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「ライネン」役の<エリアス・ムバレク> 「コリーニ」役の<フランコ・ネロ>
<フェルディナント・フォン・シーラッハ>の同名小説をもとにしたドイツ映画『コリーニ事件』が、6月12日(金)より全国で公開されるのが決定、それに伴い予告編が公開されています
本作は新米弁護士「カスパー・ライネン」を主人公とするリーガルサスペンスです。ドイツで模範的な市民として働いてきた67歳のイタリア人「コリーニ」が大物実業家をベルリンのホテルで殺害し、「ライネン」は「コリーニ」を弁護するため国選弁護人に任命されます。しかし被害者は「ライネン」の少年時代からの恩人でした。彼は事件の真相を追う中で、ドイツ史上最大の司法スキャンダルと向き合うことになります。
「ライネン」を 『ピエロがお前を嘲笑う』 (2014年・監督: バラン・ボー・オダー)・『はじめてのおもてなし』(2016年・監督: サイモン・ヴァーホーヴェン)の<エリアス・ムバレク>(37)、「コリーニ」を 『続・荒野の用心棒』 (1966年・監督: セルジオ・コルブッチ)・ 『ジャンゴ 繋がれざる者』 (2012年・監督: クエンティン・タランティーノ)の<フランコ・ネロ>(78)が演じ、『クラバート ー 謎の黒魔術』(2008年)の<マルコ・クロイツパイントナー>が監督を務めています。
公開された予告編には、「ライネン」が殺人の動機を問うも口を閉ざす「コリーニ」の姿などが切り取られています。また、凶器となった古い型の銃器「ワルサーP38」、ナチスのシンボルであるハーケンクロイツが映し出され、事件と第2次世界大戦の関わりも示唆されています。
映画 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』 のIMAX日本版ポスタービジュアルが公開されています。
4月10日(金)から公開される同作は『007』シリーズの25作目。現役を退きジャマイカで穏やかな日々を過ごしていた「ボンド」が、旧友でCIAエージェントの「フィリックス・ライター」から誘拐された科学者の救出を依頼され、危険な最新技術を操る正体不明の敵に導かれていくというあらすじです。
「ジェームズ・ボンド」役の<ダニエル・クレイグ>をはじめ、<レイフ・ファインズ>、<ナオミ・ハリス>、<レア・セドゥ>、<ベン・ウィショー>、、ラッシャーナ・リンチ>、<アナ・デ・アルマス>、<ラミ・マレック。らが共演しています。監督は<キャリー・ジョージ・フクナガ>が務めており、主題歌は<ビリー・アイリッシュ>が唄っています。
同作はIMAXフィルムカメラを使用して撮影。音声はIMAX社が特許を有するIMAX DMR加工が施されています。IMAX日本版ポスタービジュアルにはイタリア南部の世界遺産・マテーラで撮影されたオートバイでのアクションシーンの写真が使用されています。
アニメーション作品「Trolls World Tour(原題)」が、『トロールズ ミュージック★パワー』の邦題で10月より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開されます。
ポップ村に住む、歌や踊りやハグが大好きな妖精たち「トロールズ」とその女王「ポピー」の大冒険を描く「トロールズ」シリーズ。本作では、トロールズの村がかつて王国として繁栄しており、のちに音楽のジャンルごとに6つの村に分裂してしまっていたことが明らかに。そんな中、ロック村の「クィーン・バーブ」がすべての村を乗っ取ろうとしていることを知った「ポピー」は、仲間と一緒に世界を守るため旅に出ることになります。
監督を務めたのは『シュレック フォーエバー』(2010年・監督: マイク・ミッチェル)に声優として参加した<ウォルト・ドーン>(49)です。<アナ・ケンドリック>が「ポピー」、<ジャスティン・ティンバーレイク>(39)が「ポピー」の相棒「ブランチ」に声を当てています。<ジャスティン・ティンバーレイク>はエグゼクティブミュージックプロデューサーも担当しています。
劇中曲にはダフト・パンクの『One More Time/ワン・モア・タイム』(2007年)や、スコーピオンズの『ロック・ユー・ライク・ア・ハリケーン』(1984年)、スパイス・ガールズの『Wannabe/ワナビー(1996年)などが選ばれています。
<モハマド・ラスロフ>の代わりに出席した娘の<バラン・ラスロフ>
