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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン植物記(1208)赤色の実【ナワシロイチゴ】

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ファルコン植物記(1208)赤...
昨日は、黄橙色の実の 「ナガバモミジイチゴ」 をアップしましたが、熟すのが時期的に重なるようで、今回は【ナワシロイチゴ(苗代苺)】です。

バラ科キチゴ属に分類されていますが、「ラズベリー」や 「ブラックベリー」 などの代表的な栽培品種群を含んでいます。

花は赤紫色をしていますが、花弁が小さいのであまり目立ちません。
花期は5~6月頃、日当たりのいい場所に雑草的に広がり育成しており、茎には細かい棘がまばらに生えています。

「キチゴ」類として食用になりますが、あまり甘さはなく、砂糖などを加えてジャムなどに加工すると甘酸っぱくておいしく食べれます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1207)黄橙色の実【ナガバモミジイチゴ】(2)

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ファルコン植物記(1207)黄...
以前にきれいに咲いていた花を紹介しました 【ナガバモミジイチゴ(長葉紅葉苺)】 ですが、おいしそうな実が熟していました。

バラ科キイチゴ属に分類されていますが、名称は葉の形が「モミジ」のように裂けていることから名付けられ、関東系の「モミジイチゴ」に比べて柄が長いのに由来します。

初夏に実のル果実は、いわゆる「キイチゴ(木苺)」状で、黄橙色の実の味はそれなりに美味しい味わいです。

野生種なら熟成度もいい色合いで、摘まんで食べてみたいところですが、公共の歩道の植え込みとはいえ、どなたかがお世話されている場所ですので写真だけで我慢です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1206)淡緑色の【トサカケイトウ】(2)

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ファルコン植物記(1206)淡...
夏の花の代表ともいえる 【トサカケイトウ(鶏冠鶏頭)】 ですが、花色はなんといっても「鶏冠」の名称が付いていますので、赤紅色が似合うとおもいます。

今回、「えっ」と思える<淡緑色>の【トサカケイトウ】を見かけました。
名称とかけ離れた色合いに、しばし足が止まりました。

日本には中国から朝鮮を経て渡来、『万葉集』では<山部赤人>が「韓藍(からあい)」の名で歌を読んでいますが、当時この<緑色>の花では詠んだろうかと気にかかります。

花とおもわれている部分は、茎の上部が変形して「鶏冠」状に変化したもので、この【トサカケイトウ】のように扁平な形、「ヤリケイトウ」は槍状、「フサケイトウ」は羽毛状になっています。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1205)【デンドロビューム】(4)「フォーミディブル」

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ファルコン植物記(1205)【...
【デンドロビューム】は、東南アジアを中心に日本からニュージランドにかけて1000種以上が分布するランの仲間で、ラン科セッコク属です。

花や草姿は多様、非常に変化に富んだ形態や性質が見られ、いくつかのグループに分けられています。

「フォーミデイブル」は、ネパールからタイにかけて分布する<フォルモスム>を元に、野生種の<インフンデブルム>を掛け合わせてできた交配種で、一般的な【デンドロビューム】は冬に開花しますが、この種は主に春~夏にかけて咲きます。

花色は白を基調とし、花径は10センチと大きく、花弁の大きさが変化に富んでいます。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1204)<アジサイ>(12)【コンペイトウ・ブルー】

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名称に付けられている「コンペイトウ」は、砂糖と下味のついた水分を材料とした、表面にデコボコ状の突起がある小球形のお菓子の「金平糖」のことだとおもいます。

「コンペイトウ」の語源は、ポルトガル語の「コンフェイト」ですが、カステラなどと共に南蛮菓子としてポルトガルから伝来したようです。

八重咲きの花弁(蕚)を、はじけるような「コンペイトウ」の突起に見立てたのか、品種改良の苦労を、手間暇かかる「金平糖」の製法に例えられたのかと考えながら、眺めておりました。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1203)二色の花色<アジサイ>(11)

