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ふと見上げた吹き抜けの空間。
向かい同士の手すりをつなげるように、水色のリボンが渡されています。
ひらひらとした生地でしょうから、どうやって向かい側に渡せたのか、しばし考え込んでしまいました。
何か棒のようなものを先端に付けて、向こう側に渡したのかもしれませんが、それにしても5メートルほどの距離もありますし、はて?
見上げながら考えていたら、首が痛くなってしまいました。
幾度となく利用している阪神三宮駅。
まったく気がつかなかったのですが、ホームの柱に非常出口への案内板が貼ってありました。
なんと床面から30センチの場所で、普通に歩いていては気がつかない高さです。
目線のいい高さの所にはすべて広告が並んでいます。
こんな場所に貼っていて効果があるのか、改めて疑問に思いました。
現在の阪神三宮駅は地下街の「サンチカ」につながる西出口1ヵ所だけしかありませんので、乗客は知らずともそちらに向かいます。
奈良なんば線も開通して、乗降客数も増えるとのことで、2007年10月から東側の出口を作るべく工事が進められていますが、完成は2012年年度末と聞いています。
完成までに大きな事故がなければと、按ずるしかありません。
あ~あ、本拠地の甲子園球場での巨人3連戦、2敗1分けで勝つこともなく終わってしまい、この敗北で、リーグでの自力優勝はなくなりました。
せめて真弓監督の誕生日の7月12日の試合は勝利して、盛り上げなあかんやろ。
明日からまた甲子園球場で、「中日ドラゴンズ」との3連戦です。そのあとは再び巨人3連戦。
根性入れ直して、頑張れ「阪神タイガース」!! 街を走るファンの愛車も、泣いとるぞ!!
ここは三宮の南側にあります神戸国際会館の所です。
この階段をおりますと、「サンチカ」という、地下街の商店街につながるのですが、こう暑くてジトジトした天気の日には、さすがに誰も座ってはいませんでした。
いつもなら、真ん中のベンチ部分にアベックなどが座って話し込んでいるのですが、ものの見事に誰もいないのに驚きました。
夏の間だけは、さすがに日のあたる所は避けられるようですね。
連日熱帯夜が続き、ジトジトする時期には、ガツンとしたラーメンが食べたくなります。
神戸のラーメンといえば、「第一旭」「もっこす」「ラーメン太郎」が御三家でしょうか。
私好みでは、「もっこす」が好きなのですが、昔に比べてガツンさがなくなりました。客側の好みに合わせてなのか、ギトギトギラギラのスープが単純な味になってしまっています。
某中華料理店のテーブルには、調味料が置いてありません。この店の味はこれなんだいう店主の意気込みが感じられ、好感が持てます。
ラーメン専門店として、「これがうちの味だ」との方針がいいのか、客の好みに合わせて、「スープ、油抜き」「麺、硬め」「チャシュウ、赤身」「ネギ抜き」等、客側のそれぞれの注文を聞くのがいいのか、さてお店の対応としてはどちらが好ましいのでしょうか。
中華料理店のラーメンに、注文を付けている客を見たことがありません。
客側の勝手な注文がいいのかどうか、複雑な気持ちです。
とある住宅の郵便ポストに、「ご苦労様です」と書かれたプレートが貼られていました。
あまり見かけないプレートだと思いながら、小さな心遣いに感心したのですが、配達する方もいつも同じ言葉ではあまり嬉しくないかもしれません。
手間でしょうが、「雨の中ありがとう」とか「暑いですね」など、手書きで表示が変わればいいのになぁ〜と思いながら通り過ぎました。
神戸ハーバーランドの総合インフォメーションセンターに、無料貸出しの車いすがありますが、使われることなくいつも置かれたままです。
神戸市内に5か所、貸出しの窓口があり、借りた場所以外の窓口でも返却は可能とのことですが、市内でこの車いすを見かけたことはありません。
本来車いすの方は、自分専用のモノがあるでしょうから、ここで借りる方の対象者の姿が見えてきません。
歩く事に支障がある人が対象なら、最寄駅からも距離のある設置場所まで歩かせるというのも、疑問です。
置いてあるというだけのサービスで、ユニバーサル都市宣言などしてほしくないと、この車いすを眺めるたびに感じています。
街中を歩いていますと、多くの無料情報誌があることに驚かされます。
駅などのラックには、サービスクーポン付きのグルメ紙や、流行スポットの紹介紙などがあふれていて、改めて情報量の多さにあきれてしまいます。
今回、創刊準備号と銘打った『神戸美少女図鑑』というA5版の冊子が目につきました。この10月からの発刊のようです。
・・・美少女図鑑とは「地方都市に美少女を増やそう」という宣言のもとに創られる、その街のリアルな写真集です・・・、と巻頭に書かれているのですが、神戸も地方都市なのかとしばし思案。
内容はその地元の女の子の写真集のようですが、モデルさんをカットした美容院や着ている洋服を販売しているブティックの宣伝冊子のようです。
新潟を皮切りに全国30都市で無料配布されているようですので、興味を持たれた方は、また探されたらと思います。
新開地のはずれにあり、昔よく通ってました、ごはんや【かねまさ】が閉店しておりました。
朝早くから、お酒やビールも飲める便利な大衆食堂でした。
店舗を改装するまでは、よく食べに行きました。
改装費用の回収も大事でしょうが、価格が値上がりしてからは、さすがに足が遠のきました。
2,3品のおかずを選んで千円を超えるようでは、お店の立地条件からして、客が来なくなるのは目に見えていました。
何品かのお皿をパット見て、「「920円」とか「1030円」とか瞬時に計算する離れ技の看板おネイサンがいたのが、懐かしく思い出されます。
息子さんが後を継がれていたはずですが、ここにも経済不況の影響が出ているんでしょうか、大衆食堂が無くなるのは残念なことです。
一日が暮れた後、賑やかに呑みたい気分のときには、酒呑み仲間が誰かいるだろうというあのお店、一人静かに考え込むにはこのお店と、使い分けながら呑んでいます。
一人静かに呑みたい時に訪れるこのお店、いつも角のカウンターが私の定位置です。
黙って周りの客の会話を耳にしながら、静かにコップを傾けているのが似合う居酒屋さん。
お客として呑んでいても、カウンター中のおネイサン方も余分な愛想をしない雰囲気が、気に入っています。
今回も、女将さんからメロンの差し入れを頂きました。
こんな時、お皿を置かれる女将さんも無言ですが、「ありがとう」の言葉に、笑顔だけが帰ってきます。
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