「第70回ベルリン国際映画祭」の授賞式がドイツ現地時間2月29日(日本時間1日)に開催。イラン生まれの映画監督<モハマド・ラスロフ>が手がけた「There Is No Evil(英題)そこに悪はない」が、コンペティション部門の最高賞となる「金熊賞」を獲得しています。彼は日本ではあまり知られていませんが、カンヌ国際映画祭ある視点部門の常連で『グッドバイ』は監督賞、スペシャルメンションを、『Dast-neveshtehaa nemisoosand 』は国際批評家連盟賞、『Lerd』はある視点映画賞を受賞しています。
ドイツ・チェコ・イランの合作映画である本作は、死刑制度をテーマにした4つの物語で構成されたオムニバス作品。<モハマド・ラスロフ>は2017年よりイランを離れることを政府から禁じられているため、本映画祭への出席は叶わず、代理で娘の<バラン・ラスロフ>が登壇していました。
「銀熊賞」の審査員グランプリには、意図せず妊娠してしまった17歳の少女を映した<エリザ・ヒットマン>の『Never Rarely Sometimes Always(原題)】が選ばれています。監督賞は『The Woman Who Ran(英題)】でメガホンを取った<ホン・サンス>が受賞。最優秀女優賞と最優秀男優賞はそれぞれ『Undine(原題)』の<パウラ・ベーア>、『Hidden Away(英題)』の<エリオ・ジェルマーノ>が手にしています。
また<C.W.ウィンター>と<アンダース・エドストローム>が監督した『The Works and Days (of Tayoko Shiojiri in the Shiotani Basin)(原題)】は、今回新設された「エンカウンターズ部門」の最優秀作品賞に。京都の村で撮影された480分の長尺の本作には、<加瀬亮>と<本木雅弘>が出演しています。さらに<諏訪敦彦>の監督作 『風の電話』がジェネレーション部門の「Generation 14plus」で国際審査員特別賞 に選出されたほか、フォーラム部門に出品されていた<想田和弘>の監督作『精神0』(日本・2020年5月公開予定)が「エキュメニカル審査員賞」に輝いています。
『ドヴラートフ レニングラードの作家たち』の予告編が、公開されています。
1971年のソビエト・レニングラードで、ジャーナリストとして働きながら文筆活動にいそしんだ作家「セルゲイ・ドヴラートフ」の6日間を切り取った本作。<アレクサンドル・プーシキン>、<フョードル・ドストエフスキー>、<アントン・チェーホフ>といった近代ロシア文学を代表する作家たちのエピソードもつづられます。監督は 『神々のたそがれ』 (2013年)の<アレクセイ・ゲルマン>を父に持つ、<アレクセイ・ゲルマン・ジュニア>が務めています。
舞台となるのは言論に自由の風が吹いた「雪解け」が過ぎ、再び表現の自由が脅かされ始めた時代です。予告にはドヴラートフをはじめ、若き芸術家や活動家たちがひたむきに生きる姿が収録されています。書きたいものを書くため亡命する友人の作家や、「俺たちがロシア文学を救う最後の世代だ」とソ連での執筆を続ける友人の姿もみられます。
第68回ベルリン国際映画祭(2018年2月)で芸術貢献賞の銀熊賞を獲得した『ドヴラートフ レニングラードの作家たち』は、2020年4月25日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開されます。
<ラジ・リ>監督
「第45回セザール賞」の授賞式がフランス現地時間2月28日に開催され、作品賞に『レ・ミゼラブル』 (日本公開・2020年2月28日)が輝いています。
<ラジ・リ>(フランス生まれのアフリカ系)が監督を務めた『レ・ミゼラブル』の舞台は、移民が多く住むパリ郊外のモンフェルメイユ。犯罪防止班に配属された新人警官が、少年の引き起こしたささいな出来事をきっかけに、大きな騒動へと巻き込まれていくさまが描かれています。本作は作品賞のほか編集賞、観客賞、新人男優賞の最多4部門を獲得しています。
監督賞は「An Officer and a Spy(英題)」を手がけた<ロマン・ポランスキー>(86)が受賞。同作は脚色賞、衣装賞も受賞しています。しかし、同監督は、1977年の少女淫行事件で保釈中に米国から逃亡するなどしたことにより、フランス内の女性団体から批判をあびています。
主演女優賞は「Alice and the Mayor(英題)」の<アナイス・ドゥムースティエ>(32)。
主演男優賞は『ルーベ、嘆きの光』の<ロシュディ・ゼム>(54)にそれぞれ授与されています。
助演男優賞では「By the Grace of God(英題)」の<スワン・アルロー>(38)。
