- Hashtag "#園芸" returned 1916 results.
本日は、「太陽王」と呼ばれたブルボン朝第3代のフランス国王<ルイ14世>のお誕生日です。(1638年9月5日~1715年9月1日)
フランスにおいて「絶対君主制」を確立、ヴェルサイユ宮殿を建設したことぐらいしか思い出しませんが、ハイヒールやカツラを流行させた張本人としても有名です。
父の死後、幼くして国王に即位した72年の在位期間は国家元首として最長で、ギネス世界記録として認定されています。
この「太陽王」を称えた<バラ>の【ルイ14世】は、フランスの<Guillot>が1859年に作出した品種です。
深みのある黒赤色の花弁と、中心部の黄金色の蕊とのコントラストが印象的で、最初は写真のように「カップ咲き」ですが、すぐに花弁が反り返り「ロゼット咲き」の花姿になります。
花径は6センチ程度の中輪で、弁数は15~20枚、強香性があります。
夜が長くなると花芽をつける短日植物の【コスモス】ですが、はや咲き始めていました。
秋の季語でもあり和名では「アキザクラ(秋桜)」、別名「オオハルシャギク(大春車菊)」です。
キク科コスモス属に分類され、原産地はメキシコの高原地帯、属としては約30種ほどが一年草・多年草として分布しています。
日本で園芸用に栽培されているのは主に一年草の【コスモス】と 「キバナコスモス」 の2種類で、 「チョコレートコスモス」 は宿根草の多年草です。
花径は6~10センチと大きく、舌状花は8枚程度で先端が裂け、筒状花は黄色です。
花の色は桃色系が多く、園芸品種としては白色・赤色・黄色・橙色等があり、バイカラーや八重咲きの品種もできています。
とある住宅のプランターに、【キンシミズヒキ(金水引)】を見つけました。
自然界では、絶滅危惧種とまではいきませんが、自生している姿を見ることがありません。
バラ科キンシミズヒキ属で、日本から朝鮮半島~中国にかけて分布、林の縁や山道沿いに生育しています。
茎の上部は枝分かれして、花柄が2ミリほどの総状花序をつけ、花径は7~10ミリの黄色の5弁花、雄しべは12本あり花期は7~10月頃です。
実は三角形の棘状で、いわゆる「ひっつき虫」と呼ばれる形状で服などに取り付きます。
よく似た名称の 「ミズヒキ」 は、タデ科イヌタデ属の植物で、まったく別の種類です。
細長い葉が湾曲しながら下向きに伸びる葉が、特徴的な【ノシラン(熨斗蘭)】を見かけました。
ナギイカダ(ユリ)科ジャノヒゲ属の常緑多年草で、日本・韓国に分布しています。
ちなみによく似た名称に 「ヤブラン(藪蘭)」 がありますが、こちらはクサスギカズラ(ユリ)科ヤブラン属で、まったく種類は違います。
夏から秋にかけて葉の間から上向きに花茎を伸ばし、その先端に白い花を穂状に咲かせ、ひも状の花姿が進物や縁起物に添える「熨斗(のし)」に似ているのが和名の由来です。
秋から冬にかけて実(タネ)がなり、最初は緑色ですが順次青色 → 紺色と徐々に変化するさまが、これまたきれいです。
地下街「デュオ神戸」の広場から、JR神戸駅に上る長いエスカレーターがあります。
エスカレーターに乗り、すぐに左側の植え込みに二段咲きの<ハイビスカス>を見つけましたので、また長い階段を下りて写真を撮りました。
雄しべが花弁のように変化して、まるで花弁が二重に咲いている様は、二段咲きの名称通り優雅な花姿で、赤色は「レッドフラミンゴ」、黄色は「イエローフラミンゴ」と呼ばれています。
昨日紹介しました 「アイスピンク」 と同様に<コーラルタイプ>に属し、細長い枝先に、柳のように枝垂れて花を咲かせます。
暑さに強く、春から秋までの長期間、次々と花を咲かせ目を楽しませてくれます。
花弁の模様が鮮やかな、<ハイビスカス>の品種【アイスピンク】です。
<一日花>として短命ですが、<ハイビスカス>は大きく分けて、「オールドタイプ」・「ハワイアンタイプ」、そしてこの【アイスピンク】などの「コーラルタイプ」の3つに分けられています。
この「コーラルタイプ」は「フウリンブッソウゲ」を元に交配された品種で、柳のように枝が垂れて、小さな花をたくさん咲かせます。
花は花弁の縁に切れ込みが入り、フリルのような咲き方をするものが多く見受けられます。
花色は主に赤系統が多くみられ、花小さくギザギザが発達している品種が多い系統です。
当初は葉長5センチ程度で安定したいましたが、現在は大きくなり、黄色の矢印の葉で、長さ15センチ程度に育っています。
今月は赤丸の葉が芽を出し、伸びてきていますが、約3.5センチばかりの葉長です。
葉も大きく成長してきていますので全体を写すために、今回の撮影は、家の前の路上にて撮りました。
ただいま本日、現在赤丸の葉を含めて8枚が成長中ですが、次回の報告では、赤丸の葉が大きく成長していることを期待しています。
葉は通常の「ミミカキグサ」にくらべて大きくてヘラ状の形をしており、草丈は最大30センチほどに育ちます。
タヌキモ科タヌキモ属の多年草で、ブラジルが原産地の食虫植物です。
「ハエトリグサ」 や 「ネペンテス」 ・ 「サラセニア」 などのように地表部の葉に捕虫機能を持たず、地下茎に土中のセンチュウやプランクトンを吸い込む<捕虫嚢>を持っています。
本来、ギアナ高地の人が容易に踏み込むことができない崖の上などに自生していますが、花がきれいですので観賞植物としても人気があります。
鮮やかな赤色の花がよく目立つ【センノウ(仙翁)】が、植木鉢に咲き誇っていました。
ナデシコ科センノウ属の多年草で、原産地は中国です。
日本には鎌倉時代末期から室町時代の初期にかけて渡来したとされ、江戸時代には「いろは・・・」で始まる品種(48種か?)が栽培されていたようですが、途絶えた品種も数多くあるようです。
花茎の先端にまとまって咲き、花弁の先端は細かく切れ込んでいます。
鮮やかな赤色の花弁は5枚、花径は4センチ程度、開花時期は6月~8月頃です。
和名の「仙翁(センノウ)」は、京都・嵯峨にあった<仙翁寺>にて栽培されていたのに由来しています。
葉のV字型の赤紅色の模様が特徴的な 「ヒメツルソバ」 が密集している植え込みの中から、桃色の【サフランモドキ】と思える花が咲いていました。
ヒガンバナ科タマスダレ(ゼフィランサス)属の【サフランモドキ】は、花弁が6枚ですが、写真の花は8枚ありました。
草丈25センチ程度で細い茎、葉の線形の形、花径6センチの花姿はまさしく【サフランモドキ】なのですが、花弁の形に合わせてか中心部にある柱頭は3つではなく4つに分かれ、雄しべの数も6本から8本になっています。
突然変異での花姿なのか、別種なのかわからず、何とも悩ましい花との遭遇です。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account