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原産地のオーストラリアでは、高さ数十メートルにも成長する【ユーカリ・テトラゴナ】です。
フトモモ科ユーカリノキ属の一種で、純白の四角い実と特徴的な葉が美しく、ブーケやフラワーアレンジメントの素材としてもよく利用されています。
枝先に1,5センチ角ほどのベル型の果実を多数つけ、果実は木質系で固く先端部に穴が開いています。
若いうちは幹や葉に毛が生えていますが、成長するとともに毛はなくなり、耐寒性はある程度あるようで、暖地であれば屋外でも越冬可能です。
オーストラリア原産の樹木の特性として、同じフトモモ科の 「ブラシノキ」 や、ヤマモモガ科の 「コースト・バンクシア」 と同様に、本種も山火事などの後の降雨で発芽する性質があります。
葉姿や細長くとがった<仏炎苞>の形状から<アンスリウム>か「スパティフィラム」なのかと考えてしまいました。
同じサトイモ科ですので、よく似た花姿をしていますが、花弁に見える<仏炎苞>の先端が反り返っていますので、<アンスリウム>だと同定しました。
熱帯アメリカを中心に分布しているアンスリウム属の常緑多年草で、世界中で約500種以上が栽培されています。
<アンスリウム>の属名はギリシア語の「アンサス(花)」と、<肉穂花序>の形が「オウラ(しっぽ)」に見えるところから名付けられています。
光沢のある心臓形の<仏炎苞>が赤色の 「オオベニウチワ」 と呼ばれる品種をよく見かけますが、この<アンスリウム>は、<仏炎苞>も<肉穂花序>も赤紫色で驚かされます。
「フィロデンドロン・ペダツム」 や 「モンステラ」 などの多彩な緑色の植物で埋め尽くされている花壇でしたが、真っ赤な花苞が目立っていました【トラフ(虎斑)アナナス】です。
パイナップル科フリーセア属の常緑多年草で、本種は南アメリカギアナ・ガイアナが原産地です。
幅のある細長い葉に虎縞模様の斑が入るところが名前の由来で、別名として属名の「フリーセア」でも流通しており、南アメリカの熱帯地域に約230種ほどが自生しており、どれも個性的な草姿を見せてくれています。
葉は放射線状に広がり、弓状に反り返るような感じで成長をし、株の中心から花茎が立ち上がり、その先に槍状の真っ赤な花苞をつけます。
花は黄色であまり目立たず短命ですが、この花苞は3ヶ月程度は目を楽しませてくれます。
正式名称は「リンコスポラ・コロラタ」ですが、とても覚えきれず、流通名の【シラサギカヤツリ】が花の姿そのもので簡単に覚えられます。
カヤツリフサ科リンコスポラ属の常緑多年草で、湿地に育つ水生植物として北アメリカが原産地です。
花茎の先端に星のような形をした花を咲かせ、花弁のように見える白く色づいた細長い部分は<苞>と呼ばれる部分で、花は中心部に目立たないように咲いています。
茎葉は繊細で、この葉は斑入りの品種ですが、風に揺れて咲く姿は風情があり、涼しげな感じを漂わせています。
きれいに手入れされている三宮の「フラワーロード」の植え込みに咲いている、【ムラサキバレンギク(紫馬簾菊)】を見つけました。
以前にも、<舌状花>が白色の 【ムラサキバレンギク】 を紹介していますが、本種は八重咲きで、正確には「エキナセア・シークレッドアフェア」という品種です。
原産地の北アメリカには9種の原種が自生しており、花期は7~10月、欧米ではハーブティーとして利用されるほか、炎症や傷の民間薬として用いられてきましいた。
本種は八重咲きの中でも低い位置で花を咲かせますので、花の上からきれいな花姿を楽しむことができます。
シソ科アオギリ属の「サルビア」は多くの品種があり、今までに色々と取り上げてきていますが、この【サルビア・ホワイトサプライズ】は、その名の通り淡い黄色の<顎>から赤色の<唇弁>が飛び出した姿に驚かされます。
本来は1メートルに達する多年草ですが、現在日本で栽培されている品種のほとんどは、かわいい矮性で30~50センチほどにしか成長しません。
一般的に「サルビア」といえば、<顎>も<唇弁>も赤色の 「サルビア・スプレンデス」 を指しますが、遺伝子分野での技術改良の高さに、本当に驚かされてしまいます。
プランターや庭先の家庭菜園で、「キュウリ(胡瓜)」を栽培されているのを、この時期よく見かけます。
ウリ科キュウリ属のつる性一年草で、その果実を含めて【キュウリ】と呼んでいます。
インド北部~ヒマラヤ山麓が原産地とされ、日本では平安時代から栽培がされてきました。
現在では青い【キュウリ】を食べるのが一般的ですが、昔は黄色く熟した果実を食べていたので「黄瓜」と漢字表記され、中国語でも同じです。
雌雄異花で、花の付け根が【キュウリ】の元となるふくらみがあれば<雌花>ですが、現在流通している品種はほとんどが<単為結果性>ですので、虫の媒介がなくても<雌花>だけで実を実らせます。
庭木として植えられている<ムクゲ(木槿)>は、剪定されているのかあまり大きな高さの木を見かけることはありませんが、見上げるほどの高さの木を見かけました。
すでに、 八重咲きの<ムクゲ> は紹介していますが、一番基本的な一重咲きの花はまだアップしておりませんでした。
アオイ科フヨウ属の落葉低木でインド・中国が原産地ですが、隣国の大韓民国の国花としても有名で、ホテルの評価は三ツ星ならぬ「ムクゲの数」でランクが表示されています。
白地に赤色の品種「宗旦」は、夏の茶会の定番ですが、俳句の世界での<ムクゲ>は、秋の季語です。
朝方に花を開き、夕方にはしぼんでしまいますが、翌朝にはまた開花、一重咲きで2~3日、八重咲きで1~2週間は目を楽しませてくれます。
道路際に、地植えされている【ニューサイラン】を見かけました。
ニュージーランド原産のリュウゼツラン科フォルミウム(フォーミウム)属の、常緑多年草で、別名「マオラン」とも呼ばれています。
【ニューサイラン】は、狭義では「フォルミウム・テナックス」のことですが、同族の「フォルミウム・クッキアナム」との交配種を含めて【ニューサイラン】として流通しているようです。
「テナックス」は赤色の花を咲かせ、葉からは丈夫な繊維が取れ、これをもとに麻などが作られ、「クッキアナム」は黄緑色の花を咲かせます。
葉の色は緑色をはじめ、銅色・赤色・紫色・斑入り等があり、耐寒性もありますので温暖地では都外で地植えでも大丈夫です。
草丈60~100センチほどになる細長い葉は、曲げたり割いたりとアレンジしやすいことから、 生け花 やフラワーアレンジメントの素材として利用されています。
鋭い棘を多く生やしている 【アメリカオニアザミ】 ですが、紅紫色の花の開花も一段落しているのを眺めていましたが、今朝がたは大きな<綿毛>が風に舞っていました。
綿菓子のような大きな<綿毛>ですが、果実(痩果)は灰白色で長さ3ミリほどあり、同じキク科の「タンポポ」に比べて、はっきりと果実が確認できます。
この空地には、たくさんの【アメリカオニアザミ】が自生していますが、これだけの<綿毛>がまた飛散して子孫を残していくのでしょうが、軍手をしていても鋭い棘に対処するのに苦労する相手だけに、伐採するのにも手こずりそうです。
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