助演女優賞では「La Belle Epoque(原題)」の<ファニー・アルダン>(70)。「La Belle Epoque」は加えて脚本賞、美術賞に輝きました。
また外国映画賞は 「第92回アカデミー賞」 で作品賞に輝いた『パラサイト 半地下の家族』に決定。また<ジェレミー・クラパン>(46)による『失くした体』は長編アニメーション賞と作曲賞で受賞しています。
<市原隼人>演じる給食マニアの中学教師「甘利田幸男」が主人公のコメディドラマ『おいしい給食』の劇場版『劇場版 おいしい給食 Final Battle』が、2020年3月6日より全国で公開されます。
1984年のとある中学校。給食を愛しすぎるゆえに、給食を愛せないヤツを許せない「給食絶対主義者」である給食マニアの教師「甘利田幸男」は、学校から給食がなくなるという信じがたい報せに衝撃を受けます。
一方、「甘利田」最大のライバルで「どちらがよりおいしく給食を食べるか」という超絶給食バトルを繰り広げている生徒の「神野ゴウ」は、「給食革命」を目指して生徒会選挙への出馬を宣言。愛する給食を守るため、「甘利田」は奮闘します。
「甘利田」役を<市原隼人>が演じるほか、ヒロインの女性教師「御園ひとみ」役を<武田玲奈>、「神野ゴウ」役を<佐藤大志>がそれぞれ演じ。監督は<綾部真弥>が務めています。
アナーキスト <奥崎謙三> の姿を描いたドキュメンタリー『ゆきゆきて、神軍』(1987年)などで知られる<原一男>監督(74)の最新作『れいわ一揆』の公開が2020年4月17日(金)から、アップリンク渋谷ほか、全国で順次公開されます。
令和元年夏、参議院選挙で注目を集めた「れいわ新選組」から出馬した経済学者<安冨歩>(56)を中心に、10名の個性豊かな候補者たちに迫る248分に渡るドキュメンタリー映画です。昨年の東京国際映画祭でのワールドプレミアののち、ロッテルダム国際映画祭The Tyger Burns部門、ニューヨーク近代美術館(MoMA Doc Fortnight 2020)などで上映され、国内外の映画祭で注目を集めています。
過激な登場人物たちを通じて昭和・平成の時代を抉ったドキュメンタリー映画界の鬼才が、令和に突如現れた話題の政党にどのようにフォーカスしたのか。庶民の怒りと叫びを描いた 『ニッポン国 VS 泉南石綿村』 (2018年)で新境地を開いた<原一男>監督による、新たな選挙エンターテインメント作品の登場です。
女優<原田美枝子>(61)が制作・撮影・編集・監督を担当した短編ドキュメンタリー『女優 原田ヒサ子』が、3月28日(土)より、東京・渋谷ユーロスペースで上映されます。
15歳でデビューし、約45年間女優を続けてきた<原田美枝子>。このドキュメンタリーは、彼女を支えてきた母<原田ヒサ子>の姿を捉えたものです。認知症が進み「私ね、15のときから女優やってるの」と、我がことのように娘の人生を語り始めた母に驚いた<原田美枝子>が、自らカメラを回しています。
認知症の人が自身の一番輝いていた時代に戻るケースは多いのですが、自分以外の人の記憶を語るのは珍しいことだといいます。母が語る記憶の断片が娘の人生とオーバーラップしていることに驚いた<原田美枝子>は、母の人生を振り返り、母の心の中に残されていた夢をかなえようと思い立ちます。
また本作には、<原田美枝子>の長男であるVFXアーティストの<石橋大河>、長女である歌手の<優河>、次女である女優の<石橋静河>らも出演しています。
<原田美枝子>がナレーターを務めた予告編には、「若い頃はどんな仕事してた?」と聞かれた<原田ヒサ子>が、「けっこう(仕事が)たくさんあった。忙しかった。でも今はさ……」と答える様子などが収められています。
アニプレックスが1日、新作オリジナルアニメ『戦翼のシグルドリーヴァ』を制作することを発表しています。
あわせてスタッフとティザービジュアルも公開されました。シリーズ構成・脚本を『Re:ゼロから始める異世界生活』で知られる<長月達平>、キャラクター原案を『魔法少女リリカルなのはViVid』の<藤真拓哉>、世界観設定・設定考証を『ガールズ&パンツァー』の<鈴木貴昭>が務めます。
同作のストーリーはまだ不明ですが、<藤真拓哉>が描き下ろしたティザービジュアルには、大空を仰ぐ少女と青空を駆ける機体が描かれており、あわせて公開されたテレビCMでは、キャラクターボイスで「鉄の翼を広げ、少女は往く」と空を舞台にした物語を予感させています。
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