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前回いただいた<えっちゃん>からのおすそ分けは 「わさびの種」 でしたが、今回は新潟県上越市にある<みながわ製菓>の【とうがらしの種】です。
「元祖」と書かれていて詳細は分かりませんが、発売以来26年のロングラン商品のようで、一番最初に唐辛子を使用した「米菓」として製造した会社なのかもしれません。
米どころ新潟の会社ですが、使用されているうるち米は「国産・アメリカ産」の混合です。
薄く切断した生地を煎って香ばしく焼き上げられており、醤油と一味唐辛子での味付けで、ビールのつまみとしておいしくいただきました。
<えっちゃん>の心遣いの 「キリンマークのコップ」 で、まずは一杯喉を潤して、選んだ肴は「小芋の煮付け」です。
<小芋>は綺麗に「六方剥き」の形で整えられ、大鉢一杯の分量は、手間のかかる作業だったと思います。
ちょうど8月下旬から10月にかけてが「石川早生」や「土垂」の品種が旬で、牛肉との炊き合わせでいい味にまとまり、おいしくいただきました。
ブログのネタとしては、来月10月28日(土)の「秋の丑の日」に食べるのがいいのですが、夏の疲れが出るかなという昨今、精付けに「鰻丼」をいただきました。
いつも通り優しく焼かれた「鰻」に、あっさりとした液状のタレを「鰻」とご飯にかけます。
<キュウリ・人参>の漬物と、<いんげん>・<アサリの佃煮>もいつも通りで、安心していただけるお弁当を、「玉吸い」と合わせておいしくいただきました。
「まぐろ」料理に力を入れている<大将>ですので、刺身の 「まぐろブツ刺し」 を定番として、いままで色々と工夫されています。
驚きの 「マグロのテールステーキ」 をはじめ、「マグロの時雨煮」 ・ 「マグロのから揚げ」 ・ 「自家製まぐろのスモーク」 ・ 「ばらチラシ寿し」 ・ 「まぐろのユッケ」 ・ 「トロマグロの山椒煮」 などがありましたが、今宵は 「まぐろのオーロラソース」(300円)です。
「オーロラソース」はフランス料理では<トマトとバター>を用いていますが、日本では一般的に<マヨネーズとトマトケチャップ>を「1:1」の割合で混ぜ合わせます。
ほんのりと甘酸っぱい味が楽しめ、カツ風に揚げられた「まぐろ」と良く合っていて、これはなかなかの一品でした。
東京出身の<大将>らしく、<なめろう>料理がメニューに出ていました。
もともとは、千葉県の房総半島沿岸部の漁師料理として広まった、「たたき」の一種です。
本来は「イワシ」や「アジ」・「サンマ」などの青魚を三枚に下ろし、その上に<味噌・日本酒・ネギ・シソ・ショウガ>などをのせ、それらをまな板の上などで包丁を用いて粘り気がでるまで、材料がよく混ざるように細かく叩いて作ります。
<大将>特製は「ブリ」を使用した「ブリのなめろう」(250円)で、わさび醤油をかけておいしくいただきました。
2008年に50年の歴史に終止符を打たれた<スタンド「ガラゴ」>のお店の跡は、<バー「SAVOY NiNO」>が2008年12月1日にオープンしていましたが、いつのまにか閉店、今回<Curry Kitchen【GASA(ガサ)】>ができているのに気が付き、覗いてきました。
このお店には<たこ焼「たちばな」>の西側の細い路地を入らなければいけませんが、向かいには亡くなられた仕事仲間の <ガンさん> の事務所があり、よく通った路地です。
20種類以上のスパイスを使用したカレールーで、バター・ヘッド・小麦粉などを一切使用せず、野菜と肉・フルーツなどを用いてコクと旨みを出しているとかで、ベースの「薬膳カレー」は(600円)ですが、トッピングがつく「GASAカレー」は(800円)でした。
「フライドチキン」や「チキンカツ」のトッピングは一般的ですので、「魚フライ」を選びました。サフランライスに<玉ねぎ>の酢漬けが添えられています。
食べ始めに「辛さは大丈夫ですか?」とマスターに訊かれましたが、辛党としては特段辛くもなく、コップの水を飲むこともなく「ごちそうさま」をしてきました。
大阪のソウルフードともいえる「紅ショウガの天ぷら」が、今宵の肴です。
大阪の庶民の生活を描いた<織田作之助>の『夫婦善哉』(1940年)の冒頭には、<種吉>が路地の入口で、牛蒡や紅生姜・三つ葉などの天ぷらを揚げている描写が出てきます。
阪神間の居酒屋・立ち呑み屋の定番メニューの肴ですが、「かっぱえびせん」にも近畿6府県限定でしたが、「紅しょうが味」が発売(2012年2月)されていました。
色目の少ない天ぷらやさつま揚げが並ぶなか、赤色が目立つ「紅ショウガて天」は、食欲をそそる一品です。
今宵は 「焼き平天」 (100円)を肴として、瓶ビール(サッポロ:赤星430円)を呑み始めていましたら、厨房内の壁に「大根2個 イカ3個 小芋2個」との指示書が壁に貼られているのに気が付きました。
今月から火曜日と木曜日は<大将>はお休みで、<女将>さんと<あゆちゃん>が、夕方5時の開店からラストまで頑張られています。
メニューを見て「イカ大根」(250円)だろうと考え、さっそく注文です。
間違いなく指示書通りの個数がきれいに盛り付けられていて、「イカ」の味がよくしみ込んだ「大根」と「小芋」、おいしくいただいてきました。
酒の肴は安くて美味しいのが一番ですが、(100円)メニューの一品が多々あるお店は少ないと思います。
今宵は「焼き平天」が(100円)でありましたので、なくなる前に注文です。
写真では分かりずらいのですが、2段重ねに入っていてボリュームも満点でした。
少し醤油を垂らしてみましたが、「焼き平天」の持ち前の味だけで、十分においしくいただけました。
<インスタント麺> をシリーズとして食べ続けていますので、外食で「ラーメン」を食べる機会は少なくなりましたが、久しぶりに【神戸っ子】に顔出しです。
メニューとしては、この「中華そば」(700円)をはじめ、「チャーシューめん」(1000円)・「味玉らぁめん」(700円)・「白らぁめん」(650円)の4種類があり、ランチタイムには「小ライス・餃子(5個)」のセットが(150円)で追加できます。
セットが内容的にお得感十分なのはわかっているのですが、今回は「小ライス」(100円)だけにしました。
相変わらず麺が見えないほど全面に<チャーシュー>と<刻みネギ>が盛られていて、「チャーシューメン」かと思えるほどの見事な光景です。
時代の流れを反映しているのか、昔のようなこってり感のあるスープではなく、やや塩味が強めに感じる味付けで、わたしの好きな【神戸っ子】の味が変わっていました。
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