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ファルコン植物記(1203)二...
<アジサイ>は神戸市の「市花」ですので、市街地でもお花好きの皆さんが、鉢植えやプランターなどで栽培されています。

神戸市立森林植物園では、「ヤマアジサイ」の一種である「シチダンカ」という「幻のアジサイ」が満開を迎えています。

「シチダンカ」は、幕末に来日した<シーボルト>が『日本植物誌』の中で紹介した品種として知られ、長い間「幻のアジサイ」とされていましたが、1959(昭和34)年に六甲山中で発見され、それ以降大切に栽培されてきています。

「幻のアジサイ」ではありませんが、現在の品種改良の技術でしょうか、緑色と淡い赤紫色の二色の花弁(蕚)の<アジサイ>を見つけ、その色合いの面白さに、しばし足が止まりました。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1202)成長観察記録(16)【ノキシノブ】

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< 2014年5月31日 > < 2014年5月31日 > < 2014年6月30日 > < 2014年6月30日 >
5月には3枚の新しい「葉」が顔を出し、しかも既存の葉の2~3倍の長さに成長、野生で見かける【ノキシノブ(軒忍)】の大きさと遜色がなくなりました。

今月は橙矢印の「葉」が大きく成長、根元の赤矢印の先に2センチばかりの新しい「葉」が芽を出してきています。

赤矢印の「葉」も、ここニ三日で急に出てきました。

今月は報告すべき事項がないかなと諦めていたのですが、新しい「葉」が芽を出してくれたようで、また7月の観察が楽しみになりました。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1201)八重咲きの【花ザクロ】

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ファルコン植物記(1201)八...
住宅街を歩いていますと、歩道に「ツバキ」のように花が数個散らばっていました。
逆光のなか、塀越しに見上げますと、八重咲きの【花ザクロ】でした。

ザクロ科ザクロ属の落葉小高木で、ザクロ科には本種の「ザクロ(石榴)」と「ソトコラザクロ」の2種しかありません。

日本には中国から923年に渡来したようで、地中海東部から北西インドにかけてが原産地とされ、「ザクロ」の園芸品種として<古典園芸植物>のひとつにされています。

「ザクロ」は初夏に鮮赤色の<蕚・花弁>とも6枚の花を咲かせ、<オシベ>が多数あります。
八重咲きは、その<オシベ>を花弁に改良したものですから、受粉させることはできませんので、本来の果実が実ることはなく、あくまで鑑賞用の【花ザクロ】です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1200)白色の小さな花【シャク】

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ファルコン植物記(1200)白...
路傍や空き地で、白い花を咲かせている野草の【シャク(杓)】です。

セリ科シャク属の多年草で、葉の形状が「ニンジン」に似ていますので、別名「ヤマニンジン(山人参)」と呼ばれています。

茎は直立し、草丈1メートルを超えるほどに成長し、葉は互生、長い柄があり、小葉は細かく裂けています。

花期は5~6月頃、茎頂から分枝した先端に複散花序をつけます。
花径は2~3ミリと小さく、白い5弁花ですが、花の外側の2弁は、他の花弁よりも大きい形状が特徴的です。
#園芸 #花

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ファルコン植物記(1199)黄色い花【ダールベルグデージー】

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ファルコン植物記(1199)黄...
地植えにしますと、黄色いカーペットを敷き詰めたように見える【ダールベルグデージー】ですが、吊り鉢から寂しい感じで顔をのぞかせていました。

キク科ティモフィラ属の一年草で、花後には枯れてしまいます。

テキサス~メキシコを原産地とし、旧属名の「ディッソディア」、現在の属名の「ティモフィラ」でも流通しているようです。

花期は4~10月頃と長く、草丈20~30センチ、花径1~1.5センチ程のキク科らしい姿の黄色い花を咲かせ、葉は針状に細かくて繊細な形をしています。
#園芸 #花

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