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食虫植物としては、2枚貝のように閉じる 「ハエトリグサ」 などが有名ですが、この【ドロセラ・アデラエ】も、常緑多年草として人気があるようです。
モウセンゴケ科モウセンゴケ属の草本で、オーストラリア北東部のクイーンズランド州の熱帯雨林の湿地帯に分布、和名では細長い葉の形から「ツルギバモウセンゴケ」です。
モウセンゴケ属の中では最も大きくなるひとつで、葉の長さは20~25センチにもなり、葉の縁から密に並んでいる粘毛から粘液を分泌して虫を捕獲します。
十分な日射があれば、葉の色は赤色に変わり、赤色から赤褐色の花径6ミリほどの花を咲かせます。
以前は「フユサンゴ」の別名通り、寒い時期に赤く熟した 【タマサンゴ】 を紹介しました。
今回は葉が斑入りの【タマサンゴ】で、白色の花を咲かせているのを見つけました。
ナス科ナス属に属し、原産地はブラジル、明治時代中期に日本に渡来しています。
花はあまり重要視されず、花後にできる実の色が「緑 → 黄 → 橙 → 赤」と色づいて変わるのが楽しく、またいろんな色の実が同居しているさまがきれいな【タマサンゴ】です。
こぼれタネで増えたのでしょうか、道路際の隙間にきれいに開花している 【ハナスベリヒユ】 の白色を見つけました。
南アメリカ原産の多年草として、炎天下でも丈夫な品種ですので、夏の花壇の定番の花です。
スベリヒユ科スベリヒユ(ポーチェラカ)属に属していますが、出自がはっきりしていない品種で、「スベリヒユ」と 「マツバボタン」 の交配種、もしくは「タチスベリヒユ」の突然変異種と考えられています。
日本にはドイツから1983年に導入され、1990(昭和65)年に開催されました「国際花と緑の博覧会(大阪花博)」で人気が出て普及、園芸業界では属名の「ポーチェラカ」の名で流通しています。
鮮やかな橙色の花弁をもつ「ラン」の仲間<モカラ>ですが、品種名もそのものずばり【ハニーオレンジ】です。
ラン科モカラ属の園芸品種で、ラン科には700属種以上があり、そのなかの 「バンダ属」 ・ 「アラクニス属」 ・ 「アスコセントラム属」 の3種を交配させて育種され、多くは熱帯アジアやオーストラリアなどで切り花用として栽培されています。
花径は4~6センチ、多数の花を層状につけ、花色は本種の橙色と黄色があります。
花茎の草丈は20センチから、大きなものでは2メートルを超えます。
インド・ネパール、東南アジアを中心に生息しているのがラン科の<バンダ>で、標高500~1000メートルの高い場所に約60種が自生しています。
ラン科バンダ属の多年草の着生蘭で、花径は4~8センチ、花色は紫色・桃色・黄色です。
属名はサンスクリット語の「バンダカ(まとわりつく)」からきており、大きな樹木に着生している姿が由来です。
<バンダ>の根は、霧が多い地域に生息していますのでその水分を長い気根から吸い取り成長していきますので、一般の「ラン」と違い、ミズゴケや軽石などの用土に植えると根腐れを起こしやすく、鉢やバスケットなどの中にそのまま入れて育てるのが普通です。
細長い笹の葉のような形で、やや細い茎の先端にフサフサとした明るい斑入りの葉を茂らせる<ドラセナ>の品種【ソング・オブ・インディア】です。
リュウゼツラン科ドラセナ属で原産地はインドですが、本種は「レフレクサ」を原種とする園芸品種で、原種の「レフレクサ」は、濃い緑色一色の葉を持っています。
葉の縁にきれいな黄色斑が入るのが特徴的で、成長していきますと、枝分かれをして低木状に育ちます。
余談ですが、日本では北米(アメリカ合衆国・カナダ)の先住民族を「インディアン」、中南米の先住民を「インディオ」と呼び分けることが多いのですが、本種はどちらかわかりません。
絞り模様の【オシロイバナ】も、35回目にしてようやく200種類を数え205種類を記録することができました。
街中で採集できる【オシロイバナ】の植え込みが、年々姿を消してゆくのが残念でなりません。
今回は、花弁の地の色が「白色」なのか「紅色」なのか、悩んでしまう絞り模様の株でした。
野草の類に追いやられている感じがする【オシロイバナ】ですが、今年はどこまで採集できるのかと危惧しています。
以前にも青紫色の斑入りの白色の 【キキョウ(桔梗)】 をアップしましたが、今回の鉢植えの【キキョウ】は、花弁全体にきれいに斑が散らばり涼しげな感じを漂わせていました。
キキョウ科キキョウ属の多年生草本ですが、キキョウ属は本種一種しか分類されていません。
日本・朝鮮半島・中国を原産地として分布していますが、野生の【キキョウ】は減少傾向にあり、環境省の絶滅危惧種Ⅱ類に指定されています。
一般的な【キキョウ】は青紫色の一重咲きで、花冠は広鐘形で先端が5裂、オシベ・メシベとも5本です。
園芸品種が多く、白色や 桃色、二重咲きや写真のような白地に青紫入り斑入りが出回るようになりました。
お盆の時期が近づいていますが、仏前に添える盆花として、 「オミナエシ」 と共に用いられてきました。
夏の強い日差しを受けて、光沢のある葉がきれいな【クロサンドラ】です。
キツネノゴマ科クロサンドラ(ヘリトリオシベ)属の常緑小低木で、約50種ほどが熱帯アフリカ~マダガスカル~インドにかけて分布しています。
葉の付け根から花茎を伸ばし、その先端にウロコが重なったようなさや状の花序を付け、花径3~5センチ程度の朱橙色の花を咲かせます。
日本には1912(大正元)年に渡来、初夏から秋にかけてが開花時期ですが、温暖地では通年を通して咲いています。
【クロサンドラ】はオシベの形から、ギリシア語の「krossos(房飾り)」と「aner(オス)」に由来、和名としてはこのオシベの形より「ヘリトリオシベ」、また花姿より「ジョウゴバナ」です。
観察当初は、後ろに小さく見える5センチばかりの葉の長さが標準的でしたが、今は比べ物にならないぐらい一人前の葉の姿に成長してきています。
赤矢印の葉が今月伸びた唯一の葉で、新しい葉の芽は現れていません。
今月は観察を始めてから1年半以上経ち、花器を一回り大きなものに取り換えました。
以前の水苔は緑色をしていますが、新しい部分はまだ苔むしていません。
かわいい小さな「シダ」も出てきていますので、全体が苔むしますと風情ある景色が楽しめそうです。
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