『オリエント急行殺人事件』@BS日テレ
Feb
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<アガサ・クリスティ>の名作推理小説『オリエント急行の殺人』を、<アルバート・フィニー>が「エルキュール・ポアロ」に扮し、オールスターキャストで映画化しています。
1935年。イスタンブールからパリ経由でカレーに向かう大陸横断国際列車オリエント急行には様々な乗客が乗っており、その中には名探偵「エルキュール・ポワロ」の姿もありました。二日目の深夜、雪で線路が埋まってしまい列車が立往生している中、「ポワロ」の隣の客室にいたアメリカ人富豪「ラチェット」が身体中を刃物で刺されて死んでいるのが発見されます。
鉄道会社からの依頼で事件の究明に乗り出した「ポワロ」は、一等寝台の車掌と十二人の乗客たちの尋問を始めていきますが、やがて殺された「ラチェット」と5年前にアメリカで起こったある事件とのつながりが見え始め、意外な真相が明るみになります。
監督は<シドニー・ルメット>が務め、第47回アカデミー賞では、中年のスウェーデン人宣教師「グレタ・オルソン」を演じた<イングリッド・バーグマン>が助演女優賞を受賞したほか、主演男優賞・脚色賞など6部門にノミネートされた作品です。