりました。
ようやく分かりました。
キク科キンセンカ属で、「カレンデュラ」の園芸品種です。
トキタ種苗㈱と㈲東京花壇の共同開発で育成され、耐寒性が増している品種のようです。
この黄色の花は「ファッションイエロー」と呼ばれ、「ファッションオレンジ」や真ん中の頭状花の部分が茶色の「ファッションオレンジアイ」の品種があるようです。
単に「きれいなキクだな」で終わればいいのですが、品種名がどうしても気になる困り者です。
夏場に見かけたときには、まだ <蕾の塊> でしたが、久しぶりに覗きますと、きれいな桃紅色の花を咲かせていました【ミセバヤ(見せばや)】です。
ベンケイソウカムラサキベンケイ属の多肉植物です。
日本原産の植物として、万葉の頃から親しまれている古典園芸植物であり、別名「玉緒(たまのを)」と呼ばれています。
花茎の先端に散房花序をなして密集して開花、花径は1センチほどで、花弁は星型の5弁花です。
雄しべは花弁よりも色が濃く目立ち、基部は極端に細い柄状の形を取ります。
秋の深まりとともに葉は美しく紅葉し、やがて落葉、株元に冬芽を付けた状態で春先まで休眠に入ります。
まだ青紫色の花を咲かせてはいませんが、花穂がローソクの燭台のように3本に枝分かれする特徴で、【ピナータラベンダー】だと分かります。
シソ科ラベンダー属の半耐寒性で、四季咲きの常緑低木です。
原産地はカナリア諸島・マデイラ諸島で、ドイツの植物学者モエンスが1802年に命名・登録しています。
別名「レースラベンダー」と呼ばれ、羊歯のように「深い切れ込み(=ピナータ)」がある葉形で、全体的に産毛で覆われていますので光を柔らかく反射させ、レース編みのような風合いを生み出しています。
「フレンチラベンダー」 のように花穂の茎が短くはなく、花茎がとても長いので、下部の葉までは取り込めませんでした。
今宵は酒呑み友達がお誕生日と言うことで、【仙草】さんでお祝いです。
いつも白色の【カサブランカ】が飾られていましたが、前回は <黄色の【カサブランカ】>が飾られており、驚きました。
今回は、花弁の先が桃色で基部の方は白色の組み合わせです。
真ん中の花は、花粉が付いたままのしべが見えていますので、蕾から開花したのがよく分かります。
美味しい料理以外にも、【カサブランカ】の観察も出来る「仙草」さんです。
神戸市の<市の花>は「アジサイ」ですが、<市の木>は<サザンカ(山茶花)>です。
ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹で、秋の終わりごろから冬にかけての寒い時期が花期ですので、花が少ない時期の貴重な一種だと思います。
ツバキ科の植物は熱帯から亜熱帯に自生しており、「ツバキ」・「サザンカ」・「チャ」は、温帯に適応した珍しい種です。
原産国は日本で、江戸時代に長崎の出島にあるオランダ商館に来ていた医師ソンベルクが、ヨロッパに持ち帰り普及させました。学名も英名も、「Sasanqua」です。
野生の個体の色は部分的に淡い桃色が入るのに対して、園芸品種では白色・赤色・桃色等あり、八重咲き・バラ咲きと形態も変化に富んでいます。
「ツバキ」とよく似ていますが、花の散り方で「ツバキ」と<サザンカ>はすぐに判別できますが、「葉」の縁がギザギザであれば、<サザンカ>だと同定出来ます。
< 山茶花は 白一色ぞ 闇に映え > (安庵)
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