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月末ごとに報告しています【ノキシノブ(軒忍)】の成長観察記録も、11回目になりました。
当初1センチばかりの小さな「葉」が2枚でしたが、葉先で分かれる変形な葉なども出現、先月は一枚枯れてしまい、枚数としては現在6枚が頑張ってくれています。
今月は<赤矢印>の葉が大きく成長、それでも50ミリほどの長さしかありません。
来月で観察を始めて一年になりますが、思い通りのふさふさとした姿までには遠い道のりのようですが、本来の<着生植物>の環境ではありませんので、枯れないだけでも喜ばないといけないのかもしれません。
< もみじ葉ゼラニューム >
< 班入り葉のゼラニューム >
多彩な色とブロッチ模様で目を楽しませてくれる、フウロウソウ科ペラルゴニウム(テンジクアオイ)属の 【ゼラニューム】 ですが、花以上に「葉」も特徴的な植物です。
<モミジ葉ゼラニューム>は、南アフリカ原産として、別名「バンクーバー」と呼ばれ、葉に赤や黄・緑の縁取りが入り、その名の通りに<モミジ>のような葉の形をしています。
写真の中心から花茎が伸びていますが、花は普通の大きさよりも花弁が細く貧相な赤色の花を咲かせます。
日本では、江戸時代末期にゼラニューム系の<ゾレーナ種>が渡来しています。
<ゾナーレ種>は葉に斑入り模様が入る美しいモノが多く、大正時代末から昭和にかけて品種改良が盛んになりました。
現在では多くの品種が失われてきていますが、約100種ほどが保護され育成されています。
赤紫色の花を咲かせる【トリフォリウム】ですが、園芸や生花店業界では「ルペンス」の名称で流通しているかもしれません。
マメ科トリフォリウム(シャジクソウ)属の草本で、属名は小葉が3枚であることから、ラテン語の
「tresu」=(三) と 「fulium」=(葉) より名付けられています。
帰化植物の 「シロツメクサ」 や 「アカツメクサ」 などのクローバーと呼ばれる仲間で、全世界で約300種ほどが知られており、日本では「シャジクソウ」一種が自生しています。
個々の花が小さく、1枝または1本の茎にたくさんの花をつける<フィラーフラワー>の特徴を持つ【シキミア・レッド】です。
赤紅色の実のように見えているのが蕾で、マッチ棒かマチ針のような細長い形状で、秋から初春まで長い期間この状態のままです。
小さな白色の5弁花を咲かせ、ミカン科シキミア属の花として甘い香りを漂わせます。
蕾の色が緑色の「シキミア・グリーン」もあり、咲かせる花の色は同じく白色です。
日本の山に自生している「ミヤマシキミ」がヨーロッパにもたらされ、品種改良されたものが「シキミア」の名前で流通しているようです。
本来なら6月頃から晩夏にかけて開花する 【キダチチョウセンアサガオ】 だとおもいますが、12月を目の前にして<蕾>ができていました。
ナス科キダチショウセンアサガオ属の種で、原産地は熱帯アメリカ地域ですので、寒さには弱いとおもうのですが、今年の猛暑の影響が出ているのでしょうか、気になる<蕾>です。
このお宅の【キダチチョウセンアサガオ】、背丈は1.5メートルぐらいあり、白色の花です。
この先気温が下がってゆく日々が続くとおもいますが、さて無事に開花まで至るのか、今後の成長を見届けたいと考えています。
クリスまであと1ヶ月ほどですが、赤い色の<ポインセチア>が街中で目立つようになってきました。
トウダイグサ科トウダイグサ属の常緑低木で、<ポインセチア>の花は<杯状花序>で目立たず、その下に付く<苞葉>が赤く染まり、鑑賞の対象とされています。
<ポインセチア>はメキシコを原産地として分布、アメリカ合衆国の初代メキシコ公使の<J・R・ポインセット>が1825年に発見、アメリカに導入したことにより名称がつけられています。
バイオ技術の発達で、<サントリーフラワーズ>が、「プリンセチア」と言う名称で 「桃色」 の<ポインセチア>を売り出していますが、「紫色」と「金色」の苞葉を見つけ、これまた驚きの色彩です。
< お誕生日のbirdyさんへ >
本日は、19世紀のフランスの画家<アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック>のお誕生日です。(1864年11月24日~1901年9月9日)
一般的に<ロートレック>と日本では呼ばれていますが、正式には<トゥールーズ=ロートレック>でひとつの姓で、品種の名称もその通りになっています。
彼自身が身体障害者と言うこともあり、娼婦や踊り子など夜の世界の女性たちに共感を持ち、パリの<ムーラン・ルージュ>をはじめ多くの酒場などに入り浸り、彼女たちの世界を描いています。
商業「ポスター」を、芸術の域にまで高めた功績は、美術史上において称賛されるべき業績です。
本種はフランスのメイアン社が1993年に作出した<バラ>で、黄色い花姿は花径8センチの中輪で、華芳しい香りがあります。
1993年、イタリア・モンツァ国際コンクールで銀賞、また芳香賞を受賞しています。
長楕円形の長さ40センチほどの葉ですが、葉の表面に白い縦縞模様が入る、【カラテア・オルナータ】の園芸品種です。
クズウコン科カラテア属の常緑性多年草で、中南米の熱帯地域が原産地です。
カラテア属としては、同じような葉の模様を持ち仲間が約100種ほど自生しており、濃い緑色の葉に様々な白色の線状の模様を見せてくれます。
和名としては、「ベニスジヒメバショウ(紅筋姫芭蕉)」といい、白線がわずかながら赤紅色を呈していますが、あまり流通していないのか見かける機会はあまりありません。
以前にも、不思議なことに 「パセリ」 が繁殖していた兵庫税務署の玄関脇の植え込みですが、今回は【ヤエチョウセンアサガオ】の紫色の花が咲いていました。
ナス科チョウセンアサガオ属の草本として、中近東地域が原産、属には世界中で約50種ほどが分類されています。
本種はそのなかの一種で、花弁の内側が白色、外側が紫色をしており、「八重」と言ってもラッパ状の花弁が二段重ねとなっている面白い花姿を見せてくれます。
秋の10月頃に開花、黄色の品種もありますが、結実する実は一般の「チョウセンアサガオ」のような <棘> がありません。
<ど根性な植物>(19)として、道路脇の側溝に咲いている白色の 【フヨウ】 の花を、2ヶ月ほど前に紹介しましたが、その花が無事に実のっていました。
花は花径10センチと大輪ですが、花後に実のる<蒴果>は、直径3センチばかりの球形をしています。
熟すと5裂し、3ミリほどの腎形をした長い毛で覆われた黒い種子がたくさん詰まっており、風に飛ばされやすい形状をしています。
枯れた後のこの<蒴果>の姿も風情があるのか、「枯れ芙蓉」と称され、鑑賞の対象にもなっています。
種子が飛び出し<殻>だけの状態を「枯芙蓉」といい、冬の季語でもありますが、花だけではなく<殻>を見て「ワビ・サビ」を感じる先人の感性には感服してしまいます。
< 枯芙蓉 眺めて一献 熱き酒 > (安庵)
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