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花色は淡紅紫色をしていますが、蕾は緑色をしており、房状集散花序的に群がって付く形状は「ブロッコリー」を連想させます。
ベンケイソウ科ベンケイ属で中国原産、冬の間は枯れる宿根草です。
日本には解熱・解毒の薬草として古に渡来していますが、栽培していたモノが野草化し、帰化植物として定着しました。
葉は楕円形、茎の下部の葉は葉柄があり、淡緑色で葉の縁には鈍い鋸歯になっています。
茎葉が多肉質で、切って捨ててもかれないということから、古くは<伊岐久佐(いきくさ)>と呼ばれていましたが、その後、武蔵坊弁慶の強さにあやかり「ベンケイソウ」と名がつけられています。
クリスマスが近づいてきましたが、商店の店先や花屋さんなどに、赤色の<ポインセチア>が目立つようになりました。
最近ではバイオテクノロジーの技術で、「紫色」や「金色」 ・ 「桃色」や「白色」 など、多彩な<苞葉>の色が生み出され、また<苞葉>の縁がフリル状の 「カルーセル・ダークレッド」 まであります。
今回も遠目では一般的な赤色の<苞葉>でしたが、近付いて観察してみますと、なんと白い「斑入り」でした。
鮮やかな赤色にぼかしたような白色の斑入り模様、品種名は【アイスパンチ】といいます。
本来は、海岸の磯(岩場や崖)などに生え、磯の<キク>と言うことで【イソギク(磯菊)】です。
キク科キク属の多年草で、伊豆半島や房総半島の海岸に自生し、群生している日本原産種です。
葉は楕円形から倒楕円形で大きく丸い鋸葉があり厚く、表は濃い緑色ですが裏側は白い毛が密生しています。その白い毛が葉の縁から飛び出し、さも葉の縁が白色のように見えています。
花期は10~12月、10ミリ弱の多数の頭花を散房状に付け、花は<筒状花>だけで<舌状花>はありません。
一見、波打つ葉の形状から「タニワタリ」かなと見間違えそうですが、それもそのはず「シマオオタニワタリ」の園芸品種の【アビス】でした。
チャセンシダ科アスプレニウム属の常緑の多年草シダで、原産地としては小笠原諸島・沖縄・台湾・ポリネシアなどに約650種が分布しており、日本では「カミガモシダ」をはじめ、約30種が自生しています。
その中でも、この【アビス】と、「マザーファン」の通称で知られている「アスプレニウム・ダウキフォリウム」が、人気品種です。
樹上や岩場などに着生して育ち、長さ40~100センチぐらいに成長します。
葉の裏側にはシダですので、胞子のうが細長く葉脈に沿ってきれいに並んでいる模様が特徴的です。
葉が生える地際に、【オモト(万年青)】の赤色の実が熟していました。
【オモト】の場合、自家交配した親から採集した種子を蒔いても先祖帰り、もしくは原種戻りの現象が起きますので、種子を蒔くことはほとんど行われません。
ユリ科オモト属の常緑多年草で、原産は中国とも日本とも言われ、学名的には「Rohdea japonica」となっていますが、英名では「チャイニーズ・リリー」です。
5~6月頃に白い小花を咲かせ、冬に赤色の実を熟します。
【オモト】は<蝸牛媒花>といって、「カタツムリ」や「ナメクジ」が受粉に貢献している植物です。
名称の【トックリラン(徳利蘭)】と聞けばお酒でも出てくるのかと間違えそうですが、株元の形がトックリ状に膨らんだ姿に由来しています。
「ラン(蘭)」と名が付いていますがラン科ではなく、クサスギカズラ(リュウゼツラン)科トックリラン属の常緑高木で、原産地のメキシコでは10メートルほどに成長しますが、鉢植えでは2メートルほどにしかなりません。
頂点から濃い緑色の細長い葉を多数伸ばして垂れ下がり、その姿から英名では「ポニーテール・パーム」と呼ばれています。
茎の頂点から花茎を出して白い小さな花を咲かせるようですが、花は数十年に一度しか咲かないといわれており、はっきりとした周期は確認できていません。
【シュウメイギク(秋明菊)】といえば、花弁(蕚)数の少ない 白色の花姿 を思い浮かべますが、これは品種改良されたモノで、本来の色は写真のような赤紫色で、細長い花弁(蕚)が20数枚ある花姿です。
花弁状に見えるのが(蕚)で、本物の花弁は退化してありません。
原産地は中国、古い時代に渡来した帰化植物で、京都市左京区の貴船地区に多く見られることにより、別名「キブネギク(貴船菊)」とも呼ばれてきました。
「キク」と名が付いていますが、キク科ではなくキンポウゲ科イチリンソ属に分類され、 「アネモネ」 の仲間になります。
花瓶に生けるときなど、いつまでも葉が生き生きと長持ちしますので「葉物」としてよく使われている<ピットスポラム>です。
トベラ科トベラ属の樹高2~5メートルになる常緑樹で、属名はギリシア語の「べたべたしたタネ」に由来しています。
花は黒紫色の5弁花を咲かせ、熟すと黄褐色の殻の中に2個の黒い種子を作り、殻の内部は朱色で鮮やかな実の姿を見せてくれます。
小鳥が実をついばみますと、 「トベラ属」 特有の粘着状液で嘴や羽に付着し、遠くに運ばれ分布を広げます。
ニュージーランド北東部にあるタウランガあたりが原産地で、葉の色艶など種類も多く、葉の色合いから「タスマンラッフルズ」か「フェイスタ」だと見ているのですが、品種名までは同定できません。
キク科の植物のとして、1300属21000種もあり、日本でも350種ほどが自生していますので、とても覚えきれるものではありません。
日本では、鑑賞用に発達した品種を「和菊」、西ヨーロッパに育生された品種を「洋菊」と大きく分けています。
種類としては、輪菊・スプレーマム・小菊・ポットマムなどがあり、花型としては、スパイダー・ 風車(スプーン) ・ ポンポン などに分けられ、また大きさでは、大輪・中輪などと分類されていますが、これまたとても覚えきれるものではないようです。
写真の【オベラノヴァ】は、花びら(舌状花)がたくさん集まってひとつの花の形になる<マスフラワー>に分類されています。
この時期 「ポインセチア」 と並び、 鉢物として人気があるのが<シクラメン>です。
サクラソウ科シクラメン属の多年草で、地中海沿岸のトルコからイスラエルにかけてが原産地で、数十種の原種が自生しています。
日本には、明治時代に導入されましたが、高温多湿の環境が合わず、品種改良が進みました。
赤色系を主体に黄色の花弁もあり、また二色や八重咲き、写真のように縁が細かく波打つフリンジ咲きなどが栽培されています。
名称はギリシア語の「キクロス(らせん・円)」で、花が受粉しますと花茎がくるくるとらせん状の巻く姿に由来しています。
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